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SUVで行く!甲信越地方のおすすめ温泉地20選
山梨、長野、新潟からなる甲信越地方は広大な面積の多くを自然豊かな山地であり、スキー場と温泉という共通点があります。特に温泉地は多く、有名どころでは新潟の越後湯沢温泉、長野の諏訪湖温泉、そして山梨の河口湖温泉などがあります。今回は冬でも安心なSUVでドライブしながら行きたい秘湯を中心にご紹介します。悪路も雪道も安心安全なSUVで甲信越の秘湯をめざしましょう!
更新日2021/01/21各都道府県の温泉地
長野県
標高2,000メートル雲上の露天風呂は「高峰温泉(たかみねおんせん)」
高峰温泉は標高2,000メートルに湧く一軒宿の山の湯で、宿から50メートルほど上がった場所に「雲上の野天風呂」があり、高峰渓谷や美ヶ原、そしては中央アルプスの山々も望むことが出来る秘湯です。含硫黄-カルシウム・ナトリウム硫酸塩泉の泉質の源泉は約36度とぬるめのため、源泉そのままの浴槽のほかに加熱の浴槽も用意されています。
内湯には名物のランプの湯の他に、高嶺の湯と四季の湯があり、日帰り温泉はランプの湯が利用できます。また、晴れた夜には星空観望会が開かれ、降り注ぐ満天の星と天の川が心を洗い流します。
なお、冬季はアサマ2000スキー場の駐車場から雪上車を利用することになり、秘湯感がより増すことになります。
住所:〒384-0041 長野県小諸市高峰高原
問い合わせ先:0267-25-2000
アクセス:上信越道・小諸ICから約30分
100年以上の歴史を持つ「戸倉上山田温泉(とくらかみやまだおんせん)」
千曲川沿いに位置し、100年以上の歴史を持つ戸倉上山田温泉は、善光寺の精進落としの湯として親しまれています。戸倉温泉、新戸倉温泉、上山田温泉を総称して信州戸倉上山田温泉とされる信州最大の温泉街を形成していて、源泉が計52本と多く湯量も豊富。その硫黄泉の無色透明のお湯は泉質の良さから「美肌の湯」として知られています。また、外湯は朝5時から深夜1時まで楽しめます。
温泉街は華やかですが、素朴な雰囲気を残す万葉公園には27の歌碑が建ち、小林一茶や高浜虚子など文学散歩も楽しめます。また、辛味大根につけて食べる「おしぼりうどん」などの郷土料理も味わえます。
住所:長野県千曲市上山田温泉 他
問い合わせ先:026-261-0300(信州千曲観光局)
アクセス:上信越自動車道・坂城ICから約10分、または更埴ICから約15分
満点の星空の下熱い湯に浸かれる下伊那郡阿智村の「昼神温泉(ひるがみおんせん)」
昼神温泉は、長野県の南端、岐阜県に接する阿智川沿いの山里に位置する閑静な温泉地です。約250年前の古文書にも記載がある古湯です。43℃の熱い湯は、浴用、飲用ともに効能が豊かで、とろりとした肌触りの温泉は「美人の湯」としても有名です。泉質はph9.7という強アルカリ性を誇り、保湿には欠かせないナトリウムイオン、塩素イオンが豊富に含まれています。
また、昼神温泉のある阿智村は、日本一とされる「星が輝いて見える場所」であり、村内のどこからでも満天の星を眺めることができます。
住所:〒395-0304 長野県下伊那郡阿智村智里
問い合わせ先:0265-43-3001(阿智☆昼神観光局)
アクセス:中央高速・飯田ICから約18分
木曽義仲も訪れた“信州の鎌倉”上田市の「別所温泉(べっしょおんせん)」
塩田平の田園風景の中を進んだ先にある“信州の鎌倉”こと別所温泉は、「枕草子」にも登場する信州最古の歴史を誇る古湯として知られています。
別所温泉には湯口からは源泉が常に流れている3つの外湯(共同浴場)があます。慈覚大師が愛した「大師湯」、真田太平記に登場する「石湯」、木曽義仲が入浴したと伝わる「大湯」と由緒ある共同浴場が点在し、卵の味が口いっぱいに広がる名湯を飲み比べたり、散策しながら外湯巡りが楽しめます
