Jeep初のBEV『アベンジャー』はもうすぐ発売!

2022年10月17日、ステランティス傘下のJeepブランドから、新型BEVの「アベンジャー」が発表されました。ジープブランドの伝統的なデザインやオフロード性能を特徴としながら、同ブランド初となるBEV(バッテリーEV)というコンパクトSUVは、いったいどんなモデルに仕上がっているのでしょうか?

更新日2022/11/15

伝統と新しさがうまく融合したデザイン


ジープ アベンジャーは、欧州Bセグメントに属するコンパクトSUVとして発表されました。

レネゲードより160mmも短いわずか4,080mmの全長に、切り詰めた前後オーバーハングと、200mmの最低地上高、そして大型ホイールの組み合わせによる20度のアプローチアングル、20度のランプブレークアングル、32度のデパーチャーアングルを実現し、オフロード性能と扱いやすさを両立しています。

塊感のあるフォルムは、同ブランドの都市型SUV「コンパス」のイメージをさらに洗練させたようなデザインにも感じられますが、厚みのあるボンネットやボリューム感たっぷりのフェンダーが力強さを強調しており、新世代ジープモデルとしての存在感は高いといえそうです。

またジープブランドの伝統的なデザイン、すなわち7スロットグリルや台形ホイールアーチといったディテールとのバランスも取れています。

リアのコンビネーションランプをはじめボディの内外には、”X”と”カモフラージュ”の概念を組み合わせた「X-Camo」というパターンを用いて、ユーザーをアウトドアへといざなう遊び心も忘れていません。

機能性と先進性を両立させたインテリア


アベンジャーのインテリア(内装)は、水平基調のダッシュボードに10.25インチのタッチスクリーンディスプレイを配置した機能的なデザインです。

インフォテインメントシステムはスマートフォンとの連携機能があり、Jeep Mobile Appを使用することで自車位置をスマートフォンから探すといったことも可能です。

その他にもドアロックの操作やバッテリーレベルのチェック、エアコンの設定、車両の充電なども確認、操作することができ、音声アシスタントによって車両と対話するようにシステムを使用することも可能です。

シートにはマッサージ機能付きのレザープレミアムシートが今後用意される予定です。またマルチカラーアンビエントライトやワイドサンルーフといった装備も、機能性とともに個性を発揮するアイテムとなりそうです。

ラゲッジ容量は、後席シートを使用した状態で380Lとクラストップレベルの容量を確保。ダッシュボードの下部にも大きな収納スペースがあり、レジャーやロングドライブで重宝します。

リアゲートはハンズフリーパワーゲートも用意され、機能性も十分です。

BEVながらしっかりオフロード性能も追求したパワートレイン


アベンジャーに搭載される走行用モーターの最高出力は115kW(156PS)で、最大トルクは260Nm、バッテリー容量は54kWhです。

WLTPモードでの航続可能距離は約400kmで、急速充電器であれば3分間の充電で30kmの移動距離を確保することができます。都市部での移動なら十分の距離です。

またジープブランドならではの「セレクテレイン」システムには、「エコ」「スポーツ」のほか、すべりやすい道や悪路で活躍する「スノー」、泥濘路などでたしかなグリップを確保する「マッド」、砂地などでスタックを回避する「サンド」といった5つのモードを用意。

道路状況によって走行モードを切り替えることによって安定した走りを楽しむことができます。

今回、リリースが明らかになったアベンジャーは前輪駆動のみですが、パリモーターショーでコンセプトモデルの「アベンジャー 4×4コンセプト」が発表されているので、ほどなく市販化されるでしょう。

先進安全運転支援機能も充実


安全運転支援機能としては「アダプティブクルーズコントロール」「レーンキープアシスト」といった機能が搭載されています。アダプティブクルーズコントロールは自動運転レベル2に対応しており、交通量の多い状況でも安全に対応してくれます。

さらに「交通標識認識機能」歩行者と自転車に対応した「衝突被害軽減ブレー」「ドライバーアラート」「ブラインドスポットモニタリング」「アクティブパークアシスト付き360°パーキングセンサー」「ドローンビュー(マルチビュー)付きの180°カメラ」なども用意されます。

ジープブランドは、2025年末までに北米とヨーロッパでBEVを4モデル導入することを掲げ、2030年までにアメリカで販売するジープモデルの50%、ヨーロッパで販売する新車の100%をBEVとする予定で、今回のアベンジャーはその第一弾として登場したモデルです。

気になるボディサイズは正式にアナウンスされていませんが、海外のサイトでは全長約4.1m、全幅約1.8mと予想されています。

短い前後オーバーハングや高い最低地上高、そしてセレクテレインシステムとの組み合わせにより、ジープブランドにふさわしい走破性と安定性を提供するアベンジャー。今後日本での販売も予定しているようですから、もう少しで実車を目にすることができそうです。
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文・SUV FREAKS編集部

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