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【12月16日販売開始】三菱 新型(3代目)アウトランダーPHEVの進化点をチェック
2021年10月26日(火)、三菱自動車工業株式会社から新型アウトランダーPHEVがリリースされました。販売開始日は12月16日(木)で、現在は先行予約が始まっています。販売開始前に新型アウトランダーPHEVの詳細をチェックしていきましょう。
更新日2021/12/03新型アウトランダーPHEVの進化点は？
新型アウトランダーPHEVの主な進化点をまとめると「PHEVシステム・4WDシステムの強化」、「安全装備の強化」、「デザインの変更」の3つです。特に、走行性能を中心に商品力が高められています。
また、先代では用意されていたガソリンモデルが廃止となりました。これは、先代ではガソリンモデルよりもPHEVモデルの人気が高かったためです。逆にガソリンモデルにしかなかった7人乗り仕様がPHEVモデルにも用意され、より幅広いニーズに応えられる一台となっています。
では、それぞれの進化点を深掘りしていきましょう。
新型アウトランダーPHEVの進化点を深掘り
バッテリーの容量アップ EV走行距離の延長
PHEVシステムは、コンポーネントの刷新によって「EV走行の航続距離の延長」、「EVらしい加速感の向上」が図られました。
駆動用バッテリーは先代の300V／13.8kWhから350V／20kWhに大容量化。これにより、EV走行換算距離(等価EVレンジ)もWLTCモードで57.6km(先代)から87km(Mグレード)まで延長しました。
これならエアコンも気兼ねなく使えますし、充電回数も減らせます。また、主に家で充電する場合は、ほとんどガソリンスタンドを利用しなくても十分使用できそうです。
前後モーター／駆動用バッテリーの出力も約40%アップ
さらに、フロントとリアのモーター、駆動用バッテリーの出力を約40%も向上させています。極力エンジンを使用せずに走ることができ、力強く軽快なモーター走行を楽しむことができます。
ワンペダル走行も可能
また、アクセルペダルだけの操作で加減速が可能なイノベーティブペダル オペレーションモードを新設定。日産 キックスのe-POWERのようなワンペダル走行も可能です。
これによりハンドル操作に集中でき、ペダルの踏み替えも減るので、より安全にドライブが楽しめます。特にこれからの季節、雪道なども走る機会が増えるので、頼もしいですね。
4WDシステム S-AWCも改良
三菱が誇る4WDシステムの進化も見逃せません。
新型アウトランダーPHEVでは、前後にモーターを搭載するツインモーター4WD・S-AWCの後輪側に、ブレーキAYC機能を追加。これによって、前後輪の駆動力を最適配分しながら左右輪のブレーキ制御によるトルクベクタリングも前後輪で行うことが可能になり、さらに走行性能が高められています。
走行モードが4種類から7種類に
さらに、走行モードも先代モデルのノーマルモード、スノーモード、ロックモード、スポーツモードの4種類から7種類に増加。
新型はノーマルモード、エコモード、パワーモード、ターマックモード、グラベルモード、スノーモード、マッドモードを用意しています。ちなみにターマックは舗装路、グラベルは砂利道などの未舗装路のことを指します。
最低地上高も195mm〜200mmとしっかり確保していますから、あらゆる路面で走れること間違いなしです。
三菱 アウトランダーPHEVをキャンプにおすすめする3つの理由
三菱の先進安全装備であるe-Assistを全車標準装備
安全装備には、三菱の先進安全装備であるe-Assist(イーアシスト)を全車標準装備。以下の機能が搭載されています。
・衝突被害軽減ブレーキシステム[FCM] (歩行者･自転車運転者検知付)
・踏み間違い衝突防止アシスト［EAPM］
・車線逸脱警報システム［LDW]&車線逸脱防止支援機能［LDP］
・ふらつき警報［DAA］
・前方衝突予測警報［PFCW］
・標識認識システム［TSR］
・後側方衝突被害防止支援システム［ABSA］
・後側方車両検知警報システム(レーンチェンジアシスト機能付)［BSW/LCA］
・後退時車両検知警報システム［RCTA］
高速道路での疲労を軽減 MI-PILOTを搭載
また、日産のプロパイロットと同一の機能を持つMI-PILOT(ミーパイロット)を搭載。レーダークルーズコントロール(ACC)と車線維持支援機能(LKA)を統合した機能となっています。
高速道路では自動で車間距離と車線中央を維持して走行してくれるだけでなく、速度標識を認識し設定速度を自動で切り替えてくれたり、ナビの地図情報を用いることで適切な車速に調整したり、停車後30秒以内の自動発進をしてくれるなど、高速道路での疲労を軽減してくれます。
もちろんデザインもブラッシュアップ
デザインもブラッシュアップ。元々のデザインをベースに、新コンセプト「BOLD STRIDE(ボールド・ストライド)を採用し、SUVらしい堂々とした存在感を強調したデザインとなっています。
エクステリア(外装)は三菱に共通するデザインコンセプト、ダイナミックシールドを改良したフロントマスクを採用。20インチの大径ホイールと合わせることで力強さを強調しています。
ボディカラーには、ホワイトダイヤモンド、レッドダイヤモンド、このモデルで新設定されるブラックダイヤモンドの3種類を含む全10色を設定しています。
インテリア(内装)は、車両の傾きが感じやすい水平基調のデザイン。また三菱タッチという考えを取り入れており、モニターやメーターは視認性の高さを、セレクター、ダイヤル、スイッチ類は操作性の節度感にこだわられており、視覚と触覚との両方で上質感を高めています。
新型アウトランダーPHEVは新技術を採用することで魅力がぐっと高まっています。また、新型発売により先代モデルの中古車価格も下がっていくことが見込まれるので、中古車市場からも目が離せませんね。
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文・SUV FREAKS編集部
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