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SUVで行きたい富山県の自然を満喫できるドライブスポット41選
SUVには自然がよく似合いますよね。そこで春の行楽シーズンにSUVで行きたい富山県の自然6選をご紹介します。3,000m級の山々が連なる富山県の雄大な自然を満喫してみましょう。
更新日2019/06/271.雨晴海岸
雨晴(あまはらし)海岸は国定公園で、景色の雄大さは平安時代の歌人・大伴家持が何度も歌に詠んだほど、古くから知られています。海岸名の由来となった義経岩には、源義経が奥州に逃げる際、雨宿りをした逸話が残されており歴史ファンには古代のロマンも感じられます。
雨晴海岸の注目ポイントは3,000m級の山々が連なる立山連峰を一望できる海岸からの眺めです。立山連峰の雄大さと季節や時間帯で見え方が変わる神秘さを秘めており、インスタ映えします。カメラファンにも見逃せないポイントです。
最寄りのICは能越自動車道高岡北IC。能越自動車道は、小矢部砺波JCTで北陸道と接続します。
住所:富山県高岡市太田
お問い合わせ先:0766-44-6200 (雨晴観光協会)
2.黒部峡谷
日本で一番深く険しい谷といえば、黒部峡谷です。黒部ダムにつながる黒部川は立山連峰と後立山連峰の間を流れ、長い年月により大地を侵食し、現在のようなV字型の谷になったと考えられています。人が踏み入れるようになったのは昭和に入ってからのことで、大正以前は人をも寄せ付けない秘境として知られていました。
立山連峰地域は日本で一番植生植物の種類が多く、黒部峡谷もほとんどの地域が中部山岳国立公園に含まれています。そのため、四季折々の美しい植物を見ることができます。V字型の谷とそこに自生する多種多様な植物が黒部峡谷の注目ポイントです。
最寄りICは北陸自動車道の黒部ICですが、例年12月~翌4月までは積雪のため通行禁止となる日本でも指折りの豪雪地帯でもあります。積雪量にもよりますが、GW頃からようやく通行可能になります。
住所:富山県黒部市黒部峡谷口11
お問い合わせ先:0765-62-1014(黒部峡谷鉄道(株))
3.称名滝
日本三大名瀑布に数えられることもあるのが、立山連峰山中に存在する称名滝(しょうみょうだき)。常に存在する滝の中では、日本で一番の落差を誇り、その高さは350mにもなります。称名滝は立山連峰の雪解水を水源としており、水量が豊富な春先には隣にハンノキ滝を始め多くの滝が現れます。(ちなみにハンノキ滝の落差は約500m。)
最寄りのICは北陸自動車道の立山IC。高速道路を降りた後、富山県道3号線、6号線、170号線と辿り終点の駐車場へ。そこから更に徒歩で30分かかります。いかにも秘境ですね。
称名滝近くの称名平休憩所のレストハウスで販売されているラベンダーソフトクリームは美味との評判。滝とソフトクリーム目指して、頑張って歩きましょう。
住所:富山県中新川郡立山町芦峅寺
お問い合わせ先:076-462-1001 (立山町観光協会)
4.弥陀ヶ原高原
称名滝まで来たら、さらにその奥の弥陀ヶ原(みだがはら)高原へも足を運んでみましょう。近年、「雲上の~」が流行っていますが、弥陀ヶ原高原はまさに雲上の高原。標高1,040~2,120mに位置する日本で最も高い高原で、2012年7月にラムサール条約にも登録された重要な湿原です。立山連峰の雪解水は、餓鬼田と呼ばれる小さな池(池塘(ちとう)と言います)を満たし、称名滝へと流れます。尾瀬沼のように木で作られた道を通り、散策します。
最寄りICは北陸道の立山ICですが、ラムサール条約による保護地であるため乗用車の乗り入れは禁止です。称名滝までの途中にある立山ケーブルカーの美女木駅から高原バスに乗車すると便利です。
住所:富山県中新川郡立山町芦峅寺
お問い合わせ先:076-462-1001 (立山町観光協会)
5.みくりが池
みくりが池は、立山火山の火口に水が溜まってできたとされる火山湖です。標高2,400mの高原に位置し、紺碧の水面には周囲の立山三山の姿を映し出し、特に10月頃には紅葉に彩られた立山三山を水面に映す、インスタ映えする景勝地です。
みくりが池は雪に覆われている期間が長く、7月からがシーズンです。春は水面が雪で覆われていますが、そんな姿もまた趣きがあるものです。
最寄りのICは富山県側は北陸道の立山ICですが、みくりが池も乗用車の乗り入れ禁止区域にあるため美女木駅からは高原バスで室堂ターミナルまで乗車します。長野県側は長野自動車道野安曇野ICから一般道で約1時間。立山黒部アルペンルートの扇沢駅に駐車し、トロリーバス、ケーブルカー、ロープウエイを乗り継ぎ室堂ターミナルまで移動します。室堂ターミナルからは、徒歩10分です。
住所:富山県中新川郡立山町芦峅寺ブナ坂外11国有林