温泉の泉質は皮脂を溶かして古い角質層を軟化させ肌がすべすべになる弱アルカリ性です。また、酸性のお湯は殺菌力があるので、アトピーなどの皮膚病等にも効果があるとされています。
北向観音境内には恋愛を成就させる「愛染明王」や縁結びの木「愛染カツラ」など、恋愛に関したスポットがたくさんあるので、デートにも良いかも知れません。
住所:〒386-1431 長野県上田市別所温泉
問い合わせ先:0268-38-3510(別所温泉観光協会)
アクセス:上信越自動車道・上田菅平ICから約30分
黒部ダムと北アルプスに囲まれた長野県大町市「大町温泉郷(おおまちおんせんきょう)」
大町温泉郷は、立山・黒部アルペンルートの入り口、北アルプスを望む鹿島川沿いに広がる温泉郷です。白樺や唐松といった美しい林に囲まれ、 高原リゾートのような落ち着いた雰囲気が魅力です。
大町温泉郷は、湯量豊富な葛温泉からの引き湯で始まり、その後、新しい源泉が温泉郷内に湧出しました。日帰り温泉施設の薬師の湯は、早朝から夜遅くまで利用でき、箱むしや寝湯などを体験した後は、露天風呂で北アルプスの大パノラマを満喫できます。泉質は単純温泉で、神経痛、リウマチ、筋肉痛、関節痛などに効能があります。
近くには黒部ダムもあるので、その景色も楽しんで見ましょう。
住所: 〒398-0001 長野県大町市平
問い合わせ先:0261-22-3038(大町温泉郷観光協会)
アクセス:長野自動車道・安曇野ICから約40分
日によって色を変える温泉は小布施町「小布施温泉(おぶせおんせん)」
小布施温泉は雁田山山麓の南端にある、栗と北斎で有名な小布施町にあります。泉質は硫黄を含む‐カルシウム・ナトリウム塩化物高温泉で、腰痛、冷え性、動脈硬化、皮膚病、美肌に効能があります。また、日帰り入浴施設は 穴観音の湯 と あけびの湯の2軒があり、断崖にへばりつくように高台にあるため、黒姫山などの北信五岳を眺めを見ながら湯につかれます。
また、小布施町には北斎以外にも、美術館・博物館があり、町の中心地から郊外の農村部まで、魅力ある小布施を町民ガイドさんたちが案内する街歩きも楽しめます。そして、栗かの子、栗ようかん、栗おこわといった小布施町ならではの栗グルメはぜひ味わいたいです。
住所:〒381-0211 長野県上高井郡小布施町
問い合わせ先:026-214-6300(小布施文化観光協会)
アクセス:上信越自動車道・小布施スマートICから約10分
一茶も愛した温泉情緒あふれる山ノ内町の「湯田中温泉郷(ゆだなかおんせんごう)」
長野盆地の東、旧草津街道の宿場町であった湯田中温泉は、俳人小林一茶が愛したとされる、昔ながらの宿が建ち並ぶ温泉情緒が感じられる温泉地です。田んぼの中から湧き出る湯ということから「湯田中」という名前が付いたとされ、「大湯」をはじめ9つの共同浴場があります。湯田中、新湯田中、星川、穂波、安代と5つの地区があり源泉も多く、それぞれ塩化物泉や硫黄泉など泉質が少しずつ異なります。また、地表近くからわき出していることもあり、少し熱めのお湯が豊富に噴出しています。
また、足湯に使ったお地蔵様「湯けぶり地蔵」、不思議に動く岩「動き岩」、疫病よけの神であり、火難・地震を鎮めてくれる神とされる「弥勒石仏」など、史跡巡りも楽しめます。
住所:〒381-0400 長野県下高井郡山ノ内町
問い合わせ先:0269-33-2851(湯田中温泉旅館組合)
アクセス:上信越自動車道・信州中野ICから約20分
山梨県
天狗が湯治に訪れた?「十谷温泉(じっこくおんせん)」
十谷温泉は、天狗が湯治に訪れたとも伝わるほどの奥深い山の中にある秘湯です。紅葉の美しい源氏渓谷沿いに宿がある温泉地で、「天狗の湯」と名付けた風呂や、混浴風呂などもあります。
源泉は無色透明で、泉質は僅かに鉄分の臭いがある含鉄硫酸塩泉で、神経痛、筋肉痛、関節痛、疲労回復、冷え性、打ち身、慢性消化器病、糖尿病などの効能があります。
また、周囲に紅葉が美しい大柳川渓谷をはじめ、多くの吊橋や滝があり、トレッキングも滝めぐりも楽しめ、渓谷沿いにはバーベキューや釣りなどのレジャーを楽しめる大柳川渓流公園もあります。各旅館では、きのこや山菜などの山の幸が味わえますよ。
