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夏に行きたい!関西(近畿)地方の海沿いドライブデートスポット10選

夏は海岸沿いを気持ちよく走るドライブデートの季節です。しかし、ただ走っているだけではつまらないので、どこか目的地を決めてそこまでの道中をドライブしたいですね。そこで、今回は海沿いドライブデートスポットを関西(近畿)地方の中から選んでみました。もし、知らないスポットがあったら今度のドライブデートで訪れてください。

更新日2022/06/30

関西(近畿)地方の海沿いのスポットの特徴

海 夕暮れ

関西地方で海沿いというと、大阪、和歌山、京都そして兵庫になります。大阪は大阪湾、和歌山は太平洋、京都は日本海、兵庫は瀬戸内海と日本海とそれぞれに大きな個性のある海岸線があります。それだけにドライブに適したコースとスポットがあり、訪れる人を楽しませてくれます。

 

兵庫県

豊岡市:日和山海岸(ひよりやまかいがん)

・見どころは日本海の絶景と浦島太郎伝説の島

日和山海岸は城崎温泉近くの円山川の河口から竹野海岸東まで続くリアス式海岸で、断崖絶壁の眼下に広がる日本海などリアス式海岸の奇岩の数々海岸からの景観は見事な絶景です。

迫力満点の景観は、海岸沿いに設けられた散歩道や橋から安全に見ることができます。

そして、日和山海岸の沖にある無人島「後ヶ島」は、浦島太郎伝説の残る島で、浦島太郎が玉手箱を開けた場所が後ヶ島だという言い伝えがあります。島の伝承のため東屋が建てられていますが、その東屋はまるで龍宮城のようで、後ヶ島と東屋は沿岸からも見られます。

浦島太郎は、永遠の命を与えられ、乙姫と再会したというハッピーエンドだったとも言われており、神秘的な後ヶ島に想いを馳せるのも楽しいですね。

日和山海岸一帯は山陰海岸国立公園に指定されているので見どころがたくさんあり、ドライブで巡るのが最適なエリアです。

住所:〒669-6122 兵庫県豊岡市瀬戸
アクセス:北近畿豊岡自動車道・但馬空港ICから約35分

 

淡路市:淡路夢舞台(あわじゆめぶたい)

・安藤建築の神髄と花に囲まれた庭園

淡路島北端に位置する淡路夢舞台は、1960年代に淡路島北部の山が削られてしまいました。その破壊された自然を取り戻すために、土砂の採掘跡地を蘇らせることを目的に、世界的建築家安藤忠雄によって設計されたのが回遊式庭園の淡路夢舞台です。

自然との共存をイメージさせる施設内には、100万枚の帆立の貝の浜や日本最大級の温室「あわじグリーン館」など、変化に富んだ空間を回遊すると四季折々の顔を持つ施設が訪れる人を迎えてくれます。

また、展望台からは淡路夢舞台と淡路島国営明石海峡公園を一望でき、園内には和洋中のレストランでは淡路近海で採れた海の幸や名物淡路牛のステーキが食べられ、ショップでは、淡路島土産が購入できたり、淡路島特産のまるごと玉ねぎやまるごと玉ねぎカレーもいただけます。

住所:〒656-2306淡路市夢舞台2番地
アクセス:神戸淡路鳴門自動車道・淡路ICから約14分

 

神戸市:明石海峡大橋(あかしかいきょうおおはし)

・昼も夜もわたりたくなる世界最大級のつり橋

明石海峡大橋は、神戸市と淡路島の間の明石海峡に架かる、橋長3,911m、中央支間長1,991mの世界最大級のつり橋です。パールブリッジの愛称を持つ美しい橋で、夜間のライトアップは時期によってデザインが変わり、幻想的な景観となります。

実際に明石海峡大橋を車で走行すると凄い迫力の光景が飛び込んできて、おそらくだれもが想い出になるドライブとなるでしょう。

また、普段は入ることのできない海面上約300mの主塔にで360度パノラマ体験ができる「明石海峡大橋ブリッジワールド」は、ツアーリーダーが橋の技術や歴史などを楽しくガイドしてくれる感動体験です(ツアーの所要時間は約2時間)。