お問い合わせ先:076-462-9971 (立山町商工観光課)
6.日本唯一の氷河
日本には現存しないと考えられていた氷河が立山連峰で発見され、2012年4月に正式に学会で認められました。発見された氷河は3点で、立山連峰の雄山(3003m)東面の御前沢(ごぜんざわ)雪渓、剱岳(2999m)東面の三ノ窓雪渓と小窓雪渓です。いずれも万年雪の下に流動性の氷の存在が確認されており、移動距離は1ヶ月半で10cm程度です。ただ万年雪の厚さは最大60mにもなるため、一見しただけではただの残雪に見えてしまうのが残念なところです。
雄山へのアクセスは室堂ターミナルから徒歩2時間。登山の経験、知識、装備が必要です。剣岳の登山ルートは2種あり、健脚向けの早月尾根ルートとポピュラーな別山尾根ルートです。別山尾根ルートの出発地点は室堂ターミナルで、所要時間は登山経験者で1泊2日。もちろん徒歩です。室堂ターミナルへのアクセスはみくりが池へのアクセスを御覧ください。
なお雄山の御前沢雪渓はみくりが池から見えるとのことなので、ドライブ主体ならみくりが池を最終目的地にすると、立山観光が効率的に楽しめますね。
住所:富山県中新川郡立山町芦峅寺立山峰(雄山)富山県中新川郡立山町芦峅寺(剣岳)
お問い合わせ先:076-462-9971 (立山町商工観光課)
7.富岩運河環水公園
街の中にいながらにして自然を体感するなら、富岩運河環水公園がオススメです。水辺に焦点を当てて設計された公園はさながらオアシスのようです。公園の中心には広い運河が広がり、公園のシンボルでもある天文橋がかけられました。景観のいい癒しスポットですよ!泉と滝の広場に行けば水のカーテンがあり、ライトアップされるのでとても幻想的です。運河を見渡せる位置にはカフェがあるので、お茶をしながら街と自然が合わさった澄み渡る景色を満喫しませんか?公園には無料駐車場もあります。
住所:富山県富山市湊入船町
お問い合わせ先:076-444-6041(富岩運河環水公園パークセンター)
8.唐松岳
富山県と長野県の県境にそびえ絶つ標高2,696mの山は唐松岳です。スキー客にも人気のこの場所は、登山客からも好まれています。その理由が壮大な景観!頂上からは周囲の山々を一望でき、天候によっては雲海を見ることがあります。また紅葉が美しいスポットでもあるので、山に興味がある人はぜひ一度行っておきたい山の一つです。登山初心者もチャレンジする山なので、気になったら行ってみましょう。山の上の方には唐松岳頂上山荘もあって、予約すれば宿泊もできます。
住所:富山県黒部市宇奈月町舟見明日音澤
問い合わせ先:0261-72-2715(八方尾根索道事業者協議会)
9.常虹の滝
富山市猪谷へ行くなら常虹(とこにじ)の滝がオススメ。常虹の滝は一つの滝の名前ではなく常虹の滝、不動滝、二筋の夫婦滝、五色ヶ滝と5つの滝の総称です。山肌には木々が茂り、緑と滝のしぶきの取り合わせが大変気持ちいいスポット!運が良ければ実際に虹を目にすることもあるそうです。狙って見てみたい人は、朝に行くといいですよ。滝にはちょっとした逸話があり、昔滝に住んでいた大蛇が神様となって昇天していく際、池が氾濫して白滝となったそうです。大蛇が昇っていく姿を想像するとロマンがありますね。常虹の滝の側にある無料駐車場が利用できます。
住所:富山県富山市猪谷
お問い合わせ先:076-485-9002(細入観光協会)
10.菅沼合掌造り集落
山間の自然に囲まれた場所に行くと菅沼合掌造り集落があります。日本の懐かしいふるさとといった風景で、合掌造りの家々が見られますよ。合掌造りの家の数は全部で9戸あり、世界遺産に登録されています。草木のしげる春や夏の暖かい時期に行くのもいいですし、秋の紅葉に染まった集落を見るのもオススメです。
また、2月ごろになると、すっかり雪をかぶった合掌造りの家がオレンジの明かりでライトアップされれ、厳しい寒さにもかかわらず温かみを感じる世界観に変わるのです。決して都会では見ることが出来ないものなので必見です。東海北陸自動車道、五色ICより2分で行けます。
住所:富山県南砺市菅沼436(五箇山民俗館)
お問い合わせ先:0763-67-3211(南砺市上平行政センター)
11.日石寺
日石寺は富山県中新川郡上市町にある真言密教大本山のお寺です。親しみを込めてお不動さんとも呼ばれていて、本尊である不動明王像や六本滝といった数々のスポットを持っています。その創建は725年ごろと言われ、奈良時代まで遡ります。お寺の周りは自然に囲まれていて、歩いているだけでも心地よく神秘的な場所ですよ。また眼病を直してくれると言われる藤水や、縁結びと家内安全のご利益がある夫婦岩もあるので、パワースポットとしても注目されています。自然と神聖さに触れて気持ちをリフレッシュしていきましょう!
