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三菱がまったく新しいコンパクトSUV:XFCコンセプトを発表!

2022年10月19日にベトナムでワールドプレミアを行なった、三菱自動車のまったく新しいコンパクトSUVのコンセプトモデル。それが「XFCコンセプト」です。 2023年度からベトナムを皮切りに順次アジア各国へ販路を拡大した後、世界戦略車にもなる予定という三菱 XFCコンセプトの全貌をお届けしましょう。

更新日2022/11/09

XFCコンセプトとはどんなクルマ?


“Best Suited buddy for an exciting life(毎日を愉しく過ごすことができる頼もしい相棒)”をコンセプトに掲げる三菱の新しいコンパクトSUVのコンセプトモデルが「XFCコンセプト」です。

SUVらしい力強く堂々したデザインと、日常生活で扱いやすいサイズ感、十分なラゲッジルームを備える実用性、クラストップレベルの居住感が生み出す快適性、荒れたラフロードや大雨による冠水路でも安心・安全な走破性といったSUVに求められる性能を網羅した新世代のコンパクトSUVです。

力強さを表現したエクステリアデザイン


スタイリングは、三菱自動車の掲げるデザイン哲学”Robust&Ingenious”によるもの。フロントのスリーダイヤから始まり、サイド、リアセクションへと流れるように連続するスリークなサーフェイスを融合させ、スポーティさとスタイリッシュさを生み出しています。

フロントマスクは、車両コンセプトに合わせて進化したダイナミックシールドに、L字型のヘッドライトと下部のスリット状のデイタイムランニングランプを一体化してT字型に発光させるというアイコニックなデザインのヘッドライトユニットがワイド感を強調します。

サイドは張りのある面構成に立体的な前後フェンダーアーチはキャラクターラインによって力強さと躍動感を表現。

リアセクションはフロントと同じT字型テールランプの採用によって、ワイドで安定感のあるリアビューとしています。

またSUVならではの悪路走破性を高める最低地上高と大径タイヤが、堅牢性と俊敏性を表現しています。

室内は運転のしやすさと居住性の高さがポイント


運転のしやすさと居住性の高さに重点を置いて開発されたというインテリアは、インスツルメントパネルには水平基調のデザインを採用し、前方の視認性を高めるとともに、悪路走行時の車体姿勢の変化をつかみやすくすることで安定感を生み出しています。

インスツルメントパネルにはフル液晶の12.3インチドライバーディスプレイとセンターディスプレイを一体化した大型パネルを採用。ナビゲーションや路面状況など運転に必要な情報を3画面によって表示させることが可能となり、安心して運転に集中できるようになっています。

またインスツルメントパネルからドアトリムへとつながるダイナミックなデザインにすることでコクピットの包まれ感を演出し、さらにそれらをソフト素材で巻いたパッドを連続させることで守られ感も表現しています。

リアシートはゆとりのある足もとスペースを確保したことでクラストップレベルの快適性を確保し、コンパクトSUVとは思えないほど広々とし印象です。

ラゲッジスペースも妥協を許さずにきちんと確保しているので、実用性も備えています。

高い悪路走破性

搭載されるエンジンは現在のところ不明。また駆動方式などの詳細も明らかになっていません。

ただしXFCコンセプトの足元には、NORMAL(ノーマル)/WET(ウェット)/GRAVEL(グラベル)/MUD(マッド)の4つのドライブモードを持つ制御システムが採用されることがアナウンスされています。

これにより、さまざまな天候や路面でもしっかりとしたドライブが楽しめるばかりか、スコールによる冠水路でも安心して走行できるウェットモードを三菱車では初めて採用するなど、アセアン地域の天候を考慮した設定。

コンパクトSUVでありながら荒れた路面や冠水路でも安全・安心の走破性を備えているのが特徴です。

今後の展開はどうなる?


現在三菱自動車のアジア市場におけるSUVのラインナップは、本格的な走破性能をもつピックアップトラックの「トライトン」をはじめ、ミドルサイズSUVの「パジェロスポーツ」や「アウトランダー」、プラグインハイブリッド版の「アウトランダーPHEV」、クロスオーバーMPVの「エクスパンダー」や「エクスパンダークロス」などがあり、それらに続く新しいコンパクトSUVとして「XFCコンセプト」が発表されました。

三菱はXFCコンセプトは2023年度にベトナムで発売したのち、アジア各地、さらに世界に販路を広げ、現在の「エクスパンダー」に次ぐ世界戦略車とする予定ですが、ルノー-日産-三菱アライアンスのなかでどのように販路を広げるのか、どこまでをルノー-日産のモデルとパーツの共用を行うのか、ルノー キャプチャーのOEMとなるASXとの棲み分けは?などなど、興味がつきないことばかりです。

日本市場で販売されるかどうかについても不明ですが、導入された場合、多くの国産コンパクトSUVがしのぎを削る日本国内で、新しい台風の目になれるのでしょうか?いまから注目しておきましょう。
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文・SUV FREAKS編集部

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