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【SUVで紅葉を見に行こう】東京都の紅葉スポット8選
東京都の紅葉スポットの特徴としては、場所や標高などにより見頃の時期が10月中旬から12月下旬まで幅広く、どこでもアクセスが良いのも魅力になっています。特に都心中央部にある旧大名屋敷跡や将軍家などのゆかりの庭園の多さとその規模の大きさは東京都ならでは。今回はそんな東京都の紅葉スポットを紹介します。
更新日2019/09/301.上野恩賜公園
上野駅公園口前から、鴬谷駅の西側に広がる上野恩賜公園は、日本で最初に公園に指定され、日本さくら名所100選にも選定される桜の名所ですが、秋にも素晴らしい紅葉が楽しめます。春の主役である広い並木道の空を覆うように枝を伸ばす1,200本もの桜並木は、秋には赤く染まり紅葉のトンネルに変化します。
また、清水観音堂周辺ではモミジが赤く色づき、西郷隆盛像の後ろにはイチョウの大木が植えられており、11月下旬には黄金に光り輝き、この季節だけにインスタ映えするポイントになります。
見頃は11月下旬~12月上旬にかけてで、サクラ、イチョウ、ケヤキ、モミジなどが順次色付きます。秋は春のような混雑がなく駅からも近く、動物園や博物館など多彩な楽しみも魅力のオススメの紅葉スポットです。
住所:台東区上野公園・池之端三丁目
アクセス:首都高速上野出入口から都道437号経由約5分
2.北の丸公園
旧江戸城の北の丸と呼ばれる城郭があった場所にあり、森林公園として一般公開されている北の丸公園。公園の西側に位置するモミジ山には、イロハモミジやオオモミジ、ヤマモミジなど合計約230本のモミジが植えられており、11月になると紅葉が見頃を迎えます。さらに、人口滝や芝生広場の池に映し出される紅葉の様子も、北の丸公園ならではの風景としておすすめの場所となっています。
モミジの紅葉は、11月末~12月初旬で、国の重要文化財に指定されている旧江戸城田安門、清水門などの史跡や、近隣の東京国立近代美術館、東京国立近代美術館工芸館、国立公文書館、科学技術館、日本武道館東京国立近代美術館や工芸館などの文化施設とともに、歴史や文化にふれながらの紅葉めぐりができる東京都ならではのスポットです。
住所:千代田区北の丸公園1−1
アクセス:首都高速代官町出口すぐ
3.小石川後楽園(こいしかわこうらくえん)
小石川後楽園は、寛永6年に水戸徳川家二代藩主の光圀の代に 完成した70,847.17㎡の庭園で、池を中心にした回遊式築山泉水庭園になっており、随所に中国の名所の名前をつけた景観を配し、中国趣味豊かなものになっています。
東京ドームのすぐ近くに位置し、都心にありながらも深山の景を有しており、480本ものモミジからなる紅葉に定評がある庭園です。多くの紅葉スポットがある小石川後楽園ですが、特に、蓬莱島と徳大寺石を配し、琵琶湖を表現した「大泉水」や、屏風岩、清水観音堂跡を通るとある朱塗りの橋「通天橋(つうてんきょう)」、そして京都嵐山にちなんだ「渡月橋」、「大堰川(おおいがわ)」の周辺などが紅葉スポットとしておすすめです。
また、11月中旬から12月上旬のイロハモミジの紅葉に合わせて行われる「深山紅葉を楽しむ」というイベントでは、この紅葉をさらに楽しめるように伝統芸能の上演、茶会などが催されます。
住所:文京区後楽1-6-6
アクセス:首都高速5号線・飯田橋ランプ、西神田ランプからすぐ
4.秋川渓谷
秋川渓谷 は東京都心から電車でもクルマでも1時間ほどで気軽に訪れることのできる、都内屈指の大自然を満喫できる観光スポットです。多摩川の支流の中でも最大といわれる秋川の、あきる野市から檜原村に及ぶ全長20kmほどを秋川渓谷と呼び、新緑、紅葉など四季折々に表情を変える景色は、ここが東京都であることを忘れさせるほどの雄大な自然が来る方を和ませてくれます。
四方を山に囲まれ、植林された杉ばかりでなく、新緑や秋を彩る落葉樹が川沿いに枝葉を伸ばし、秋は銀杏の黄色、燃えるような紅葉の赤が楽しめます。渓谷の入り口となる五日市駅からは散策コースが設定されており、道中には、かやぶきの門とイチョウの大木が有名な広徳寺や清流の青と色とりどりの紅葉が見事な岩瀬峡など、見どころも多いコースです。
紅葉の名所として人気のある石舟橋は、吊り橋を遠くから望むのはもちろん、橋の上からの紅葉もすばらしいと評判です。近くには温泉施設「秋川渓谷 瀬音の湯」や無料で利用できる足湯があり、温泉につかりながら紅葉を楽しむことができます。
住所:あきる野市戸倉718
アクセス:首都圏中央連絡自動車道・あきる野IC経由約60分
5.新宿御苑
都心のど真ん中で美しい紅葉が見られる新宿御苑は、江戸時代には信州高遠藩主内藤家の屋敷があり、その後、明治39年(1906年)に皇室の庭園として造られました。
