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【フラッグシップSUV頂上対決】ランクルとLXはどれぐらい違う?
トヨタのフラッグシップSUVであるランドクルーザーと、レクサスのフラッグシップSUVであるLX、兄弟車のように見えますが、それぞれの持つ個性には、様々な違いが存在します。今回は、ランクルの最上級グレードZXと、LX570を比較し、両者の違いを明確にしていきます。
更新日2020/11/20エクステリア比較:ランクルより大型なLX
ランドクルーザーのボディサイズは全長4,950mm×全幅1,980mm×全高1,870mmで、ホイールベースは2,850mm、最低地上高225mmを確保。灯火類にはLEDヘッドランプ、LEDフォグランプ、タイヤサイズは285/50R20で、専用アルミホイールが標準装備されます。
また、アウトサイドドアハンドルにはメッキパーツが、ステンレスのベルトモール、サイドプロテクションモール(メッキ)、サイドステップ、リヤスポイラーの各パーツが標準装備されるなど、エクステリア(外装)は洗練された高級感が感じられる仕様です。車両本体価格は697万4000円になります。
対してLXのボディサイズは全長5,080mm×全幅1,980mm×全高1,910mmで、ホイールベースは2,850mm、最低地上高225mmを確保。灯火類には三眼フルLEDヘッドランプ、LEDフォグランプが標準装備され、タイヤサイズは285/50R20と同じですが、LXは切削光輝の専用アルミホイールとなっています。
また、 LXにもアウトサイドドアハンドルのメッキパーツ、リヤスポイラーとサイドステップが標準装備されています。エクステリアは華美すぎず、重厚感を感じられるデザインとなっており、内に秘めた高級感を醸し出しています。車両本体価格は1,135万6481円になります。
LXは、ランドクルーザーよりも全長が130mm長く、ランドクルーザーの最上位グレードに装着されるエクステリアパーツは、ほぼすべてが標準装備されています。また、ボディ塗装にもこだわりを見せるLXからは、車両本体価格の差をしっかりと感じられる仕上がりの高さを実感できるでしょう。
インテリア比較 ランクルも充実の装備だが、LXはさらに上を行く
ランドクルーザーには撥水機能付UVカットフロントドアグリーンガラス、チルト&スライド電動ムーンルーフ(UVカット機能付プライバシーガラス)、木目調+本革巻のステアリングホイール、ステアリングヒーター、電動メモリー付きチルト&テレスコピックステアリング、前後左右独立式のフルオートエアコンが装着されます。
シート表皮はプレミアムナッパ本革で、運転席助手席は8ウェイメモリー機能付きの電動パワーシート、シートヒーター・ベンチレーションが快適装備として装着されますが、パーキングブレーキはレバー式となります。また、ナビゲーションはオプション設定です。
対するLXは、UVカット機能付き遮音タイプのウインドシールドガラスを装着し、フロントドアには撥水機能付きUVカットガラス、チルト&スライド機能付きの電動ムーンルーフを装着します。イルミネーテッドエントリーシステム、本木目+本革のステアリング&本革本アルミのシフトノブ、GPS時刻補正機能付きのアナログクロック、オーナメントパネルで室内を加飾し、シートにはセミアニリン本革を使用した8ウェイ調整式パワーシートをフロントシートに装備し、もちろんシートヒーター・ベンチレーションもついています。
エアコンやシートヒーター、ベンチレーションを統合制御する、レクサスクライメイトコンシェルジュにより、常に室内を快適な状態に調整してくれます。ランドクルーザーではオプション設定だった、パワーバックドアや、オーディオも標準装備され、12.3型ワイドディスプレイのレクサスLXプレミアムサウンドシステムも標準装備です。通信機能のG-Link、ETC2.0ユニットといった、ランドクルーザーではオプション設定の装備が充実しているのがLXです。
ナビゲーションやオーナメントパネル一つ一つに至るまで、全ての素材に拘りを見せ、本物の木、本物のアルミを使用するLXのラグジュアリー感は、他車を圧倒するものとなっています。
走行性能比較:悪路走破性はほぼ一緒、予防安全装備が充実のLX
ランドクルーザーのパワートレインは4.6L V型8気筒のエンジンで、WLTCモード燃費は6.7km/Lです。足回りには4-Wheel AHC&AVSを装備し、オフロード走行も難なくこなすマルチテレインセレクトやドライブモードセレクト、クロールコントロール、アクティブトラクションコントロール、ヒルスタートアシストコントロールを搭載し、いかなる路面でも強靭に進んでいく機能を備えています。安全装備には、トヨタ セーフティセンスを標準装備し、ブラインドスポットモニター、クリアランスソナー&バックソナーも備え、充実の予防安全メカニズムを有しています。
対するLXのパワートレインは5.7L V型8気筒エンジンでWLTCモード燃費は6.6km/Lです。足回りには4Wheel AHC(乗降モード付)+AVSを装備し、マルチテレインセレクト、クロールコントロール、アクティブトラクションコントロール、マルチテレインモニター、パノラミックビューモニター、ヒルスタートアシストコントロールを備え、ランドクルーザー以上の悪路での視認性の高さや走行性能を兼ね備えています。
安全装備にはレクサスセーフティシステム+を装備し、ブラインドスポットモニター、クリアランスソナー&バックソナー、リアクロストラフィックアラート、マルチテレインABS、タイヤ空気圧警告表示という、充分すぎるほどの装備です。
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陸の王者として君臨するランドクルーザーを、大きく上回るラグジュアリー性と機能性を兼ね備えたのがLXです。車両本体価格の差は約400万円ありますが、その差を埋めて余りある充実の装備は、オーナーを必ずや満足させることでしょう。兄弟車として比較される2台ですが、ランドクルーザーをさらに豪華に、そしてパワフルにしたのがLXです。両車を比較検討する際の、参考にしてみてください。