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【ついに日本上陸】ジープのピックアップトラック グラディエーターを紹介

2021年9月、今冬にも日本発売予定とリリースされていたジープ 新型グラディエーターですが、11月30日ついに販売開始されました。新型グラディエーターはジープのピックアップトラックで、4代目ラングラー(JL)をベースにしています。2018年秋に北米市場で発表されてから、日本市場への導入が待ち望まれていた新型グラディエーターについて、詳細を解説していきます。

更新日2021/12/10

ぱっと見はラングラー でもボディサイズは5メートル超え

ジープ グラディエーター 2021

新型グラディエーターのエクステリア(外装)は、ラングラー7スロットグリルをはじめとして共通のデザインを採用しており、ぱっと見ではラングラーと同じです。

異なるのはボディサイズ。グラディエーターのボディサイズは全長5,600mm×全幅1,930mm×全高1,850mm、ホイールベースは3,490mmです。

一方、ベースとなっているラングラーのボディサイズは全長4,870mm×全幅1,895mm×全高1,840〜1,850mm、ホイール3,010mm(全てアンリミテッドの数値)。グラディエーターの方がかなり大きく、特にホイールベースは480mmも延長されているのが分かります。

ジープ グラディエーター 2021

というのも、グラディエーターは5人乗車が可能な4ドアのダブルキャブに荷台が付けられているからです。もちろん、ボディはラングラーと同じくラダーフレーム構造となっており、多少の悪路はものともしない優れた耐久性を備えています。

さらに、フリーダムトップ 3ピースモジュラーハードトップを採用し、天井が3枚のパネルで構成されています。これにより前席頭上にある2枚を取り外して採光したり、全て取り外し、大自然の風を肌で感じるといった使い方も可能です。

ジープ グラディエーター 2021

ボディカラーは以下の全9色を用意しています。

・ブラック
・ファイヤークラッカーレッド
・ブライトホワイト
・スティンググレー
・グラナイトクリスタルメタリック
・サージグリーン
・シルバージニス
・スナッズベリー (+5万5000円)
・ハイドロブルー (+5万5000円)

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どんな悪路でもドンと来いな走行性能

ジープ グラディエーター 2021

もちろん、ジープらしい悪路走破性を発揮。日本に導入されたモデルはルビコンというグレードです。

アメリカ ネバダ州からカリフォルニア州に続く世界一過酷と言われているルビコン・トレイルという道がグレード名の由来となっており、ジープの中でも特に悪路走破性が高いモデルに与えられます。

そのため、ロードクリアランスを最大限に確保しているほか、渡河性能水深も762mm。丸太や岩石などを乗り越えたり、通常のクルマでは渡れないような河もなんのそのです。

ジープ グラディエーター 2021

さらに、前後デフロック機構や悪路走行時にサスペンションストローク量を増加させる電子制御式フロント・スウェイバー・ディスコネクトシステム、極低速走行を可能にする専用ローギア付ロックトラックフルタイム4×4システム、マッド&テレインタイヤなどを標準装備。

加えて、フロントグリル内に設置されたカメラで前方下部の映像を映し出すオフロードカメラや、FOX社製パフォーマンスショックアブソーバーも搭載されているので、悪路走破性についてはもはや隙なしです。

パワートレインは3.6L V型6気筒エンジンを搭載。最高出力209kW(284PS)/6,400rpm、最大トルクが347Nm(35.4kgm)/4,100rpm。ラングラーの3.6Lモデルとエンジン形式、スペックは同じとなっています。

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機能が充実したインテリア

ジープ グラディエーター 2021

インテリア(内装)カラーは、ブラックまたはブラック/ダークサドルの2種を用意。シートにはルビコンの刺繍を施したレザーシートが標準装備されており、ピックアップトラックとは思えない高級感が感じられる装備も魅力です。

また、冬の寒い日でも安心な前席シートヒーターやヒーテッドステアリングホイール 、ドアミラーを温めることで鏡面の凍りつきを防ぎ、運転席からの安全確認をしやすくする格納式ヒーテッドパワードアミラーを標準装備。

ジープ グラディエーター 2021

さらに、9基のスピーカーで迫力のサウンドを奏でてくれるアルパイン製プレミアムサウンドシステムや、スマホとの連携が可能なオーディオナビゲーションシステム、Uconnect(ユーコネクト)も搭載。都会とアウトドア、どちらでも快適に過ごせる装備を備えています。

 

先進の安全装備も搭載

ジープ グラディエーター ルビコン 2021

もちろん安全装備も充実。緊急時にはブレーキも作動し衝突を防ぐ前面衝突警報(クラッシュミティゲーション付)や、登り坂の途中でブレーキを離しても数秒間静止してくれるヒルスタートアシストなど、走行中に活躍する安全装備を標準装備しています。

さらに、後方の車両や歩行者の接近を知らせてくれるブラインドスポットモニター/リアクロスパスディテクションや、車両前方の障害物に接近した際は音声で警告し、後方障害物との接近時にはフルカラーマルチビューディスプレイの表示で警告してくれるパークセンスフロント/リアパークアシストなど、駐車時に便利な装備も搭載しています。

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価格は770万円。アウトドア好きならぜひ一度は乗ってみたい一台ですね。

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文・SUV FREAKS編集部

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