明石海峡大橋を走ると橋そのものが見えませんが、JR山陽本線舞子駅近くの舞子公園は、異国情緒豊かな建物や記念碑、モニュメント等、見どころ満載の公園で、明石海峡大橋を下から見上げるにはベストな位置です。

住所:〒655-0047 兵庫県神戸市垂水区東舞子町4(神戸側)
アクセス:神戸淡路鳴門自動車道・垂水ICから約4分

 

淡路市:あわじ花さじき(あわじはなさじき)

・天空の花畑を望むさじき席

あわじ花さじきは、淡路島北部の標高298~235mの海に向かう丘陵に位置し、大阪湾に面した約15ヘクタールの高原には季節の花々が美しく咲き、花の大パノラマが堪能できます。

園内は、春の菜の花、夏のバーベナ、秋のコスモスなど、季節ごとに表情を変えて来訪者を絶えず楽しませています。

そして、展望デッキ2階の花と海を望む大パノラマの絶景カフェレストラン「ギャラリ」では、北欧デザインの空間でデンマークの国民食スモーブローなどの食事を楽しむことができます。また直売所では、淡路島の特産物である新鮮な野菜や果物なども提供しています。

ドライブデートの目的地として、眼下に広がる花のジュウタンを楽しめる、極上のさじき席で癒しの空間を体感してください。

住所: 〒656-2301 兵庫県淡路市楠本2805-7
アクセス:神戸淡路鳴門自動車道 淡路ICから約10分

 

和歌山県

太地町:大地町立くじらの博物館(たいじちょうりつくじらのはくぶつかん)

・鯨と触れあえる紀伊半島ドライブ

本州の南端、紀伊半島の東側に位置する太地町は、古式捕鯨発祥の地として名高く、古くから鯨とともに生きてきたエリアです。

そんな太地町には、世界一のスケールを誇る「大地町立くじらの博物館」があり、鯨類骨格標本、古式捕鯨に用いられた道具、古式捕鯨を模したジオラマ、近代捕鯨の銛や大砲、キャッチャーボート模型などクジラと捕鯨のことが詳しく展示、解説されています。

さらに、クジラやイルカとのふれあい体験やショー、水族館での小型のイルカや太地周辺の魚類や甲殻類、クラゲなども観れます。

太地町の豪壮優美なリアス式海岸は、吉野熊野国立公園に指定されていて、鯨が多く回遊していた海を臨む海岸線をドライブするのも最高です。

住所:〒649-5171 和歌山県東牟婁郡太地町太地2934-2
アクセス:熊野尾鷲道路・熊野大泊ICから約59分

 

白浜町:南紀白浜 三段壁洞窟(なんきしらはまさんだんかべどうくつ)

・絶壁に眠る洞窟と地球の丸みが感じられる絶景!

温暖な気候と風光明媚な海岸線が、人気のドライブコースとなっている南紀白浜。その中でももっとも歴史ある景勝地が三段壁洞窟です。

三段壁洞窟は源平合戦で知られる熊野水軍が船を隠した伝説が残る洞窟で、パワースポットとしても有名であり、臨場感あふれる波を間近で感じる南紀白浜の名スポットでもあります。また、約200メートルの洞窟内には源氏に加勢した熊野水軍の番所小屋も再現されていて戦いの余韻も感じ取れます。

近くには岩場の広がったエリアやアドベンチャーワールド、そしてイカ焼きやサザエのつぼ焼き、マグロ丼など、新鮮な海鮮が楽しめる「とれとれセンター」もあるのでお土産も買えます。また、三段壁洞窟施設前には「三段壁足湯」があるので疲れた足をリフレッシュしましょう。

住所:〒649-2211 和歌山県西牟婁郡白浜町2927-52
アクセス:紀勢自動車道・南紀白浜ICから約19分

 

大阪府

大阪市:海遊館(かいゆうかん)

・ジンベイザメに会いに行こう!

