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冬に気を付けたいアイスバーンってどんな現象?アイスバーンに強いモデルも紹介

冬真っ只中のシーズンです。ウインタースポーツがお好きな方であれば雪道やアイスバーンの道路を走行する機会も多いはずです。気温や天候の変化が激しい冬季間は、路面状況の変化にも十分気をつける必要がありますね。 そこで今回は、特に気をつけたい「アイスバーン」について解説していきます。アイスバーンが発生しやすい場所や走行する際のポイントをおさえつつ、アイスバーンに強いおすすめのモデルも紹介します。

更新日2021/01/20

アイスバーンってどんな現象?

アイスバーン

アイスバーンとは、”凍結した路面”のことを言い、その状態にはいくつかの種類があります。

降った雪の上をクルマが通って踏み固められ、凍ったような状態になったものを「圧雪アイスバーン」といいます。

また、雪が降ったばかりで路面が凸凹していればそれほど滑りませんが、一旦雪が溶けて再び凍り、その上をクルマが走ると路面が鏡のようにツルツルになり、「ミラーバーン」という路面状況に変化します。

その他にも、アスファルトの表面が凍っている路面のことを「ブラックアイスバーン」と呼びます。これは水で濡れた路面のように見える状態で凍っており、濡れているのか凍っているのかの判断がつきにくいため、注意が必要な状態です。

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アイスバーンが発生しやすい場所は?

アイスバーン

圧雪アイスバーンは、降雪地やスキー場近辺でよく見られる路面です。雪が降ってクルマが通ると、氷にかかる圧力で水分が溶け出します。その水分が雪と混ざると氷のような状態になり、滑りやすくなります。

交通量が多い地域だと路面の凹凸が少なくなり、まるで鏡のようにピカピカのミラーバーンができてしまいます。見た目がツルツルしていますので見分けやすいのですが、非常に滑りやすく、危険な路面状況です。特にクルマがブレーキをかける交差点や登り坂では、スタッドレスタイヤが路面を引っ掻いて余計ツルツルの路面ができてしまいますので、注意が必要です。

アイスバーン

また、ブラックアイスバーンは、降雪地でなくても発生する可能性があります。雨が降っていてもその後急激に温度が下がるような天気や、山道で気温が変化するような道路、またトンネルの出入り口でよく見られます。

朝晩など冷え込む時間帯や、走行中の気温の変化によく注意してください。また橋の上やビルの谷間など、日陰もブラックアイスバーンが発生しやすい場所です。それまで乾いた路面を走行していたのに急に凍った路面が登場することもありますので、慎重に道路状況を見極める必要があります。

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アイスバーンに遭遇したら?

アイスバーン

走行中、急にアイスバーンの路面に遭遇し、ハンドルの感触が軽くなると焦ってしまうかもしれませんが、慌てて強くブレーキを踏んだり、急にハンドルを切ったりすると、クルマがコントロールを失ってしまい、非常に危険です。

まず運転前・運転中には天気や気温の変化に注意するのはもちろんのこと、日陰や橋の上、トンネルの出入り口など前方の路面状況にも気を配り、カーブや交差点ではあらかじめ十分に速度を落としましょう。

万が一スリップしてしまい、ハンドルを切っているのにその方向にクルマが進まなくなってしまった場合は、あせらずに一旦タイヤをまっすぐに戻し、じわじわと切っていくようにします。

ブレーキは、踏む→離すを小刻みに繰り返す「ポンピングブレーキ」で対処します。ほとんどのクルマには、ブレーキを強く踏み込むと、タイヤのロックを防いでくれるABS(アンチロックブレーキシステム)が搭載されていますが、速度が低い状態の場合はABSが作動しないこともありますし、非常に滑りやすい路面ではかえって制動距離が伸びてしまうこともありますので、必ずポンピングブレーキを使用するようにしましょう。

 

アイスバーンに強いクルマは?

アイスバーン

すべりやすい路面に強いクルマといえばヨンク(4WD)というイメージが強いと思いますが、どんなヨンクでも安心して走れるというわけではありません。確かに発進時はヨンクの方がスムーズなのですが、アイスバーンのような非常に滑りやすい路面では、車重が重くなる4WDはかえって制動距離が伸びやすくなります。

最近は電子制御4WDの技術が進歩しており、突然路面状況が変化するような場合やスリップを検出した際に安定した姿勢を保つよう、四輪の駆動力やブレーキを細かく制御してくれるシステムもあります。特にブラックアイスバーンのような路面の変化に気付きにくい時には、人間が気づくより先にシステムが制御してくれる最新の4WDの方が、ドライバーの負担を軽減してくれるでしょう。

そこで、電子制御4WDを搭載したモデルの中で、特にアイスバーンでも威力を発揮するおすすめSUVを紹介します。

スバル XV

スバル XV 2020

水平対向エンジン+左右対称パワートレーンという独自のAWD(4WD)システムは、重心が低く前後左右のバランスに優れているので、アイスバーンのようなすべりやすい路面でも安定した走りが期待できます。もちろん、「アクティブトルクスプリットAWD」や「X-MODE」によって、4輪の駆動力やブレーキが常に適切にコントロールされています。

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マツダ CX-30

マツダ CX-30

マツダのSUVには、「i-ACTIV AWD」という最新の電子制御4WDが搭載されています。しかしCX-30を特にピックアップしたのは、ラインアップ中最も全高が低い=重心が低いということと、CX-5より車重が軽いということ、CX-3よりホイールベースが長いため安定性が高いということで、アイスバーンでは最も有利だろうというのが理由です。

i-ACTIV AWDは、ドライバーが気づかないレベルのごくわずかなタイヤの動きや路面状況などをリアルタイムにモニターし、前後輪のトルク配分を積極的にコントロールすることで、すべりやすい路面でも効率のよい走りを実現するシステムとなっています。

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すべりやすい路面では4WDが威力を発揮しますが、過信は禁物です。特に重量級のSUVに乗っている方は、アイスバーンで一度滑り出すとなかなかコントロールができません。制動距離も軽いクルマの方がはるかに短くなりますので、車間距離は十分に取りましょう。

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