広さ58.3ha、周囲3.5kmの庭園は、プラタナス並木が美しい整形式庭園や広大な芝生とユリノキが高くそびえる風景式庭園と伝統的な日本庭園を組み合わせており、明治を代表する近代西洋庭園ともいわれています。新宿御苑は樹木の種類が多く、種類によって紅葉の見頃が異なるので、11月上旬のハナミズキに始まり、11月中旬のイチョウやカエデなど、さまざまな木々の紅葉を、時期をずらして楽しめるのが特徴です。
広大な敷地の新宿御苑には多くの紅葉スポットがあり、昭和天皇ご成婚記念として建築された「旧御涼亭」周辺、カエデの紅葉が特に多く、ウメ、サクラといった落葉樹もきれいに色づく「上の池」、超高層ビルが水面に映し出され、周囲にはぐるりと紅葉いっぱいの遊歩道が巡る「中の池・下の池」や、「玉藻池」。そしてユリノキやサクラの樹々が、新宿の高層ビルを背景に色づく「イギリス風景式庭園」と高さは30メートルを超える「ユリノキの巨樹」はぜひ訪れてみたいスポットです。
住所:新宿区内藤町11
アクセス:首都4号新宿線「外苑」出口からすぐ
6.高尾山
高尾山は、東京都八王子市にある標高599mの山です。東京都心から近く、11月中旬から12月初旬までの紅葉の時期には、多くの観光客や登山客が訪れ、最近ではミシュラン観光ガイド「ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン」での3つ星評価などの影響もあり海外からの観光客も多く訪れます。
高尾山は自然の宝庫で、山内には、約1200種の植物、約100種の野鳥、約5000種の昆虫が生息しているといわれています。なかでも秋のモミジは絶景で、山頂のもみじ台や薬王院の周辺、ケーブルカー清滝駅、高尾山駅周辺と紅葉ポイントも多く、麓の清滝駅から標高472mの高尾山駅までケーブルカーで結ばれた沿線にはオオモミジやイロハモミジなどが群生し、紅葉のトンネルができます。
高尾山の紅葉は遠目に見ても美しいのですが、実際に歩いてみるのがおすすめです。片道100分ほどの代表的なコースでは、ほとんどの道が舗装され歩きやすく、ケーブルカー高尾山駅の周辺には飲食店やトイレなど休憩スポットも充実しています。パワースポットとしても有名な仏舎利塔も紅葉が美しく、そして霞台展望台や高尾山山頂からの絶景は遠くまで紅葉を見渡せます。
11月には高尾山もみじまつりが開催され、土日祝にケーブルカー清滝駅前ステージで、太鼓や歌謡ショー、民踊や谷内王子車人形などのイベントが行われ、マス酒の販売や、東京こけしの実演販売もされています。
住所:東京都八王子市高尾町
アクセス:首都圏中央連絡自動車道・高尾山ICからすぐ
7.東京都庭園美術館
東京都港区白金台にある東京都庭園美術館は、アール・デコ様式の旧朝香宮邸を活用した美術館で、邸宅時代から引き継がれた日本庭園は、都心にありながら緑豊かで、まさに「都会のオアシス」と呼ぶにふさわしく、多くの方に親しまれています。
日本庭園のモミジの紅葉は、特に池の北側にある茶室「光華」周辺が見事で、紅葉に染まる庭園の美しさを堪能できます。
池を周回する散策路を辿ると、紅葉の表情が変わり常緑樹とモミジとの組み合わせも楽めます。さらに、西洋庭園には大きなイチョウの木があり、日差しを浴びて黄金色に輝く様子は見ものです。日本庭園の紅葉をメインにのんびりと園内を散策して、リフレッシュするのがおすすめです。
また、紅葉の見頃の時期にはライトアップが実施されます。開館時間が20時まで延長され、普段は見ることのできない夜の美術館と紅葉を楽しめます。
住所:港区白金台5-21-9
アクセス:首都高2号線・目黒出口からすぐ
8.御岳渓谷(みたけけいこく)
多摩川上流に位置する御岳渓谷は、巨岩の間を清流が流れており「日本の名水100選」にも選ばれる、東京とは思えないほどに自然豊かなスポットです。駅からも近く遊歩道も整備されているので、気軽に歩いて四季折々の渓谷美を楽しめる人気スポットです。上流の御嶽美術館から下流の沢井駅と軍畑駅の中間まで、約4km約30分の遊歩道が続き、両岸のモミジやイチョウなどの紅葉狩りができます。
また、黄金色に輝く玉堂美術館前の大イチョウの樹齢70年の30mもの雄大な姿は見応えがあります。また、この遊歩道を通って玉堂美術館、櫛かんざし美術館、小澤酒造などもめぐることができます。
11月9日(土)から11月24日(日)までライトアップが実施され、2019年は1999年に関東の駅百景に選出された御嶽駅舎もライトアップされます。その他にも「屋台村」「大正・昭和昔の写真展」「自然観察会」など数多くのイベントも開催されます。
住所:東京都青梅市御岳 ~ 沢井
アクセス:中央道八王子ICより約40分