プロモーション

今一番売れている、トヨタ ライズのメリット(長所)、デメリット(欠点)を紹介

2020年上半期に58,492台と、乗用車ブランド通称名別順位でトップを走ったライズは、現在も順調に販売台数を伸ばす大人気のクルマです。今回は、一番売れているライズには、どんなメリットとデメリットがあるのかを考えていきます。

更新日2021/01/21

トヨタ ライズってどんなクルマ?

トヨタ ライズ

ライズの車両概要を紹介していきます。ボディサイズは全長3,995mm×全幅1,695mm×全高1,620mmで5ナンバーサイズに収まるコンパクトSUVです。エンジンには1.0L 直列3気筒インタークーラーターボを搭載し、最大出力72kW(98PS)/6,000rpm、最大トルク140Nm(14.3kgm)/2,400~4,000rpmを発生し、WLTCモード燃費は18.6km/Lとなっています。駆動方式は2WD(FF)と4WDを選択でき、搭載されるトランスミッションはCVTです。

5ナンバーサイズのコンパクトボディながら、大人4人が乗っても十分に広さを感じるパッケージングで、幅広い年齢層からの支持を集めています。

車両本体価格は167万9000円~228万2200円です。

トヨタ ライズを購入するなら付けたい!おすすめのオプション

 

トヨタ ライズのメリット(長所)

トヨタ ライズ 2019

ライズの長所はたくさんありますが、特筆すべきはパッケージングの高さです。エクステリア(外装)はコンパクトボディを感じさせないSUV然とした迫力ある顔立ちで、アクティブに使用されるSUVらしいデザインとなっています。インテリア(内装)は前席のみならず、後席にもゆとりの空間が広がります。カップルディスタンスは900mmと、全長4m未満のSUVとは思えない長さが取られており、コンパクトSUVにありがちな、後席の膝周りが狭いという状態がほとんどありません。大人が後席に座っても、膝周りに握り拳1個半程度の余裕ができ、ロングドライブでも疲れを感じにくい室内環境です。

荷室容量もクラストップレベルの369Lを確保し、日常の買い物から遠方へのレジャーまで大きな荷物も余裕を持って積み込めます。リヤシートを両側倒せば、ほとんどフラットな床面が広がり、使い勝手のいいシートアレンジも魅力的です。

1.0Lターボエンジンは強靭なパワーとはいかないものの、日常域で使用するには十分なパワーであり、軽快なドライブができます。SUVとして気になる4WDシステムにはダイナミックコントロール4WDを搭載、前輪駆動と四輪駆動状態を自動的に電子制御し、発進時や滑りやすい路面では最適なトルクを後輪に配分し、通常走行時には後輪への駆動力を下げ、低燃費に貢献します。

優れたパッケージングと、SUVに必要とされる走行性能を併せ持ち、街中でも使用しやすいコンパクトカーという、ライズだけに与えられた唯一無二の魅力は、ユーザーにとっても大きなメリットとなり、人気に拍車がかかる形となっています。

ダイハツ ロッキーとトヨタ ライズの異なるポイントとは?

 

トヨタ ライズの欠点(欠点)

人気のライズですが、購入前に知っておかなければならないデメリットも存在します。まずはインテリアの質感です。コンパクトカーと言ってしまえばそれまでですが、プラスチック感が強く出ており、高級感を感じることはできません。もう少し、シボなどの装飾を入れるなり、配色を考えるなりできると、プラスチック感が少なくなり、安っぽさは無くなっていくでしょう。また、ステアリングにはチルト機構しか搭載されず、テレスコピック機構が無いため、体型によっては、ステアリングが非常に遠く感じます。シートが上質でホールド感が高いものとなっているので、適切なドライビングポジションを作るうえで、テレスコピック機構は入れてほしいものです。

先進安全装備はスマートアシストを搭載します。しかし、最廉価グレードのXでは非搭載となり、オプションでも選択できないのは困りどころです。兄弟車のダイハツ ロッキーは全車スマートアシストが標準装備されているだけに、ライズでも全車搭載をしてほしい部分でした。また、トヨタ車ではありますが、ダイハツOEMであるため、トヨタセーフティセンスではなくスマートアシストの搭載となります。先行車に自動追従し、高速道路での運転負荷を軽くする全車速追従式ACCは最上級グレードのZにのみ用意されるかたちです。トヨタセーフティセンスでは、もはや当たり前になっている全車速追従式のクルーズコントロールが利用できないのは、トヨタブランドで売り出すクルマとして、少々物足りない部分になります。

トヨタ ライズ 2019

また、動力性能としては申し分のない1.0L 直列3気筒エンジンですが、音と振動の部分は気になるところが出てきます。加速時のエンジン音が大きく車内に入り込み、耳障りに感じる部分と、アイドリング時の振動は、やはり3気筒の低排気量エンジンだなという印象を持ちます。遮音材や制振材の使用も、それほど多くはなく、ロードノイズとエンジンノイズは、同セグメントのクルマと比較しても大きめです。少々軽自動車感が出てしまっているのが残念な部分であり、パッケージングが良いだけに、デメリット部分が気になってしまいます。

ライズの中古車情報を見てみる

ライズのメリット・デメリットをまとめてきました。コンパクトカーの乗り継ぎや軽自動車からのアップグレードとしては、十分に満足できる一台ですが、ダウンサイジングとなった際に、室内の質感や機能性、音という面は気になる部分が多いのではないでしょうか。おすすめできるユーザーは、若年層や高齢層の2名乗車がメインとなるユーザーや女性ユーザーです。全長4mを下回るコンパクトSUVは選択肢が少ない中で、十分なパッケージングと、扱いやすさはライバルの中でも群を抜いているでしょう。ライズを選択する際の参考にしてみてください。

ロッキー/ライズ以外に5ナンバーSUVって何がある?

SUV在庫台数日本一を誇るSUVLANDで中古情報をチェック!