プロモーション
【ホンダ 新型ヴェゼルグレード比較】購入するならZかPLaY(プレイ)がおすすめ
2021年4月、待望の新型ヴェゼルが登場しました。コンパクトSUVカテゴリーの中でも特に人気のモデルが生まれ変わるということで、そのモデルチェンジが大いに注目されていたわけですが、発売から1ヶ月後の受注が月間販売計画の6倍以上となるなど、好調な立ち上がりを見せています。 そこで今回は話題の新型ヴェゼルのベストバイを探るべく、それぞれのグレードの特徴や装備の内容について解説していきましょう。
更新日2021/06/21唯一のガソリングレード:G 227万9200円〜
新型ヴェゼルはガソリンが1グレード、ハイブリッドのe:HEVを搭載したグレードが3グレードの合計4グレード構成で、ハイブリッドを販売の中心としたいというホンダの狙いが感じられます。
しかし唯一のガソリングレード、そしてエントリーグレードともなるGであっても古いメカニズムを続投するのではなく、新開発の1.5L DOHC i-VTECエンジン L15Z型を投入し、静粛性、経済性の向上を図っています。
トランスミッションも、フィットで採用した新開発のCVTを最適化し、発進時のスムースさやリニアな加速フィールが得られるよう改良が加えられています。またアクセルを踏み込めば、CVTでありながら車速に合わせてエンジン回転がシフトアップするようにリズミカルに伸び続けるエンジンサウンドを楽しむことができます。駆動方式はFFもしくは4WDです。
Gの主な標準装備ですが、
・パーキングセンサーシステム
・フルLEDヘッドライト(マニュアルレベリング機構)
・アジャイルハンドリングアシスト
・ヒルディセントコントロール
・HondaCONNECT for Gathers(ホンダコネクト フォー ギャザズ) +ナビ装着用スペシャルパッケージ
・フルオートエアコン
・スマートキー・システム
・パワースイッチ
・テレスコピック&チルトステアリング
・リアヒーターダクト
・ヘッドライトオートオフ機能
・静電タッチ式LEDルームランプ
・LEDフロントターンランプ
・LEDフォグライト
・IRカット/UVカット機能付フロントウインドウガラス
・16インチアルミホイール
・4スピーカー
などです。
また4WDにのみ運転席&助手席シートヒーターと、撥水/ヒーテッドドアミラー+熱線入りフロントウインドウが装備されます。Honda CONNECTディスプレー+ETC2.0車載器とワイヤレス充電器はメーカーオプションで選択できます。
ヴェゼルは最新の安全運転支援機能 Honda SENSING(ホンダセンシング)を全車標準装備としていますので、安全装備に関しては、エントリーグレードとはいえ他グレードとの差異はありません。
Gの価格は
FF:227万9200円
4WD:249万9200円
となっています。
【予算300万円のコンパクトSUV対決】新型(2代目)ホンダ ヴェゼルとトヨタ ヤリスクロスを比較
ハイブリッドのエントリーモデル:e:HEV X 265万8700円〜
こちらはハイブリッドのエントリーグレードとなります。パワートレインは1.5L 直4ガソリンエンジン+2モーター式のハイブリッドシステム e:HEVが採用されています。
システムには3つのモードがあり、モーターのみの走行が可能なEVモード、エンジンの力で発電した電力によってモーター駆動するハイブリッドモード、エンジンの得意領域である高速クルーズ時などに燃費を抑えた走りができるエンジンモードが用意され、ホンダらしいスポーティな走りをあらゆる状況で体感することができます。
また、3つの異なる加速感を楽しむことができるドライブモードスイッチも、ハイブリッドのみ搭載される装備です。
装備に関しては基本的にGと同じ内容ですが、ハイブリッド車にのみ装備される車両接近通報装置の搭載と、IRカット/UVカット機能付フロントウインドウガラスが遮音機能付となります。
さらに、4WD車にはPTCヒーター(自己温度制御システム)が搭載されています。またメカニズム関連の装備として、電動サーボブレーキシステムと減速セレクターが装備されます。