住所:富山県中新川郡上市町大岩163
お問い合わせ先:076-472-2301(立石寺事務所)
12.庄川水記念公園
自然の中で美と庄川の歴史に触れるなら庄川水記念公園がイチオシ!水に囲まれた公園は開放的で、36mの高さまで噴き上がる大噴水がシンボルです。お祭り広場でのイベントも盛んで、春には桜まつりをしたり庄川ウッドプラザの足湯にチューリップの花びらを浮かべたりします。遊歩道があるので散歩をするのもオススメですが、自転車を借りて走ってみるのもいいでしょう。庄川水資料館までいって、自然への知識を深めてみるのもどうですか?豊かで見どころの多い公園ですよ。300台まで停められる駐車場が完備されています。
住所:富山県砺波市庄川町金屋1550
お問い合わせ先:0763-82-5696
13.新湊大橋
日本海を目の前にかけられた新湊大橋は、日本海側において最大の大きさを誇るとともに二層構造という変わった形になっています。総工費はなんと494億円。海上をまたぐ橋の長さは600mあり、全体は白く、どの角度から見ても美しいシルエットが特徴的。橋の一層目は車が通行し、二層目は「あいの風プロムナード」と呼ばれる回廊になっていて歩いて移動できます。両側がガラス張りの回廊からも外の風景が見られるのでじっくり楽しみたい人は歩いてみましょう。夜になると毎日ライトアップされ、橋から離れて見るとその全景が夜空にくっきり浮かび上がります。車を走らせるのに最高のロケーションなのでオススメです。
住所:富山県射水市本町2-10-30
お問い合わせ先:0766-82-1957 (みなとまちづくり班 港湾・観光課)
14.室堂平
室堂平(むろどうだいら)は標高2,450mに位置し、9月になると紅葉の見ごろを見迎えます。立山の麓まで車で乗り入れると、そこからケーブルカーやバスを利用して山頂付近まで登ることができます。到着先の室堂ターミナルは国内でももっとも高い場所にある駅で、レストランやラウンジを備えているため立山を観光する際の拠点としてよく利用されています。登山経験の少ない人でも山頂付近まで行けるのは嬉しいですね!景色もよく、みくりが池が見えるほか、3,000m級の山々を視界にとらえられます。室堂ターミナルから先は扇沢に向けて再びトロリーバスやロープウェイといった移動手段があり、赤沢岳へと繋がっていますから時間がある人は足を運んで見ましょう。天然記念物のライチョウの生息地でもある自然豊かな場所です。
住所:富山県立山町室堂
お問い合わせ先:076-462-9971(立山町役場 観光交流係)
15.二上山
高岡市と氷見市の間にある二上山は標高274mの山で、二上山公園や人気のドライブスポットです。山の中をのんびり走れる万葉ラインは8.4kmあって、コース沿いには平和観音像、二上山キャンプ場、守山城跡といった施設や見どころが点在しています。だいたい12月から3月にかけては雪の影響で通行止めになるので、春先の雪解けを狙って行ってみましょう。紅葉の名所でもあるのでゆるやかに続く道を走れば気持ちがいいですよ。上には展望スポットがあり、明るければ立山連峰を一望できますし、夜は夜景がまた美しいポイントでもあります。ハイキングコースでも知られているので、暖かいシーズンであればいついっても楽しめます!夜景を見に行くのであれば平和観音像のライトアップも見ておきたいところです。
住所:富山県高岡市東海老坂字馬鞍
お問い合わせ先:0766-20-1301(高岡市観光交流課)
16.うなづき湖
真っ赤な橋と広々としたうなづき湖の取り合わせは写真映えする絶景スポット!そばには宇奈月ダムがあり、97mの高さのコンクリートがとても印象的です。うなづき温泉街からハイキングで歩く人もいますし、車で5分の距離なので気軽に行けますよ。夏の濃い緑も美しく、秋にはダム周辺が紅葉で色づきます。宇奈月駅から徒歩で行ける距離に展望台も有り、新山彦橋と近いとっておきのビュースポットです。しかし何よりうなづき湖を楽しみたいならぜひ宇奈月始発のトロッコ電車に乗るべきです。夏の暑い季節なら窓を取り払った客車に乗って風を受けながら観光を楽しめます。終着は欅平で約20kmの距離を1時間以上かけて走りますから、電車に揺られながら自然を楽しんでみましょう!うなづき湖周辺はニホンザルの生息地でもあって、サル専用吊橋というおもしろいものもあります。
住所:富山県黒部市宇奈月町音沢字尾瀬湯谷
お問い合わせ先:0765-62-9071(宇奈月ダム管理所)
17.赤祖父湖
ヘラブナ釣りを楽しむなら赤祖父湖が人気です。穏やかな湖の向こう側にはのびのびと育つ木々が広がっていて、羽を伸ばすには最適です!ヘラブナがよく釣れるこのスポットは5月になると大会も開催されています。周辺にはゴルフ場を構え、バーベキュー施設もあるのでアウトドア好きの心をくすぐってきます。湖の周囲は約3kmあり、のんびり散歩を楽しむのもオススメ。また日本国内でもちょっと珍しい円筒分水を設置している場所でもあります。かつて赤祖父湖一帯では水争いが絶えず、公平な水の分配が課題でした。そこで円形に水を落下させる仕組みによって水の平等性も保ったそうで、現在も足を運ぶと円筒分水を目にすることができます。はじめて見ると一体何の役割をはたしているのか、少し不思議に見えるおもしろい水場です。
