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ステーションワゴンの積載量、使い勝手を備えたスバル レガシィ アウトバックの荷室
レガシィツーリングワゴンをベースに開発された5代目レガシィ アウトバックは、ステーションワゴンとSUVを合わせたスバル独自のクロスオーバーSUVです。その荷室は、ステーション・ワゴンの積載性を併せ持つクロスオーバーSUVとして販売されてきたアウトバックらしい、積載量を誇り、使い勝手も良いものとなっています。そこで今回は、レガシィ アウトバックの荷室の容量や使い勝手を中心にその魅力を解説していきます。※2019年3月時点に販売されているモデルについて解説しています。
更新日2019/03/15スクエアな形状で、通常時でも広い荷室
荷室の広さは、通常時で荷室高が824mm、荷室開口部最大幅は1,175mm、荷室長は1,062mmとなっており、VDA方式で559L(パワーリヤゲート装着車、リミテッドは557L)もの大容量を確保しています。
さらに、フロアがフラットで、ホイールハウスの張り出しが小さいスクエアな形状になっているため、隅々まで隅々まで効率よく使えるのが特長で、ゴルフバッグや大型スーツケースも4つも収納できる広さをもちます。
また、床下に47Lの大型サブトランクを備えており、汚れた荷物とそれ以外を仕分けしたり、クルマのメンテナンス用品を収納したり、バラつくものをまとめたりと、多用途に使えます。
リアシートを倒せばロードバイクも積める
6(運転席側):4分割の可倒式リヤシートによって、長いものや大きなものなど荷物に応じてカーゴルームを自由にアレンジできます。
リヤシートを倒した場合の荷室長は1,653mm、ホイールハウス間の荷室幅は1,080mmであり、ロングドライブでの休憩や仮眠にも十分活用できます。凹凸のないフラットスペースとなっているので、背の高い方でも斜めに寝れば、眠ることができるでしょう。ロードバイクを倒して積み込むことも可能です。
また、リアシートは荷室に備えられているスイッチで簡単倒すことができます。わざわざ車内に回って倒す操作をすることもないため、シートを倒す際のひと手間省けます。
電動開閉式のパワーリヤゲートを装備
リヤゲートの内側にはグリップタイプのハンドルを装着しており、握りやすく閉めやすくなっています。また3kgまでなら、ウェアやランプを吊り下げることもでき、アウトドアでも役に立ちます。
また、電動開閉式のパワーリヤゲートがリミテッドに標準装備、標準グレードにメーカーオプションで用意されています。離れた場所や、荷物を抱えた状態で手が塞がっている時などでも、スイッチひとつで開閉し、閉まる時の作動音も静かなため、夜でも安心です。さらに、メモリー機能によりリヤゲートの開く角度を自由に設定できるため、全開にするスペースが後方になく、開く際に注意が必要な場合なども安心です。
クロスオーバーSUVが続々と登場している中、アウトバックの荷室はステーションワゴンの積載量や使い勝手を備えています。また、乗用車の乗り心地やSUVの悪路走破性も備えたスバルらしい一台となっています。