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【札幌から日帰りで行ける】北海道地方のおすすめハイキングコース10選

ハイキングは、老若男女が自分のペースに合わせて楽しめるリクリエーションとして脚光を浴びています。しかし、いざハイキングに行くにも近場ですぐ楽しめる場所がどこにあるのかわからないという方もいるでしょう。そんな方のために、北海道地方のおすすめハイキングエリアから、札幌から日帰りで行けるハイキングコースを紹介します。

更新日2022/05/30

北海道地方のハイキングコースの特徴

北海道 ハイキングコース

北海道は全エリアが自然にあふれていますが、札幌近郊でも比較的楽で、円山や盤渓山、三角山などの低山といった初心者でも安心できるコースが豊富にあります。また、北海道自然歩道 も札幌市内近郊に設定しているので、北海道の自然を十分に満喫できます。

 

北海道地方のおすすめハイキングコースを紹介

札幌市「自然歩道 円山ルート(しぜんほどう まるやまルート)」

・初心者におすすめのお手軽コース

円山は頂上付近に岩場がある小さい山で、古くから藻岩山と共に札幌市民に親しまれている標高225.4mの低山です。

自然歩道は手軽なハイキングコースでありながら、八十八ケ所大師堂をスタートし円山の山頂まで登ることができ、ルート周辺には樹齢150年ほどのカツラの大木やミズナラ、センなどがある原始林となっている総延長2.7km初心者でも片道約40分ほどのハイキングコースとなっています。また、頂上の岩場では札幌市街地の眺望が楽しめます。

山頂から来た道を道を戻っても良いですし、円山動物園側へ回るのもおすすめです。

住所:〒064-0959 北海道札幌市中央区宮ケ丘(八十八ケ所大師堂)
アクセス:札樽自動車道・新川ICから約14分(八十八ケ所大師堂)

 

札幌市「藻岩山(もいわやま)」

・札幌を一望できる360度の大パノラマを目指そう

円山と並ぶ札幌を代表する観光拠点の一つ標高531mの藻岩山は、山頂までロープウェイや自動車道が通っていますが、札幌の自然歩道として整備されているためハイキングに最適なスポットとして人気があり一年中登ることができます。

自然歩道のコースは5本も用意され、慈啓会~山頂2.9km,市民スキー場~山頂2.5km,旭山記念公園~山頂4.0km,小林峠~山頂4.5km,北の沢~山頂2.4kmとどのコースも魅力的な特徴を持っています。

まずは最も行程距離が短く1時間程度で登ることができて歩きやすい初心者向けなのが「北の沢コース」です。登山口から5つの登山道のうち4コースに共通する分岐点の馬の背までは1.3kmの行程で、馬の背から山頂までは約1.1kmというコースです。そして、山頂では札幌を一望できる360度の大パノラマが待っています。

住所:〒005-0041 北海道札幌市南区藻岩山
アクセス:札樽自動車道・新川ICから約35分

 

小樽市「小樽海岸自然探勝路(おたるかいがんしぜんたんさくろ)」

・小樽の海の絶景スポットを廻る

札幌からのアクセスもいい小樽海岸は、変化に富んだ美しい海岸の風景と四季折々の植物などが楽しめます。

下赤岩山の展望地からは眼下に広がる海岸線、赤岩山の展望台からは、奇岩や絶壁が連なるオタモイ海岸と雄大な日本海が見渡せます。また、春は桜やツツジ、秋には紅葉と植物もハイキングを楽しませてくれます。

小樽海岸自然探勝路は、小樽の海の絶景スポットが続く散策路です。全て歩くと歩くと往復で11km以上と気軽に歩ける距離ではありません。

そこで、1〜2時間くらいで絶景を楽しみたい方におすすめなのが赤岩駐車場から下赤岩山 展望台までを往復するコースです。のんびり歩いても45〜60分くらい、往復でも60〜120分なので、ハイキングには丁度いい時間で往復できます。