住所:富山県南砺市川上中
お問い合わせ先:0763-64-2211(井口行政センター)
18.有峰森林文化村
歩いて森林の美味しい空気を体感し、湖に癒される有峰森林文化村へ行ってみませんか?山間部を埋めるように続いていくダム湖は晴れていると眩しいほど光を反射させ、実に美しい風景を作り出します。野外レクリエーションの場として整備された有峰森林文化村は、五感を通じて自然への理解を深めてもらうことを目的としています。とくになんとなく自然を歩いてみたい、草木の匂いを嗅いでみたいという人にはオススメ!有峰ビジターセンターにいけばこの地の歴史や自然の解説展示が見られますし、有峰森林文化村全体のガイドを受けられます。多数の遊歩道とキャンプ場を備えていて、夜になると余分な明かりがほぼないので満天の星空を満喫できます。リフレッシュを考えている人は朝から晩まで余すとこなく自然に浸れる豊かな有峰湖畔をぜひ目指しましょう。同じ敷地にはテニスコートがあるので、思いっきり体を動かしたい人にも行ってみて欲しいです。ラケットとボールの貸し出しもしているのでビジターセンターで受付してください。
住所:富山県富山市有峰
お問い合わせ先:076-481-1758(有峰ビジターセンター)
19.砺波平野のチューリップ畑
住宅が立ち並ぶ地域の中にあるチューリップ畑ですが、規模がその辺の花壇とはまったく違います。というのも富山県の県花はチューリップであり、球根の生産も国内でもっとも多いのです。とくに砺波がチューリップの生育に適した土地と言われていて、砺波市内のこのチューリップ畑も見渡す限り花で埋め尽くされています。絨毯のように敷き詰められたチューリップは赤、黄色、ピンクと大変カラフル。インスタ映えするスポットなので行った際はぜひたくさん写真に収おさめてみてください。4月下旬ごろから見ごろを迎えますよ。
住所:富山県砺波市中村100-1(チューリップ四季館)
お問い合わせ先:0763-33-7716(チューリップ四季館)
20.松川遊覧船
四季の移ろいを色濃く反映する松川を楽しむなら、昭和63年から運行している遊覧船に乗るのがいいでしょう。春になると頭を垂れるように川の中に満開の桜の花が迫り、460本の桜は見ごたえたっぷり!水面に映る花の姿も美しく、日本の桜100選に指定されていますよ。夏であれば涼やかな川の流れと緑、秋は紅葉に色づきます。乗船時間は30分と時間もたくさんあるので四季の移ろいをゆっくり楽しめます。また冬は運行していないのですが、川沿いの木々に降り積もった雪景色も密かな見どころ!松川は元々富山城の外堀という役目を担っていたもので歴史が深いので、時の流れに思いを馳せてみましょう。遊覧船の乗り場は富山城址公園にあります。
住所:富山市本丸1-34
お問い合わせ先:076-431-5418
21.富山市科学博物館
自然をテーマに据えた富山市科学博物館は、富山に関係した昔の動物と自然に加え宇宙の展示が行われています。中でも1階「とやま・時間のたび」の常設展示では、ギラギラした目の恐竜が再現され大人もちょっとギクリとしてしまいそうです。富山にいたナウマンゾウの再現と骨格展示もあり、自分が今立っている場所にこんな大きな動物がいたのかと不思議な気分になりそうです。2階「とやま・空間のたび」では富山における自然を科学的に追い求め、実際に触れる実験コーナーが設けられています。そのまま3階へ上がると「宇宙へのたび」というフロアに移り、期間によって解説が変わるプラネタリウムを堪能できます。座席数242席の大きなドームから宇宙へといざなわれる体験をしてみませんか。入館料520円にはプラネタリウム1回分の料金がすでに含まれているので、見ておかなければちょっと損ですね!高校生以下は無料で中を見て回れます。
住所:富山市西中野町一丁目8-31
お問い合わせ先:076-491-2123
22.富山市役所展望塔
富山市の街並みをぐるっと一望できる富山市役所展望塔は、夜景が美しいスポットとしても人気!地上からの高さは70mあり、展望室の中は周囲をガラスで囲われているので眺めが最高にいいです。富山市には「立山あおぐ特等席」と呼ばれる景観のよい場所が11カ所存在するとのことですが、そのうちの1つがこの展望塔なのです。4月から10月にかけては朝9時から夜9時まで入場出来て、さらに入場料は驚きの無料。晴れていると立山連峰まで見えるので、行くのであれば絶対に晴れた日がオススメ!360度に広がる大パノラマを堪能しましょう。またこの展望塔には固定の双眼鏡が設置されているのですが、音声ガイドも付いているのでより詳しく富山について知れますから利用してみてください。もちろん夕日も絶景ですよ。
