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3.5Lエンジンがおすすめ!日産 ムラーノの走りの肝、エンジンや駆動系の実力は?

国産SUVとは思えない上質感や美しさがあると評判の日産 ムラーノですが、車の肝とも言うべきエンジンや駆動系はどのようなものなのでしょうか?

更新日2019/05/23

2.5Lエンジンの「実力」

ムラーノには2.5Lと3.5Lのエンジンが用意されています。まずは2.5Lエンジンからチェックしてみるとしましょう。

最大出力は170ps(125kw)/5,600rpm、最大トルクが25.0kg・m/3,900rpmとなっています。

直列4気筒DOHCは、国内の道路で物足りなさを覚えるようなものではないでしょう。トランスミッションはCVT。1,650kgの車重を誇るムラーノですが、このエンジンであればまったく問題ありません。

 

3.5Lエンジンは「素晴らしい」に尽きる

3.5Lエンジンの方はV6エンジンです。最大出力260ps(191kw)/6,000rpm、最大ドルク34.3kgm/4,400rpm。

3.5Lエンジンのモデルは車重が1,840kgになるのですが、十分すぎる程のエンジンです。日本の道路事情では常に余裕の走行が可能です。

成人男性が4人乗っての急角度な坂道でもグングン突き進んでいくはずです。パワフルな走りは見た目の優雅さとのギャップであり、魅力の一つです。

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4WDシステムは?

ムラーノにはもちろん4WDも用意されています。むしろ4WDがメインなモデルとも言えますが、「オールモード4×4-i」というシステムが搭載されています。

日産が開発した電子制御システムで、センターデフを使用するのではなく、トランスファーに内臓されている油圧式のクラッチで動力の断続を行うのです。

かつてスカイラインGT-Rに搭載されていた「ATTESSA E-TS」をベースに開発されたもので、常に前後トルク配分を気にかけているので安定かつパワフルな走行を楽しめるでしょう。

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海外ではディーゼルエンジンもある

国内には登場しませんでしたが、海外ではディーゼルエンジンも用意されていました。こちらは最高出力190ps(140kw)、最大トルク45.9kg・mです。

ディーゼルのトルクフルな走りはSUVとの相性も良いのですが、国内には導入されませんでした。昨今はディーゼルエンジンの印象も変わってきていますので、登場がもう少し遅ければ国内にも導入されていたかもしれませんね。

国内ではディーゼルと言えば「軽油で安くなる」という印象が強いのですが、海外ではディーゼルはより力強いトルクを生み出せるエンジンとしての注目度も高いのです。

中古車市場でもさすがにディーゼルモデルは見当たりませんが、ガソリンモデルは2.5L・3.5L問わず多数の在庫が流通しています。一度チェックしてみるのも良いでしょう。

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