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レクサス UX vs アウディ Q3  輸入SUVと比べてUXの装備はどう?【エンジン・先進機能編】

レクサスでもっともコンパクトなSUVとしてデビューしたUXのライバルと目されるアウディQ3。ボディサイズ、価格ともに似通った2台の違いを、エンジン、先進安全装備などから探ってみましょう。※2019年2月時点に日本で発売されているモデルについて解説しています。

更新日2019/05/22

最大トルクはQ3がUXを上回る

まず、それぞれの最廉価グレードのエンジンスペックを見てみましょう。

レクサス UX200 2018

【UX200】
エンジン:2.0L 直列4気筒DOHC
最高出力:128kW(174ps)/6,600rpm
最大トルク:209Nm(21.3kgm)/4,000~5,200rpm
トランスミッション:Direct Shift-CVT (ギヤ機構付自動無段変速機)
JC08モード燃費:17.2km/L

 

【Q3 1.4 TFSI】
エンジン:1.4L 直列4気筒DOHCインタークーラー付ターボチャージャー
最高出力:110kW(150ps)/5,000~6,000rpmrpm
最大トルク:250Nm(25.5kgm)/1,500-3,500rpm
トランスミッション:6速Sトロニック
JC08モード燃費:17.4km/L

UX200の2.0L 直列4気筒DOHCは、高速燃焼技術や可変制御システムを採用した直噴エンジンで、さまざまなエネルギーロスを減らし世界トップレベルの40%という熱効率を達成すると同時に高出力も実現しています。

またDirect Shift-CVT (ギヤ機構付自動無段変速機)は、従来のCVTよりも変速応答性が高く、スムーズな加速を可能にしています。この組み合わせによって、十分なパワー感と低燃費を両立しています。

一方、Q3 1.4 TFSIは1.4Lの直噴ダウンサイジングターボに、DCTの6速Sトロニックを組み合わせています。

注目すべきは最大トルクで、1,500rpmという低回転からUX200の2.0Lを上回るトルクを発生させています。低回転域から大トルクを発生するエンジンと、6速Sトロニックの組み合わせにより、十分なパワーと燃費を実現しています。排気量が1,500cc以下なので、税制面でもお得です。

 

先進安全装備や運転支援機能は、UXの方が充実している

続いて両モデルの先進安全装備と運転支援機能を見ていきましょう。

ux200 Fスポーツ

※画像はUX200 Fスポーツ

レクサス UX200に搭載されているおもな装備は以下の通りです。

・アクティブコーナリングアシスト[ACA]
車のアンダーステアを抑制、すぐれた旋回性能を確保し車体を安定させます。

・バックガイドモニター
駐車時に後方の視界を確保するガイドライン付きのモニターを装備。

・ブレーキホールド
信号待ちなどで停車した際、車両側でブレーキを踏み続けてくれる機能です。

・ヒルスタートアシストコントロール
坂道発進時、車両が後退しないように制御してくれます。

・VSC
横滑り時、ブレーキとエンジンパワーを自動制御し車体を安定させます。

・TRC
タイヤの空転や車の横滑りを防止します。

・ブレーキアシスト
衝突被害を軽減する自動ブレーキ機能です。

・ドライブスタートコントロール
急発進・急加速を抑制し、衝突時の被害を軽減します。

・緊急ブレーキシグナル
一定速度以上で急ブレーキをかけると、ブレーキランプが数回点滅し後続車両に注意を促します。

・Lexus Safety System +
 プリクラッシュセーフティ (歩行者[昼夜]・自転車運転者[昼]検知機能付衝突回避支援タイプ)
 レーントレーシングアシスト[LTA]
 オートマチックハイビーム[AHB]
 レーダークルーズコントロール (全車速追従機能付)
 ロードサインアシスト[RSA]
 (付帯機能) 先行車発進告知機能[TMN]

 

アウディ Q3 1.4 TFSIの先進装備はこちら。

・ヒルホールドアシスト
坂道発進時、車両が後退しないように制御してくれます。

・ESC
走行中のスリップなど、危険性を察知した際、トルクなどを調整して、車両を安定させます。

その他に、オプションながら、以下の装備が用意されています。

・アウディパーキングシステムリアビューカメラ
・クルーズコントロール
・アウディサイドアシスト
・アウディアクティブレーンシスト
・ハイビームアシスト

このうち、クルーズコントロール、アウディサイドアシスト、アウディアクティブレーンシスト、ハイビームアシストは、「アシスタンスパッケージ」に含まれます。

アウディも上位になれば、UXと同等、もしくはそれ以上の先進安全装備を備える機種が増えます。しかし、主戦場のヨーロッパでは、コンパクトクラスにそこまでの装備を求めることは少なく、ましてQ3のなかでも国内最廉価の1.4 TFSIなので、装備が割愛されているという事情があります。

とはいえ、UX200が390万円、Q3 1.4 TFSIが369万円なので、アシスタンスパッケージ(19万円)を装備してもUX200より安くなる計算です。

 

レクサス UXとアウディ Q3のもっとも安価なモデルをエンジンスペック、先進安全装備などから比べると、UXのほうが先進安全装備や運転支援機能に優れていることがわかりました。ただし運転支援機能については、Q3もオプションを追加することで、UXと変わらない性能を獲得できます。

この項目では、先進安全装備、エンジンの最高出力と最大トルクが、選択基準になるでしょう。

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2018年11月27日に発売されたレクサス UXってどんなクルマ?