e:HEV Xの価格は
FF:265万8700円
4WD:287万8700円
となります。
機能性で選ぶなら?ホンダ 新型ヴェゼル or 日産 新型キックス
機能が充実した上級グレード:e:HEV Z 289万8500円〜
こちらはXよりも装備が充実した上級グレードで、メカニズムはXと同じとなり、FFと4WDが用意されます。
装備については、
・ブラインドスポットインフォメーション
・フルLEDヘッドライト(オートレベリング機構)
・LEDアクティブコーナリングライト
・ステアリングヒーター
・左右独立温度コントロール式フルオートエアコン
・全ドアパワーウインドウスイッチ照明
・コンビシート(ブラック)
・本革巻きステアリング&セレクトレバー
・トノカバー
・ハンズフリーアクセスパワーテールゲート
・LEDシーケンシャルターンシグナルランプ(フロント)
・フロントドア撥水ガラス
・車速連動間欠/バリアブル間欠フロントワイパー(雨滴検知式)
・電動格納式リモコンカラードドアミラー(オートリトラミラー)
・リバース連動ドアミラー(助手席側)
・VGR(可変ステアリングギアレシオ)
・6スピーカー
・18インチアルミホイール
などが追加されます。
またエクステリア(外装)はe:HEV Z専用のもので、エンブレムグレー塗装フォグライトガーニッシュ、プラチナクロームメッキ調加飾ドアロアーガーニッシュという意匠になります。
さらにこのグレード以上で、マルチビューカメラシステム、プレミアムオーディオ(10スピーカー)がメーカーオプションで選択できるようになります。
e:HEV Zの価格は
FF:289万8500円
4WD:311万8500円
となります。
遊び心満載なグレード:e:HEV PLaY 329万8900円
PLaY(プレイ)はヴェゼルで最も価格の高いグレードで、FFのみの設定となります。メカニズムに関してはZと同じです。
主な装備は、Zの装備に加えて
・Honda CONNECTディスプレー+ETC2.0車載器
・後退出庫サポート
・パノラマルーフ
・ワイヤレス充電器
・本革巻ステアリング(オレンジステッチ)&セレクトレバー
・コンビシート(グレージュ)
・高触感バーミリオン塗装センターコンソールパネル
・8スピーカー
が標準装備となります。
PLaYはボディカラーがツートーンカラーとなることに加え、カラーバーオーナメント付フロントグリル 、ピューターグレー塗装フォグライトガーニッシュ、パッションレッド加飾ドアロアーガーニッシュという専用のエクステリアが与えられます。また、LEDリアコンビネーションランプはスモーク&クリアタイプのものとなります。
パノラマルーフはPLaYだけの装備ですし、特別感のある内外装が与えられているなど最上級グレードのようにもみなせますが、Zには装備されているのにPLaYにはない装備もあります。
たとえばLEDアクティブコーナリングライトやトノカバーは装備されず、LEDヘッドライトはマニュアルレベリング機構に、フルオートエアコンは左右独立温度コントロールなし、ワイパーも雨滴感知式ではなくXやGと同じタイプになります。
ですからPLaYは最上級グレードというよりも、他のグレードとは異なるコンセプトのモデルだと考えることができます。
どのグレードがベストバイ?
ヴェゼルがハイブリッドモデル中心のラインアップであることから、モデルの魅力を十分に味わうならハイブリッドを選びたいところです。パワーテールゲートやステアリングヒーターなど、SUVに乗るならぜひとも欲しい装備があるZかPLaYが良いでしょう。
4WDがどうしても必要な方や実用的な装備をより充実させたい方はZを、クーペスタイルをさらにおしゃれに楽しみたい方やパノラマルーフの開放的なドライブに惹かれる方はPLaYがおすすめです。
PLaYはZのFFより40万円程度高くなりますが、他グレードではオプションとなる「Honda CONNECTディスプレー+ETC2.0車載器」(価格:22万円)が標準装備となるため、一概に高いとも言い切れません。Zでこのオプションを装着する予定であれば、PLaYとの価格差はそれほど気にならないでしょう。