住所:〒400-0601 南巨摩郡鰍沢町
問い合わせ先:0556-22-2151(鰍沢町役場観光課)
アクセス:中央自動車道 甲府南ICから約30分
信玄の隠し湯に入れる山梨市三富川浦の「川浦温泉(かわうらおんせん)」
川浦温泉には、山梨県の北東部に位置した静かな山間にある一軒宿の「山県館」があります鎌倉時代、畠山重忠が薬師如来の霊夢により発見され、後に武田信玄が、川中島の戦いの傷病兵を治療させるために開発したと伝えられるなど、開湯約500年を超える伝統があり、2本の源泉が関東屈指の湯量を誇ります。
笛吹川の自然の眺望と、荒々しい岩の質感の野趣あふれる“信玄公岩風呂”が特徴です。毎分約1114Lを誇る湧出量の温泉は、約42℃で無色透明でアルカリ性の泉質の湯は美肌に良いとされ、日帰り入浴も出来ます。
季節によって、キノコなどと採れたての山菜や川魚、そして甲州牛など山の食材も味わえ、また、桃、ブドウ、苺、サクランボなどのフルーツ王国山梨が誇るたちの収穫が楽しめる農園もあります。
住所:〒404-0201 山梨県山梨市三富川浦1140
問い合わせ先:0553-39-2111
アクセス:中央自動車道 勝沼ICから約40分
ギネス認定!世界最古の宿 南巨摩郡早川町「西山温泉(にしやまおんせん)」
西山温泉は、南アルプスの北岳を源流とする早川沿いに位置し、身延山地に囲まれた山間の町である”日本一人口の少ない町・早川町”にあります。
西山温泉の一軒宿 慶雲館は慶雲年間(西暦705年)に開湯、当時の源泉から今日まで一度も涸れることなく湧き続けています。そして、その長い歴史の中には、徳川家康や武田信玄など、名だたる戦国武将も湯治に訪れたとされています。さらに、2011年にはギネスワールドレコーズで”世界で最も古い歴史を持つ宿”に認定されています。
無色透明の湯は毎分1,600L自噴し、風呂、給湯、シャワーまで加温・加水のない日本随一の源泉を使用しています。泉質はナトリウム・カルシウム-硫酸塩・塩化物泉(低張性アルカリ性高温泉)。胃腸病や筋肉痛、便秘、美肌などへの効能があるとされています。
西山温泉なら、山河の味覚を凝縮させた食膳と効能あらたかな湯で、体の中からリフレッシュできます。
住所:〒409-2702 山梨県南巨摩郡早川町西山温泉
問い合わせ先:0556-48-2111
アクセス:中部横断道自動車道・下部早川ICから約50分
野趣あふれる秘境の湯 甲州市塩山「裂石温泉(さけいしおんせん)」
日本百名山のひとつ大菩薩峠の登山口近くに位置し、山里にひっそりと佇む秘境の温泉地が
裂石温泉です。地名に割れた巨石から観音が現れたという言い伝えが残る裂石温泉には、岩風呂や露天風呂が魅力的な一軒宿 裂石温泉 雲峰荘があります。
露天風呂は野趣あふれる御影石の巨石を配し、古くから霊泉として知られる湯はph9.90の高アルカリ泉で、胃腸病・冷え性・病後回復・リュウマチ等に効能があります。入浴後は体が冷めにくく、美容の湯でもあり飲泉も可能です。
また、自家農園で出来た米や野菜、山菜のほか、地元特産のワイン豚を使った料理も堪能できます。そして、雲峰寺は春の桜が美しく、その際に訪れるとなお満喫できます。
住所:〒404-0022 山梨県甲州市塩山上萩原
問い合わせ先:0553-32-3818
アクセス:中央自動車道・勝沼ICから約40分
信玄の隠し湯と大スケールの自然 北杜市須玉町「増富ラジウム温泉(ますとみらじうむおんせん)」
標高2,000m超の金峰山や瑞牆山を望む増富温泉は、武田信玄が金山開発中に発見した隠し湯と伝えられ、世界一のラジウム含有量を誇るとも言われています。
ややぬるめの湯で、痛風やリウマチなどに効き、温泉指導員の元、蒸気を吸ってラドンを取り込んだり、飲泉として用いると内臓疾患などにも効能があるとされています。
本谷川渓谷と周囲の雄大な自然が織りなす景観美は圧巻。四季折々の風景や麓から見る金峰山、みずがき山の景観も味わってみましょう。
