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【ヴェゼルやヤリスクロスのライバルになる!?】オペルの新型SUV モッカとは?

2006年まで日本市場でも販売されていたドイツの自動車ブランド、オペルが久しぶりに再上陸する予定です。まず日本に導入されるのは、モッカ、コルサ、グランドランドの3車種。中でも「モッカ」は日本でも人気のコンパクトSUVカテゴリーに属するモデルで、激戦区と呼ばれる市場に刺激を与える一台となりそうです。そこで今回は、モッカの特徴やスペックについて解説していきます。

更新日2021/08/30

街で目を引くツートーンがスタイリッシュなエクステリア

オペル モッカ 2021

今回導入されるモッカはヨーロッパでは2代目で、2020年に登場しました。初代はGM時代に開発されたものでしたが、2代目はグループPSAがオペルを買収した後のモデルですから、プラットフォームやメカニズムはプジョーやシトロエンの車種で使われているものをベースにしています。

新しいエクステリア(外装)デザインは、BOLD&PUREというコンセプトを採用。力強くワイドなフロントグリルに、ヘッドライト、鋭い表情を作り出すデイタイムランニングライト、オペルのエンブレムなどがシームレスに組み込まれ、都会的で洗練された表情を作り出しています。

リアはスポーティなルーフスポイラーや力強いバンパー、高めに配置されたスタイリッシュなコンビネーションランプで力強さとモダンな雰囲気があり、エッジの効いたプレスラインも都会的なエッセンスを感じさせます。

ボンネットやルーフはブラックカラー、下部は各色を選べるツートーンボディカラーを採用。ボンネットからサイドウインドウ上部、リアにかけて配置されるモールはボディカラーとの組み合わせによってシルバーやレッドでアクセントをつけ、個性を際立たせています。コンパクトなサイズながら、都市部で乗っても結構目立ちそうですね。

ボディサイズは全長4,151mm×全幅1,790mm×全高1,523mm(欧州仕様値)で、国産コンパクトSUVのC-HRやヴェゼルよりも少し小さくなります。輸入車ではありますが、狭い道路や駐車場でも扱いやすそうな大きさです。

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スポーティで先進的なコックピットと遊び心のあるインテリア

オペル モッカ 2021

インテリア(内装)で目を引くのは、フルデジタル液晶メーターとインフォテインメントシステムを表示させるセンターディスプレイが一体化したような先進的なコックピットです。最近のモデルとしては決して目新しいタイプではないかもしれませんが、これらのパネルがドライバーに向けて角度を付けられ、スポーティで機能的な印象を強めています。

パネルを囲むトリムはインテリアのアクセントカラーにもなっており、機能性の中にも遊び心が感じられる仕上げです。シートのデザインもサイドサポートが高めのスポーティな仕様で、こちらにもアクセントカラーが配置されています(グレード・仕様によって異なります)。

また荷室容量ですが、こちらは標準時で350L、後席シートを倒すと最大1105Lを確保しています(欧州仕様値)。ライバルと比べて特別広くはありませんが、コンパクトSUVクラスの標準的な大きさはあると言えるでしょう。

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キビキビとした走りが楽しめそうなパワートレイン

オペル モッカ 2021

欧州仕様のモッカには、出力の異なる2種類の1.2L 直3ガソリンターボ、1.5L 直4ディーゼルターボ、そしてEVのモッカ-eといったラインアップがありますが、このうち日本には高出力の1.2Lガソリンターボ+8速ATのパワートレインが導入される見込みです。

欧州仕様のデータによるとこのエンジンの最高出力は96kW(130PS)/5,500rpm、最大トルクは230Nm(23.5kgm)/1,750rpmというスペックです。同じ1.2Lガソリンターボを搭載するC-HRよりもパワフルで、1.5Lエンジンを搭載するヴェゼルと同等の出力、そして最大トルクではこれらを上回るスペックとなっています。

単純に数値だけで比較することはできませんが、キビキビとした走りが楽しめそうなパワートレインが用意されていることが分かります。

 

一通りの先進安全運転支援機能は揃っている

オペル モッカ 2021

モッカには先進安全運転支援機能として、歩行者対応の衝突被害軽減ブレーキ、緊急ブレーキアシスト、レーンキープアシスト、アダプティブ・クルーズ・コントロール、ブラインドスポットモニター、フロント/リアパーキングセンサー、リアビューカメラ、アドバンスド・パーク・アシスト、ドライバーモニタリングシステム、ヒルスタートアシストなどが用意されています(欧州仕様・グレード別設定)。

他のライバルと比較しても不満のない、充実した先進安全装備が搭載され、シティユースでも満足のいくものとなるでしょう。

 

久しぶりに再上陸となるオペルブランドのモデル。現在のステランティス体制の下、ドイツらしい合理的で機能的なデザインを、最新のメカニズムで楽しむことができそうです。同じプラットフォームながらプジョーやシトロエンとはまた違ったセンスで、そして同じドイツでもフォルクスワーゲンとはまた違った個性で日本の人気カテゴリーに導入されるモッカ。市場の活性化にどこまで貢献できるか、登場が楽しみです。

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文・SUV FREAKS編集部

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