小樽市内には運河や歴史的建造物をめぐる散策路もあるので、そちらも合わせて小樽を満喫してみましょう。

住所:〒047-0047 北海道小樽市祝津3丁目363
アクセス:札樽自動車道・朝里ICから約19分

 

岩見沢市「万字炭山森林公園(まんじたんざんしんりんこうえん)」

・2468段という日本一の段数に挑戦

札幌市内から1時間と少し、岩見沢市にある北炭万字炭鉱の万字炭鉱ズリ山は、森林公園となっていて万字炭鉱選炭場跡などが残っています。

そして、石炭採掘で出たズリをトロッコで積み上げた標高380mのズリ山跡が、直線階段775段を含む2468段という日本一の段数を誇るハイキングコースとなっています。周辺にはツツジやシャクナゲなどの花や実のつく樹木が植栽されています。

階段の多さにひるむかもしれませんが、ズリ山を登って降りてくるまでの往復で約70分、小学生の課外授業でも訪れることもある歩きやすい階段なので安心です。

1985年に廃線となった万字線の万字線朝日駅跡が「万字線鉄道公園」として整備されており、ホームやレール、遮断機、駅名標、動輪なども置かれているので是非立ち寄ってみましょう。

住所:〒068-3163 北海道岩見沢市栗沢町万字西原町1
アクセス:道央自動車道・岩見沢ICから約30分

 

札幌市「札幌市ふれあいの森(さっぽろしふれあいのもり)」

・白旗山の自然とふれあえる

札幌市の南、標高321.5mの白旗山のふもとにある白旗山都市環境林の中の一部が「札幌市ふれあいの森」となっています。

ミズナラやシラカバの林の中に遊歩道が作られており、園内には全長約6kmの遊歩道があり、4つのハイキングコースが用意されています。

コース上では、エンレイソウ、オオウバユリ、クルマユリ、ツルアジサイなどが見られ、クイズを解きながら回れるコースもあります。

冬季は閉鎖されますが、自然観察の森では、冬季はかんじきコースが散策できます。開園期間は4月29日から11月3日の毎週、土・日曜日の10時から12時までとなっています。

ふれあいの森では開園期間中に自然観察会を実施していたり、またバーベキューやクラフト体験の設備もあって自然とふれあえる楽しいスポットとなっています。

住所:〒004-0839 北海道札幌市清田区真栄
アクセス:道央自動車道・札幌南ICから約16分

 

札幌市「自然歩道西岡レクの森ルート(しぜんほどうにしおかれくのもりるーと)」

・木漏れ日を浴びながら自然と触れ合える

札幌市豊平区にある西岡公園を中心とし、西岡の森林内を歩く自然歩道西岡レクの森ルートは1周は約4.5㎞で70分ほどで歩けます。国有林内のなだらかな起伏を利用した歩道で、樹齢30年を越える針葉樹が茂り、月寒川沿いの湿地帯には木道が敷かれた歩きやすい道です。

西岡公園駐車場から入り、西岡公園終点から自然歩道へ、湿地帯木道を歩き赤エゾ松の植林を過ぎてアップダウンを繰り返すと折り返し点につきます。このようにコースは木漏れ日を浴びながら自然と触れ合えるコースで、ゆるいアップダウンの家族向きのコ-スとなっています。

住所:〒062-0039 北海道札幌市豊平区西岡487(西岡公園)
アクセス:道央自動車道・大谷地ICから約27分(西岡公園)

 

札幌市「三角山(さんかくやま)」

・札幌市内の気楽な登山

見る角度によって山体が三角形に見える三角山は、標高311mの頂上から札幌市街を一望でき、自然を楽しみに市民が訪れる山です。道が整備されているので初心者も気楽に登れます。勾配や距離によってルートを組み合わせ、ゆっくり登っても1時間弱で頂上に着きます。

三角山の登山口は、山の手〜山頂1.4km、宮の森〜山頂1.7km、小別沢~山頂2.5kmと3カ所がありますが、利用しやすいのは駐車場とトイレを備えた山の手入口がおすすめです。山頂からは札幌の街並みが絶景で、札幌の景色を眺めながらのんびりと休憩できます。