住所:富山県富山市新桜町7-38
お問い合わせ先:076-431-6111(富山市役所)
23.呉羽山公園
富山市街の中から景色を一望するには富山市役所展望塔がいいとオススメしましたが、山の上から見る市街地も絶景です。昭和に開設された呉羽山公園からの景観はとくに優れていて、山頂の展望台へ赴く人もとても多いですよ。標高は約77m、展望台には立山を開いた佐伯有頼の像が設置されていて中々絵になります。この像が指を指し示す方向に立山連峰が見えるので行けばすぐにわかります。春には桜の名所として人気で、秋は紅葉で埋め尽くされるので自然の中をゆっくり散歩したい人はぜひ足を運んでほしいです。公園の周囲にはカフェが多く点在しているので、休日のいいリフレッシュになりそうです。民族民芸村やテニスコート、五百羅漢ちびっこ広場もあるので家族連れも遊んでいけます。この公園も「立山あおぐ特等席」のうちの一つです。
住所:富山県富山市北代2-4
お問い合わせ先:076-433-8270
24.井波別院 瑞泉寺
外観があまりにも堅牢な作りのため、城か要塞にも見えなくもない真宗大谷派の瑞泉寺。赤みがかった屋根と年季の入った柱などは厳つく、斜めと正面のどこから見てもかっこいいです!歴史をずっと辿ると1390年に開かれたお寺で、井波彫刻発祥の地と言われています。そのため敷地内にあるお堂のあちこちに卓越した技術による彫刻が施されています。昔は一向一揆の拠点にもなっていたため周囲の守りが固く、防火を目的とした高い石垣に取り囲まれているのも特徴的。いかにも戦国時代のお寺だなといった雰囲気ですね。しかし中に入ると打って変わって穏やかそのものであり、庭園や茶室などを構えています。荒々しい建物と木々の取り合わせが美しいので、ぜひ写真に撮って楽しんでみてください。また5月になると境内の藤棚が見ごろを迎えるので、開花状況にもよりますがゴールデンウィークはチャンスかもしれません。
住所:富山県南砺市井波3050
お問い合わせ先:0763-82-0004
25.散居村展望台
大地一面が鏡のように光り輝く景色が見られるのは、富山県砺波市にある散居村展望台です。標高433mにある展望台からは散居村が一望できるのですが、辺り一面に田んぼが広がっているため、田んぼに水を張っている季節の夕方になると真っ赤に色づいた空を水面が映し出し、幻想的な風景を作り上げます。空と地の境界には山のシルエットが浮かび上がり、これがたま美しいです!富山県からも「ふるさと眺望点」に指定されるお墨付きなのでオススメスポットです。ちなみに田んぼに水を張っている時期とはだいたい4月下旬から5月の頭にかけてで、それ以降は田植えがはじまります。水が張られてすぐに見に行けば綺麗な光の反射が見られるので、春先に足を運んで見ましょう。また緑が濃くなる夏ものどかな風景が広がるので、四季を通じてさまざまな変化を楽しんでみるのもいいですね。すぐそばにはコスモス壮があり、秋になるとコスモスが一斉に咲く宿泊施設もあります。
住所:富山県砺波市五谷160
お問い合わせ先:0763-33-1111(砺波市役所)
26.黒部浄化センター アクアパーク
「アクアパーク」と聞くと一瞬水族館か何かを思い浮かべそうですが、富山県黒部市のアクアパークは水と自然の調和を大切にした広々とした公園です。公園内に注がれる水は下水を浄化処理したもので、透き通った水は空を映し出すほどきれいに澄んでいます。水の大切さを人々に伝えていくことを主眼に置き、121mもの高さがある人工の滝や水辺が作りつけられ、「せせらぎ水路」にはメダカをはじめとする水中生物が実際に生息しています。また黒部川から持ち込まれた岩を多く使用し、黒部川扇状地をイメージしたエリアがあり、夜になるとライトアップも行われるなど力が入っているのもポイント。富山湾のすぐそばにあって野鳥の森も近いので思いっきり自然を体感できます。高地ではありませんが景色がいいのでビュースポットを探している人にもオススメしたいです。
住所:富山県黒部市堀切1188
お問い合わせ先:0765-54-4761
27.高岡大仏
巨大な大仏を見るなら高岡大仏の元へ行ってみましょう。あまり名前があげられることがないですが、高岡大仏は日本三大大仏の一つに数えられる立派な像です。1221年頃二上山に木の大仏が作られたのがはじまりで、幾度となく火災による消失を繰り返してきました。そのため1900年に突入するといよいよ簡単に燃えない材質で大仏を作ろうという動きが出てきます。その結果1933年になると現在の大仏が完成し、補修を続けて現在も立派な姿を保っています。高さは15.85mあり、大仏の中でも美男だと言われているのでよく見てみましょう。ちなみに大仏が鎮座している台座の下には入っていくことができて、以前焼失被害に遭った大仏の頭部が置かれています。現在の高岡大仏とはまた違った雰囲気がありますよ。大仏は夜になるとライトアップされて幻想的な輝きを見せるので、夜のドライブで立ち寄ってみるのもイチオシです!