大阪ベイエリアのドライブデートでかかせないのが世界最大級の水族館「海遊館」です。水族館好きなら名前を知らない人はいないくらい、知名度が高いデートスポットです。

海遊館は、大阪市港区にある総合レジャー施設の天保山ハーバーヴィレッジの中にあり、環太平洋生命体と環太平洋火山帯のふたつをコンセプトに、それぞれテーマが決まっていて、その地域の海の生き物たちを展示しています。

その中でも人気なのが世界最大の魚類とされるジンベイザメです。また、トンネルのようになっているアクアゲートも多くの入場者が写真を撮る人気エリアです。そのほかにも、ゴマフアザラシやカリフォルニアアシカたちが動物園よりまじかで見られたりと、デートが盛り上がるのは確実です。

また、大型商業施設の天保山マーケットプレースや大人気の大観覧車、ホテルシーガルなども隣接していて、一日中楽しめるスポットとなっています。

住所:〒552-0022 大阪府大阪市港区海岸通1丁目1−10
アクセス:阪神高速道路5号湾岸線・天保山ICから約11分

 

住之江区:コスモタワー展望台(こすもたわーてんぼうだい)

・大阪ベイエリアの鉄板デートスポット

都会の海沿いデートならではの感動を体験できるのが、コスモタワー展望台です。大阪ベイエリアのランドマークとして咲洲の中心にそびえたつ、地上252mからの360度のパノラマ展望スペースは天界から見おろしたような眺望が広がります。52階まで上昇しながらのシースルーエレベーターでの景色も爽快!

53階から全長42mのロングエスカレーターを登ると、昼夜問わず感動のパノラマが広がりデッキテラスからは、天井から足元まで景色に向かって傾斜しているワイドな窓から大阪の絶景が待っています。

また、展望台の西側にはボックスシートが用意されており、二人でゆったりとすごすことができます。特に夜景に移り変わるグラデーションは人気のゴールデンタイムで、明石海峡大橋や輝く神戸の夜景が手に取るように見れるでしょう。

また、最上階にあるCafe&Barのhoneybeeshopで飲み物や食事をしながら絶景を楽しむこともできます。

住所:〒559-0034 大阪市住之江区南港北1-14-16
アクセス:阪神高速堺線・玉出ICから約15分

 

京都府

宮津市:天橋立(あまのはしだて)

・二人で一緒に覗いてみたい

京都府北部、宮津湾にある天橋立は日本三景の一つであり、幅約20~170m、全長約3.6kmの砂州に約6,700本もの松が生い茂る自然がつくりだした神秘の造形となっています。天橋立は展望所からの眺めはもちろん、片道約50分で天橋立の中を歩いたりと自然を感じられます。

文珠山山上にある天橋立ビューランドの展望所からは、「股のぞき」と呼ばれるのぞき方をすると、天橋立が天に舞う龍のように見えることから飛龍観と呼ばれています。デートで訪れたのなら二人で揃ってのぞいてみたいですね。

また、天橋立駅横にある天橋立温泉「智恵の湯」は、3人寄れば文殊の智恵で有名な智恩寺文殊菩薩の智恵と健康が授かりますようにと命名された温泉です。内湯以外に露天風呂や手足湯などユニークな浴槽もあり、美肌の湯としても知られているので、帰りにはぜひ立ち寄ってください。

住所:京都府宮津市 天橋立
アクセス:京都縦貫自動車道・宮津天橋立ICから約10分

 

京丹後市:琴引浜(ことひきはま)

・鳴き砂を仲良く鳴らして恋愛成就

京丹後市網野町の海岸線にある全長1.8kmにわたる白砂青松の景勝地です。砂浜を歩くと砂に含まれる石英の摩擦でキュッキュッと音がする「鳴砂の浜」として有名な美しい浜です。このような鳴き砂の浜としては日本最大級の規模をほこります。

琴引浜は、丹後天橋立大江山国定公園の丹後半島海岸地区の一部となっているので、天橋立とともにドライブプランに入れておくといいでしょう。

また、琴引浜に近い白滝神社は、恋愛成就祈願としてお互いを思う気持ちを願掛けるカップルも参拝に来る恋愛成就のパワースポットとされています。

さらに、琴引浜の砂浜には地下600mから湧出させる天然の温泉があり、この温泉からは季節によりサンセットが望めコアな温泉ファンが各地から訪れる温泉です。

住所:〒629-3112 京都府京丹後市
アクセス:舞鶴若狭自動車道・福知山ICから約86分

 

穏やかな海、荒々しい海、都会のベイサイドなど数多くの海岸線がある関西地方のドライブデートは、訪れるたびに新鮮な感動を与えてくれます。この記事を参考にして、夏のドライブデートをもっと楽しんでいただければ幸いです。

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文・SUV FREAKS編集部

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