三角山はお子様連れでも気軽に登れるとはいえ、急勾配の坂もあるので本格的な登山体験も楽しめます。

住所:〒063-0009 北海道札幌市西区山の手
アクセス:札樽自動車道・新川ICから約17分

 

虻田郡洞爺湖町「四十三山フットパスコース(よそみやまふっとぱすこーす)」

・50度もの噴気口を感じるフットパス

積極的に歩くことを楽しむイギリスが発祥のハイキングで、各地でフットパスコースが誕生しています。

四十三山は昭和新山誕生より前、西丸山東側湖畔一帯が155m隆起して誕生した山です。この四十三山フットパスコースは噴火口をめぐるコースとなっています。スタートは「トーヤ温泉ホテル横公共駐車場」なので車利用の方も便利です。

豊かな緑に囲まれた中歩き続けていくと、100年以上経っても50度近くの水蒸気を出している噴気口を見られるポイントがあります。その先の展望台からは、洞爺湖のシンボルである中島や天気が良いと羊蹄山も眺めることもできます。

四十三コースは約4.2kmとハイキングには無理のない距離なのでおすすめです。他にも洞爺湖展望と果樹園コース6.6kmや明治・昭和新山と有珠山コース6kmなど、体力に合わせて選んで楽しめます。

住所:〒049-5721 北海道虻田郡洞爺湖町洞爺湖温泉144
アクセス:道央自動車道・虻田洞爺湖ICから約7分

 

虻田郡ニセコ町「ニセコフットパス文学・歴史の散歩道(にせこふっとぱすぶんがくれきしのさんぽみち)」

・歴史と文学そして絶景を満喫

文学・歴史の散歩道は、旧有島農場や町の歴史の跡、第二カシュンベツ川沿いを歩きニセコ発祥の文学や歴史を学びます。また、蹄山やアンヌプリ連邦の眺めなど、自然を感じる緑豊かな環境の下で散策を楽しめます。

コースは約10㎞と少々長いコースですが、過去に行われたイベントでの所要時間は3時間20分とされていて、歩きやすいコースなので楽しく歩けます。

ニセコ駅前温泉 綺羅乃湯を起点とし、有島武朗「親子」の文章が掲げてあったり、その有島記念館、観光案内の窓口や特産品の販売がされている道の駅ニセコビュープラザなど、立ち寄りながら歩くのも面白いですね。お帰りの前に、ニセコ駅前温泉 綺羅乃湯に寄ってみましょう。

ニセコにはその他にも自然と歴史の道、開拓・歴史を想う道といった特徴のあるフットパスがあります。

住所:〒048-1512 北海道虻田郡ニセコ町中央通(ニセコ駅前温泉 綺羅乃湯)
アクセス:黒松内新道・黒松内ICから約40分

 

札幌市「豊平峡ダム(ほうへいきょうだむ)」

・ダムと自然が織りなす絶景を行く

札幌市南区にある豊平峡ダムは、豊平川の治水や水力発電を目的としたアーチ式コンクリートダムで、ダム湖は定山湖と名付けられています。

切り立った岩盤斜面に囲まれたダム周辺は、ダムの豪快な観光放流と合わせて壮大な景観を形成している他、札幌市内の紅葉名所としても知られています。

豊平峡入口の駐車場から豊平峡ダムまでの渓谷美が見どころで、森林道跡のハイキングコースはダムまで約2.5km、約40分の手軽なハイキングコースとなっています。豪快なダムの景観と豊平川の青い水を背景とした新緑や紅葉は見ごたえがあります。

札幌までの帰り道に北海道定山渓の秘湯「やわらぎの里 豊平峡温泉」があり、その手付かずの最高の温泉品質が人気となっています。

住所:〒061-2301 北海道札幌市南区定山渓840
アクセス:札樽自動車道・新川ICから約77分

 

札幌から2時間以内を目安としたハイキングコースはいかがでしたか。冬は厳しい北海道ですが、これからの季節、ハイキングには最高の季節となりますので、ぜひ思いっきり楽しんでください。

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文・SUV FREAKS編集部

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