住所:富山県高岡市大手町11-29
お問い合わせ先:0766-23-9156
28.高岡おとぎの森公園
高岡おとぎの森公園は広大な敷地の真ん中を千保川が突っ切るように通り、二つの橋でつながれています。水と緑の自然が広がる園内は大人から子供まで楽しめる要素が満載です。公園の中で一番目立つおとぎの森館の中には展望台を備えたアトリウムガーデンがあり園内を一望できます。樹齢800年のイチイの木があるイチイの丘、バラ園、木のアーチなど散策向きのスポットが多く、川にかけられた橋はそれぞれ石造りのアーチと木造のつり橋という違ったデザインが特徴。橋のデザインが変わるだけで見える風景もガラッと変わるので両方通ってみることをオススメします。また富山県は藤子・F・不二雄氏の出身地なので、公園の中には「ドラえもんの空き地」が再現され、お馴染みのキャラクターがやってくる人に笑顔を投げかけてきます。インスタ映え間違いなしなのでドライブの思い出に撮影してきませんか。おとぎの森館のすぐ横にはドラえもんのデザインが施された日時計もあってこちらもおしゃれです。管理が行き届いて季節の花も美しいのでのんびりできます。
住所:富山県高岡市佐野1342
お問い合わせ先:0766-28-6500
29.ほたるいかミュージアム
ほたるいかミュージアムという名前を聞いたことがありますか?ほたるいかだけを押し出すなんてマイナーに思われそうですが、このほたるいかが生み出す光がとても幻想的で人気を呼んでいるのです。海のそばにある施設でほたるいかの生態について解説されているのですが、目玉はやはり「発光ライブショー」です。このショーが見られるのは春先限定で、だいたい3月から5月にかけて開催されます。無数のほたるいかに刺激を与えると、威嚇や目くらましのために光るのですが、このとき発せられる光が青白くぼんやりと輝きまるでホタルのよう。春の公開シーズンが終わるとほたるいかが見られなくなりますが、それ以外の季節はLEDを使用して発光の再現が行われます。またプランクトンによる発光ショーも開催されるので、春の時期に行けなくても素敵な光が見られますよ!
住所:富山県滑川市中川原410
お問い合わせ先:076-476-9300
30.クロスランドタワー
小矢部市に行ってみると観光用に作られた展望台「クロスランドタワー」があるのですが、辺りに遮る建物が何もないのでびっくりするくらい高く見えます。実際高さが118mもあって存在感が強いです。上までは三角柱の塔が伸び、その上に円柱の展望室を作りつけているので、どことなくアンバランスな見た目をしています。そのため見る角度によって展望台の見え方が変わるので「トリックタワー」という別名もあるようです。富山の街はもちろん立山連峰や海まで見えて絶景を楽しめます。クロスランドおやべの敷地にあって、周辺は豊かな芝が広がりミニ鉄道やハートアイランドがあるので、タワーを降りて周辺散策も楽しめますよ。タワーは夜9時ごろまで有料で登れるので、夕日や夜景も楽しんでいきましょう。
住所:富山県小矢部市鷲島10
お問い合わせ先:0766-68-0932
31.だい人(富山県富山市)
富山県の富山湾は日本の湾の中でも水深の深さを豊富な種類の海産物が獲れることで知られています。白エビ・ホタルイカ・天然ブリなど海の幸無くして富山は語れません。富山県で海鮮料理を食べるならだい人さんがオススメ。旬の時期になるとホタルイカや白エビの料理が提供されますが、とくに注目の魚はげんげです。げんげとは深海に住む魚でうろこがなく表面がぬるぬるした液で包まれており、見た目が良くなく下の下でげんげと名がつけられましたが、実はとても美味しい魚で天ぷらにするとやわらかく甘い身と表面のぬるぬるがとろけて体験したことがない美味しさになるので、現在は幻が化けるでげんげと呼ばれています。他にも北陸名物のへしこや北陸の地酒が揃い、美味しい料理とともに楽しめるのでぜひ訪れてみてください。
住所:富山県富山市新富町2-5-1はまのやビル1階
お問い合わせ:076-431-0122
32.お食事処喜八(富山県富山市)
富山県のご当地グルメといえば富山ブラック、ラーメンの一種でその名の通り真っ黒なスープが特徴です。元は肉体労働者向けに塩分補給とライスと一緒に食べることを前提にした濃い味付けで、決して富山ラーメンのスタンダートではないものの、そのインパクトとクセになる味わいで、富山のラーメンといえば富山ブラックといわれるほど全国に知れ渡っています。現在は富山ブラックが食べられるお店が増えましたが、元祖の味を受け継いでいるのが喜八さんです。富山ブラックラーメン並720円は普通の味と濃い味二つの味から選べます。普通ははじめて食べる方でも食べやすいように調整された味で、濃い味は昔から変わらない味わいで、本来の富山ブラックを食べたい方や常連さんに人気です。富山ブラックのおともはライス160円と相場が決まっています、かつては持ち込みでラーメンと一緒に食べていました。富山県で今グリーンラーメンやブラウンラーメンなどさまざまなラーメンがありますが、その始まりである富山ブラックを食べに富山を訪れてみませんか。
