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輸入SUVの特徴的な名前、その由来に迫る

ロングツーリングからオフロード走行まで、幅広くしかも快適にこなし、充実した装備と高い走行性能が魅力のSUV。いまや世界のほとんどのメーカーが競うように高性能SUVを開発しています。そんなSUVを良くみてみると非常にユニークな名前のモデルが多く、どうしてこの名前になったの?というクルマが多くあります。今回は、輸入SUVに付けられた特徴的な名前の由来に注目してみます。

更新日2019/03/26

アルファロメオ ステルヴィオ

イタリアの自動車メーカー、アルファロメオが販売するSUVが、「ステルヴィオ」です。

「ステルヴィオ」とは、イタリア北部のアルプス山中にある峠の名前です。全長20kmのその峠は、75ヶ所ものカーブをもち、息を呑むような眺望が特色です。イタリアで最も高い標高(2,758m)であることから、つづら折りの連続カーブを走行しながら、めまいがするほど急激に標高が増してゆくため、過酷な本格ロードレースの聖地としても知られています。

この過酷な道を、あらゆる天候の中でも快適に、また安全に走行するためには高い走行性能と信頼できるメカニズムが必要であることから、この峠の名前が冠されたステルヴィオは、スポーツカーイメージの強いアルファロメオが提供するSUVにふさわしい、力強いネーミングと言えるでしょう。

最速SUV、ステルヴィオってどんな車?

 

ベントレー ベンテイガ

イギリスの高級車メーカー、ベントレーが販売する高級SUV、それが「ベンテイガ」です。高級ラグジュアリーカーを世に送り出してきたベントレーがSUVを出すと発表した時、衝撃を受けた方も少なくないのではないでしょうか。

丸目のライトに高級感のあるメッシュグリル、21インチの大径タイヤに豪華な内装という特徴的なスタイルに、6.0LツインターボW12エンジンの圧倒的なパワーを伝える4WDシステムと数々の先進的なメカニズムは、「超高級SUV」と呼ぶにふさわしい、細部にまでこだわったモデルです。

「ベンテイガ」という一風変わった名前は複数の意味からなる造語のようです。一つはスペイン領のカナリア諸島にある標高1,412mの岩山「ロケベンテイガ」、もう一つはロシアのシベリア地方の針葉樹林「タイガ」からインスパイアされ、「世界のあらゆる道を走破できるベントレー」という意味を込めて付けられました。

ベントレー ベンテイガは豪華さと性能を高次元で実現した車

 

レンジローバー ヴェラール

イギリスのランドローバー社が販売するSUVが「レンジローバー ヴェラール」です。

ランドローバーらしい洗練されたデザインに先進のメカニズムを搭載し、モダンで斬新なインテリアや、高いオフロード性能、快適性や利便性を追求したキャビンやラゲッジスペース等、SUVを長年作り続けてきたメーカーのこだわりが感じられる完成度の高いモデルです。

車名の「ヴェラール」は、同社の自動車開発の歴史と関係があります。1960年代、ローバーの最高峰モデル「レンジ・ローバー」の開発にあたり、当時の開発陣は、まだ発表前のプロトタイプ26台をラテン語で「(ヴェールを)覆う」ことを意味する「velare」から派生させ、「VERAL」と名付けていました。

同社の歴史の一部として残っている名前が最新モデルに付けられているのは興味深いですね。

ランドローバー レンジローバー ヴェラールってどんなクルマ?

 

マセラティ レヴァンテ

マセラティ レヴァンテ 2019

イタリアの高級スポーツカーメーカー、マセラティの販売するSUVが「レヴァンテ」です。

マセラティ史上初となるSUVで、伸びやかなクーペライクなデザインでクラス最高の広い車内スペースを持つレヴァンテ。

マセラティは、ラインナップするモデルに「風」の名前を付けることで知られています。「レヴァンテ」もその一つで、地中海に吹く東風を指しています。普段は穏やかですが、瞬時に強風に変化することもあるそうです。

マセラティの100年を超える歴史上初めてとなるSUVの誕生という、転換点ともいうべきモデルにふさわしい名前と言えます。

マセラティ初のSUV、レヴァンテってどんなクルマ?

 

ロールス・ロイス カリナン

イギリスの高級自動車メーカー、ロールス・ロイス・モーター・カーズが販売する高級SUVです。

ロールスロイスといえば、運転手付きの超高級車、いわゆるショーファードリブンカーの代名詞とも言える存在でしたが、ドライバーズカーとしてSUVを購入する市場のニーズに応えるかのように、高級SUVを発表。あらゆる路面でも「魔法の絨毯」と形容されるロールスロイス独特の乗り心地と申し分のない動力性能、贅を尽くした内装など、ロールスロイスの名に恥じないSUVと言えます。

「カリナン」とは、ご存知の方も多いとは思いますが、1905年に南アフリカのカリナン鉱山で発見された史上最大のダイヤモンド原石です。熟練した職人の手によって、そこからカットされたダイヤモンドの希少性と普遍の価値は言うまでもなく最高のものであり、ロールスロイスは最高峰のSUVを目指すモデルとして、この名を付けました。

宝石の名前が由来!?ロールス・ロイス初のSUV、カリナン(Cullinan)とは?

輸入SUVに付けられた名前の由来をいくつかご紹介しました。日本だけでなく、世界中で大人気のSUVですが、メーカーが非常に力を入れて開発にあたっているのが車名からも伝わってきますね。

 

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