住所:〒408-0102 山梨県北杜市須玉町比志
問い合わせ先: 0551-20-6500
アクセス:中央自動車道・須玉ICから約30分
七不思議の湯は美人の湯 南巨摩郡早川町「奈良田の里温泉(ならたのさとおんせん)」
奈良田の里温泉は、周囲を山々に囲まれ早川沿いの最奥にあり、秘湯と呼ぶにふさわしい自然に包まれた温泉地です。古く孝謙天皇がやって来て、八幡社に願掛けしたら温泉が湧いたたことから”七不思議の湯”と呼ばれ、遠方からも多くの方が訪れています。
町営温泉 奈良田の里温泉 の源泉は、無色透明のナトリウム‐塩化物・炭酸水素塩泉で、ぬるめの湯は気泡が肌を覆い肌触りの良い美肌の湯とし人気があり、飲泉では糖尿病に効果が期待されています。
敷地内には早川町の歴史を紹介展示した早川町歴史民族記念館や、ほうとう、ステーキベーコン丼など町の食材を利用したグルメも味わえます。
住所:〒409-2701 山梨県南巨摩郡早川町奈良田486
問い合わせ先:0556-48-2552
アクセス:中部横断自動車道・六郷ICから約60分
嵯峨塩渓谷にあった信玄公の隠し湯「嵯峨塩鉱泉(さがしおおんせん)」
“信玄公の隠し湯”としても知られる嵯峨塩渓谷の秘境の温泉地が嵯峨塩鉱泉で、一軒宿の嵯峨塩館で入ることができます。鉱泉とは、鉱物質を多く含む湧き水のことで、嵯峨塩鉱泉では、PH値10.2の高いアルカリ度を持つアルカリ性単純冷鉱泉となっており、切り傷を始め、胃腸病や神経痛、冷え性、美肌などの効果が期待できて飲泉も可能です。
創業百十余年という歴史の嵯峨塩館では、無農薬野菜や地場産の食材を使った郷土料理、そして地酒や地ワインも楽しめます。
また、周囲には落合三つノ滝、富士山と大菩薩湖を一望できる展望広場のあるダム 大菩薩湖など、自然を堪能できる見どころが多いのも嵯峨塩鉱泉の魅力です。
住所:〒409-1213 山梨県甲州市塩山牛奥5532
問い合わせ先:0553-48-2621
アクセス:中央自動車道・大月ICから約40分
新潟県
ドライアイにもきく南魚沼郡湯沢町の「貝掛温泉(かいかけおんせん)」
貝掛温泉は、国立公園内の高原に位置する奥湯沢の一軒宿で、周りは山木と渓流に囲まれており、江戸時代より日本に3つの「目の温泉」として知られる珍しい温泉です。塩化物温泉・弱アルカリ性低張性温泉のぬるめの37℃の湯なので、長温浴も可能で、圧浴、浮力浴でリハビリ効果もあります。効能も白内障・眼底出血ドライアイ・眼精疲労など目に関するものや火傷・切り傷・神経痛にも効果があります。
清流や木々の緑に囲まれた岩造りの男女別露天風呂は、大自然に抱かれているような風情があり夜に7なると空一面の星空に包まれます。また、宿泊すれば極上の南魚沼産コシヒカリと旬の食材の料理や地酒も楽しめます。
住所:〒949-6211 新潟県南魚沼郡湯沢町三俣686
問い合わせ先:025-788-9911
アクセス:関越自動車道・越後湯沢ICより約15分
若返る効果も期待できる阿賀野市の「今板温泉(いまいたおんせん)」
今板温泉は、弘法大師が五頭山開山の時に発見したと伝えられる、五頭温泉郷の中で五頭山の山懐の深い森の中に佇む一軒宿の温泉です。天然温泉がこんこんと湧き出でる今板に自噴する無色透明のラジウム温泉を唯一愉しむことができるのは「湯本舘」だけで、杉木立に包まれた別世界のような秘湯です。
無色&無臭のぬる湯(約40度程)でありながら、あがってからも汗が引かず、いつまでも体が温かく保たれます。新陳代謝が良いので、「健康の湯」、「美肌の湯」、「アンチエイジングの湯」とも言われています。
料理はタケノコや山菜、地元の野菜、そして日本海でとれたエビなどの海産物がお腹いっぱいになるほど出てきます。24時間入れる露天風呂とともに、身も心もリフレッシュできる秘湯の宿です。
住所:〒959-1927 新潟県阿賀野市今板795-2
問い合わせ先:0250-66-2321
アクセス:磐越道・安田ICから約15分
エメラルドグリーンに染まる湯に感動する新発田市の「月岡温泉(つきおかおんせん)」