住所:富山県富山市奥田寿町6−6 奥田ビル3号館
お問い合わせ:076-443-1888
33.糸庄(富山県富山市)
美味しい海鮮や昆布料理など、魅力的かつ高級・上品な料理が目立ちますが、先述の富山ブラックと並ぶ、県民のソウルフードと言えるメニューがあります。それは糸庄さんのもつ煮込みうどん850円です。富山でうどんを食べるなら糸庄さん、遠方や他県からもここの味を求めてわざわざ訪れる程人気です。お客様のほとんどが頼むもつ煮込みうどんは土鍋の蓋をあけるとグツグツと沸き立っており、もつのだしと白みそのスープの香りに包まれます。具材はもつの他にもえび天や単品でもある富山名物の渦巻き柄のかまぼこなどが乗りボリューム満点。麺は富山の名産氷見うどんを使用しており、旨味の強いスープや具材に負けないしっかりしたうどんです。オススメはトッピングの卵を追加すること、一緒に煮込んでもらえば、火が通って旨味が増した半熟の卵を絡めて食べるとまろやかな味わいになり、一度で二度楽しめます。富山県民が行列を作るソウルフード、糸庄さんのもつ煮込みうどん、ぜひ食べてみてください。
住所:富山県富山市太郎丸本町1-7-6
お問い合わせ:076-425-5581
34.道の駅氷見(富山県氷見市)
道の駅氷見は33の専門店・飲食店が揃うひみ番屋街などの施設が揃う人気の道の駅です。寒ブリで有名な氷見の美味しい海産物を買う・食べるならここを訪れれば間違いありません。食べるなら回転寿司の氷見前寿しさん、買うなら干物や珍味が揃うまるなか屋さんがオススメ。展望広場からは唐島や立山連峰を一望できる絶景スポットで、足湯からもよい景色が眺められます。源泉かけ流しの天然温泉に浸かれる入浴施設もあり、運転疲れを癒すことも可能。イベントも頻繁に開催しており、訪れる度に違う楽しみがあります。今道の駅といえばドライブの目的地になるほど魅力的な場所が増えましたが、間違いなくここもその一つです。富山ドライブの目的地にいかがですか。
住所:富山県氷見市北大町25-5
お問い合わせ:0766-72-3400
35.ますのすしミュージアム(富山県富山市)
富山で忘れてはならない名物といえば鱒寿し、郷土料理の一つでわっぱの中に笹を敷き、酢飯と鱒の切り身を入れて包んだ押し寿しの一種。県民はそれぞれ贔屓にしているお店があり、食べる時は笹の葉ごと切って、手に持って食べます。中でも有名なお店が駅弁ますのすしを製造している源さんです。ますのすし1400円は県民だけでなく、駅弁好きをはじめ県外の人もその味を知る鱒寿しの代表といっても過言ではないでしょう。源さんの本社工場にはますのすしミュージアムという施設があります。100年以上の歴史を誇る伝統的なますのすしを作る伝承館、工場見学エリア、食事処や売店、ますのすし作り体験教室などを備えた施設です。中でも江戸時代から昭和にかけて使用されていた珍しい弁当容器や旅の携帯品を展示する、旅と食の文化史コレクションはとてもおもしろいのでオススメ。ますのすし好きだけでなく、富山を訪れたらぜひ見学体験してほしいです。
住所:富山県富山市南央町37-6
お問い合わせ:076-429-7400
36.朝日ヒスイ海岸オートキャンプ場(富山県下新川郡朝日町)
朝日ヒスイ海岸オートキャンプ場は富山県で人気のキャンプ場です。ヒスイ海岸は日本の渚百選に選ばれた海岸であり、ヒスイの原石が海岸に打ち上げられることからその名が付きました。キャンプサイトは8人収納できるケビンが5棟、5人用のバンガローが5棟、オートサイト40区画にテント30~70張りできるフリーサイト、ペットと泊まれるペットフリーサイト7区画となっています。施設は売店やシャワー室などを備えた管理棟、場内に5棟設置されたトイレ棟、場内に3棟ある炊事棟が揃う。レンタル品も充実しており、食材などを用意したら大きい荷物は持たずにキャンプができます。釣りスポットとしても有名で、ホームページではキャンプ場で釣れる魚などを紹介、釣った魚でBBQも思い出深いものになるのではないでしょうか。周辺には温泉やパークゴルフ場もあります。
住所:富山県下新川郡朝日町境151
お問い合わせ:0765-83-0106
