プロモーション
BMWの「M」SUVラインアップ紹介
コンパクトからフルサイズまで、幅広いラインアップを揃えるBMWのSUV(SAV)。そのなかのいくつかには、M社が開発したMモデルが用意され、各シリーズの頂点に位置づけられています。ここでは、そんなMを冠したSUVたちを紹介していきます。
更新日2020/07/06新開発エンジンに注目! X3 M/ X4 M
X3 Mは、3代目X3をベースに開発されたX3シリーズ初のハイパフォーマンスモデルとして2019年6月に登場しました。公道でのスポーティな乗り味はもちろん、サーキット走行も視野にいれた仕上がりとなっています。
エンジンは新開発の直列6気筒ターボエンジンで、上級グレードのcompetition(コンペティション)にいたっては、最高出力375kW(510PS)/6,250rpmを発生。2,030kgという重量級ボディながらも、0-100km/h加速は4.1秒というスポーツカー並みの性能を誇ります。
このハイパワーを実現しているエンジンは、シリンダーヘッドコアの成形形に3Dプリント技術を使用し、冷却効率を高めつつ、軽量化を実現しています。
エンジン以外では、素早いシフトアップを実現するドライブロジック付き8速ATや、優れたトラクションとFRを思わせる操る喜びの両立を可能にしているインテリジェント4輪駆動システムBMW M xDrive&アクティブMディファレンシャルといったメカニズム。
運転支援システムのドライビング・アシスト・プラスや、クルマとドライバーそして情報を繋ぐ BMWコネクテッド・ドライブなど、現代のモビリティとしての装備も整っています。
また、サスペンションや空力デバイスにもモータースポーツ由来のMテクノロジーが投入されていています。
X3 MとX4 Mは、さまざまな先進技術とハードなスポーツ性、そして美しいデザインを持ち合わせており、SUVが世界的トレンドとなっている現代に置いて、市場が望むものを数多く取り入れた、SUVでも本格的なサーキット走行がしたいという欲張りに答えるモデルなのです。
BMWの走りのエッセンスが備わったSUV、BMW X3 Mを紹介
M、SUVの先駆け、X5 M
2000年に初代が登場したX5は、BMWのSUVとしてもっとも長い歴史を誇ります。そんなX5にハイパフォーマンスモデルのMが導入されたのは2代目で、SUVとしては初めてのMモデルでした。
現行となる3代目は2020年3月に発表されました。2019年6月に登場したMシリーズ最上級ラグジュアリークーペのM8と同じ、4.4L V8ツインターボで、最高出力441kW(600PS)、最大トルク750Nmをそれぞれ発生。
上級モデルのCompetition(コンペティション)は、トルクはそのままでに最高出力が460kW(625PS)まで引き上げられています。
駆動系には、4輪駆動システム、M xDrive&アクティブMディファレンシャルなどのメカニズムを採用。トランスミッションは、ドライブロジック付きの8速Mストップトロニックです。
これにより0-100km/h加速は3.8秒というスーパースポーツ並みの性能を実現しており、「スーパーカーキラーのSUV」とも言える存在となっています。
X5Mより硬派なモデル、X6 M
2008年に2代目X5のクーペ版として登場した初代X6、リアウィンドウが寝かされた独特のクーペシルエットは、当時、他に例が少なく斬新なモデルでした。
そんなX6のMは兄弟車X5と同じタイミングの2009年に登場しました。X5 Mと同スペックでしたが、クーペSUVにくわえ、それのハイパフォーマンスバージョンということでインパクトは、かなり大きなものでした。
現行となる3代目もX5 Mと同じ2020年3月の発表、スペックも同様ですが、スタイリングの影響で、車重はX6 Mのほうが30kg軽量な2,605kgに仕上がっています。
クーペとSUVの融合!「BMW X6」とはどのようなクルマなのか?
サーキット走行も楽しめる数少ないSUV
世界的に見ても近年はSUVブームであり、多くの自動車メーカーからさまざまなコンセプトのSUVが販売されています。もちろんハイパワーで優れた加速性能を持つSUVも多く存在します。しかし今回紹介したBMW MモデルのSUVのような、サーキットでのスポーツ走行も対応可能というSUVは数少ない存在です。SUVの巨体がサーキットでスポーツカーを追いかけ回す…というのはなかなか見ることの出来ない光景でしょう。