「新潟の奥座敷」でもある月岡温泉の温泉街は、夕暮れになると艶やかな着物姿の芸妓たちが行き交う情緒ある温泉街です。また、歩いて楽しい温泉地として様々なお店や足湯などのスポットがあります。さらに、「日本一まずい温泉」という自虐的な宣伝文句の手湯も話題となっています。
大正初期の石油の掘削中に、突如源泉が湧出したとされる温泉の源泉は51℃と熱く、入浴剤と勘違いされるほど美しいエメラルドグリーンに染まる湯の泉質は、含硫黄ーナトリウムー塩化物温泉です。浴後は肌がつるつるになることから「もっと美人になれる温泉」と呼ばれ、また、長時間湯冷めしにくいことから「不老長寿の湯」とも言われていま
周辺には遠く五頭連峰や飯豊山地を望み、夕焼けに染まる“田んぼに沈む夕陽”は何とも言えない風情があります。
住所:〒959-2338 新潟県新発田市月岡温泉
問い合わせ先:0254-32-3151
アクセス:磐越道 安田ICから約34分
上杉景虎も浸かった基準値の約3倍のメタケイ酸 妙高市「神の宮温泉(かみのみやおんせん)」
神の宮温泉は、温泉やスキー場など自然豊かな観光資源を持つ新潟県妙高市にある温泉です。また、上杉家ゆかりの地としても有名で、鮫ヶ尾城跡から徒歩約30分の場所に湧くのが神の宮温泉なのです。湯は、美肌効果が高いメタケイ酸が基準値の約3倍も含まれていて、湯上りの肌をなめらかにする効能があります。
一軒宿であるかわら亭は2種類の天然美があり、旅の途中に立ち寄って日帰り入浴も利用できます。
徒歩圏内には大規模な古墳群の観音平・天神堂古墳群など国の史跡が多く点在しているので歴史巡りも楽しめます。
住所:〒944-0096 新潟県妙高市神宮寺31-3
問い合わせ先:0255-72-7307
アクセス:上信越自動車道・新井スマートICから約5分
市内なのに隠れ家気分を味わえる新潟市「岩室温泉(いわむろおんせん)」
新潟県の中央、多宝山の東側に広がる温泉地が岩室温泉です。温泉地としての始まりは江戸時代中期とされ、新潟市の奥座敷として古くから利用され、現在は老舗旅館を中心に宿が立ち並び、隠れ家気分を味わえる温泉地として人気があります。
源泉は52.2℃と高温で、泉質は塩化物泉。神経痛や関節痛などに効能があり、湯上りの肌がつややかになることから美肌効果も期待されています。
また、日本海の新鮮な魚介類が味わえるのも魅力で、他に名物として素朴な手焼せんべいが有名で、温泉街に香ばしい匂いが漂います。
住所:〒953-0104 新潟県新潟市西蒲区岩室温泉
問い合わせ先: 0256-82-5715(岩室温泉観光協会)
アクセス:北陸自動車道・巻潟東ICから約15分
秘境の地で乳白色の湯に浸かる 妙高市「妙高高原燕温泉(みょうこうこうげんつばめおんせん)」
妙高山の麓、標高約1,160mの場所に広がる燕温泉は、弘法大師が発見したと伝えられる妙高高原温泉郷の中で最も古い古湯です。
乳白色のお湯の泉質は硫黄泉で、神経痛、リウマチ、婦人病、胃腸病、皮膚病、痔疾などに効能があります。自慢の乳白色のお湯は、無料の露天風呂 河原の湯、黄金の湯でも楽しめ、“白い湯の花”が秘湯の雰囲気を盛り上げてくれます。
ここからクルマで約5分の場所にある“赤い湯の花”の関温泉とともに、紅白のお湯を入り比べてみるのも楽しいかも知れません。
燕温泉近くの岸壁はイワツバメの群生地としても知られ、 落差約80mの大瀑布 惣滝など渓谷をめぐる散策がおすすめ。
歩き疲れたら、地元産のコシヒカリを固く握り甘辛いクルミ味噌をつけて炭火であぶった香ばしい山もちを食べて、大田切渓谷をはじめとする美しい自然に囲まれた秘湯を堪能してください。
住所:〒949-2235 新潟県妙高市関山
問い合わせ先:0255-86-3911
アクセス:上信越自動車道・中郷ICから約30分
本当に選ぶのに苦労するほど名湯秘湯の多い甲信越地方。しかもどこもSUVでドライブしたくなる素晴らしいロケーションが湯に浸かる期待を高めてくれます。冬はスキーと決めている方をしり目に、のんびりと温泉に浸かるのも一興です。