37.黒部峡谷トロッコ列車(富山県黒部市)
黒部峡谷はすでに紹介しましたが、この黒部峡谷を走る黒部峡谷鉄道も別個に紹介したい程オススメです。宇奈月駅から欅平駅まで全長約20kmの小さな鉄道で、窓がない客車を引くトロッコ列車に乗って黒部万年雪をはじめとする景勝地を、風を肌で感じながら楽しめる人気の鉄道となっています。こちらの鉄道、実は日本で一番臨時列車を出している鉄道としても知られており、少し暗い話ですが周辺の山で遭難者などが出た際に捜索隊を現地まで運ぶ手段として利用されるのです。美しい黒部の自然を楽しむだけでなく、その自然の前に危機が訪れた時の生命線にもなる重要な鉄道となっています。新緑や紅葉の時期はとくに景色がよくなるのでぜひ黒部観光に組み込んでみてください。
住所:富山県黒部市黒部峡谷口11
お問い合わせ:0765-62-1011
38.富山市ガラス美術館(富山県富山市)
富山市にある2階建の奇抜な外見の建物TOYAMAキラリ、ここは富山市ガラス美術館が入っています。富山市は「ガラスの街とやま」をテーマに街づくりに取り組んでおり、日本唯一の公立ガラス専門教育機関である富山ガラス造形研究所や気軽に創作体験を楽しめる富山ガラス工房があり、美術館もその一端を担う施設です。建物は建築好きなら必ず名前を聞いたことがある隈研吾氏が設計したもので、木とガラスが調和したこれだけでも一つの芸術作品。美術館の常設展示では富山ゆかりのガラス作家による作品を展示するグラス・アート・パサージュ、市が収集した現代ガラス作品を展示するコレクション展、現代ガラス作家の巨匠デイル・チフーリ氏の5作品を展示するグラス・アート・ガーデン、の3つにわかれておりビルの2~4階と6階に渡って公開しています。定期的に展覧会も開かれており、一人の作家を取りあげてその作品を紹介するなど、さまざまなガラス作品と出会えます。富山市が発行している富山市博物館共通パスポートがあれば、常設展に入場できるのでオススメです。芸術好きならばぜひお立ち寄りください。
住所:富山県富山市西町5-1
お問い合わせ:076-461-3100
39.海王丸パーク(富山県射水市)
海王丸パークは、海の貴婦人を称された日本の航海練習船初代海王丸をシンボルにして、現役当時のまま公開している施設です。海王丸以外にも海洋文化や海の情報を観て学べる日本海交流センターや野鳥を観察できる海王バードパーク、レストラン、イベント広場などがあります。メインの海王丸は商船学校の練習船として1930年に進水し、59年の間で地球約50周分の距離を航海し、1万人以上の若者を育ててきました。内部はブリッジや機関室、訓練生の宿泊室に船長や士官用の部屋などが公開されています。中でも船内に時を知らせてきたタイムベルは大切な人と叩くとよいことがあるといわれており、船の進水日がバレンタインとあって多くのカップルも訪れる恋人の聖地です。船上でウエディングも可能、プロポーズから結婚式まで海王丸で行ってみませんか。
住所:富山県射水市海王町8
お問い合わせ:0766-82-5181
40. 富山城址公園(富山県富山市)
富山城は北陸街道と飛騨街道が交わる越中の要衝に築かれた城で、川の流れを防御に利用したことからまるで水の上に浮いているように見えた為、浮城と呼ばれ、続日本100名城の一つです。滝廉太郎の「荒城の月」着想の元になった城の一つと云われています。現在は富山城址公園として整備されており、東洋古美術を多く収蔵している佐藤記念美術館や天守閣を模して造られた富山市郷土博物館、野外ステージなどの施設があり、地元の人々の憩いの場です。城を囲む松川にそって春は桜が咲き誇り、船で水上から花見を楽しめます。
住所:富山県富山市本丸1-62
お問い合わせ:076-432-7911(富山市郷土博物館)
41.国宝高岡山瑞龍寺(富山県高岡市)
瑞龍寺は加賀藩2代目藩主の前田利長が織田信長・信忠らを追善するために1594年に創建した宝円寺を前身とする由緒あるお寺で、仏殿・法堂・山門は富山県で唯一国宝に指定されています。伽藍配置様式の寺で国宝の名に恥じない壮大で美しいお寺です。ここにある最古の仏像「木造烏蒭沙魔明王立像」は禅寺の寺における東司、つまりトイレの守護神であり、烏蒭沙魔明王のお札を申し込み、トイレの目より高い位置に張って綺麗に掃除すると病気平癒・安産成就・子孫繁栄などがもたらされるとされており植村花菜さんのヒット曲「トイレの神様」で本物のトイレの神様がいるお寺として人気が高まったこともあわさって多くの方が訪れました。
住所:富山県高岡市関本町35
お問い合わせ:0766-22-0179