プロモーション

アウディの最高級SUVの一台、Q7ってどんなクルマ?

2019年7月にクーペのようなスタイリッシュな外観デザインを採用したフルサイズSUV、アウディQ8が登場。これまでアウディのSUVであるQシリーズのトップモデルをQ8に譲ったのがQ7です。しかし、5人乗りのQ8に対してQ7は3列シート7人乗りと実用性の高さは抜群です。ここではアウディのフルサイズSUV、Q7について解説します。

更新日2019/07/26

筋肉質なエクステリア

アウディ Q7 2016
2代目となる現行型のアウディQ7は2016年1月に登場しました。Q7の外観デザインは筋肉質で力強いアスリートのような佇まいです。ホイール上に伸びた水平のラインには初代クワトロのブリスターフェンダーデザインに対するオマージュの意味が込められています。

フロントエンドのシングルフレームグリルはQモデルの特徴とも言えるシルバーの太いフレームで囲まれており、その両側にはバイキセノン、LED、マトリクスLEDの3タイプが用意されたヘッドライトがレイアウトされています。なかでもアウディ自慢のハイテクであるマトリクスLEDヘッドライトは、ハイビームが15個のLEDで構成されており、ルームミラーに内蔵されたカメラにより対向車や先行車を検知して、そちらの方向だけ自動的に照射をカットするため、ハイビームにしたまま高速道路なども走り続けることが可能です。

フロントとリアのサスペンションは従来モデルのダブルウィッシュボーンから5リンクへ変更されています。これは、エンジンの搭載位置の変更などにより、従来型に対して50mmも重心が低くなっているのに加えて、走行性能に大きく関係するバネ重量を大幅に減らした新サスペンションシステムを採用。

さらにアダプティブエアサスペンションやオールホイールステアリングなどの先進の電子デバイスによって定評のあった走行安定性と乗り心地をさらに向上させています。また、Q7は最大245mmのロードクリアランスを確保し、オフロードでも高い走破性を発揮します。

アウディ Q8ってどんなクルマ?Q7とはどんな違いがある?

 

上級グレードらしい落ち着いたインテリア

アウディ Q7 2016
先代モデルよりボディサイズが全幅で35mm、全幅が15mm小さくなっているものの、室内長は延長されキャビンスペースが広くなっています。特に3列目シートはヘッドクリアアランス、ショルダールームがかなり広くなり圧迫感が軽減されています。そして、室内長の拡大によってラゲージスペースの容量もアップ。3列シートを使用した状態でも295Lの容量を実現し、3列目シートを畳むと770Lとなります。インテリアデザインはミニマルで凝縮感のあるデザインを採用。

様々なマテリアルが用意された2ピースのインレイに加えて、ドアのダブルアプリケーションストップ、センターコンソールと分離されたインストゥルメントパネルなどが、視覚的な軽快感、スポーティ感を演出しています。これは外観デザインのアスリートのような雰囲気とリンクさせていると言えるでしょう。インストゥルメントパネルの左側のエリアには、クロームのアクセントで飾られたエアベント(エアコンの吹き出し口)が伸びています。その広い開口部により、大量の間接風が少ない手機構で流れ出すように工夫されています。シンプルなデザインですが、利便性や快適性が追求された非常にシステマチックなインテリアです。

アウディ Q7の維持費をご紹介!

 

Q7シリーズに初めて2.0Lエンジンを搭載

アウディ Q7 2016
Q7に搭載されているエンジンは2種類です。45 TFSI クワトロ(旧2.OTFSI)にはQ7シリーズとして初めて直列4気筒エンジンを搭載しました。最高出力252PS(185kW)、最大トルク370Nm(37.7kgm)を発生する2L直列4気筒ターボエンジンは軽量化されたボディとの相乗効果でフルサイズSUVのQ7をまったくストレスを感じさせずに加速していきます。

そして55 TFSI クワトロ(旧3.0TFSI)には最高出力333PS(245kW)、最大トルク440Nm(44.9kgm)を発生する3.0LV型6気筒スーパーチャージャーエンジンを搭載。トランスミッションは両エンジンとも8速のティプトロニックを採用。JC08モード燃費は11.7〜12.8km/Lを実現しています。駆動方式はアウディ独自のクワトロフルタイム4WDシステムで、駆動力はフロント40、リア60の割合で配分されていますが、どこか1輪がグリップを失った時は、瞬時にフロントに最大70%、リアに最大85%まで駆動力を最適に配分します。

 

アウディ Q7 2016
全長5mを超えるフルサイズSUVのQ7はボディに使用する素材に軽量・高剛性のアルミニウムを多用するなど軽量化を実現。その結果、エンジンのダウンサイジングに成功し、2.0L直列4気筒ターボでも十分満足できる走行性能を実現しています。また、オプションで7人乗りも選ぶことが可能で3列目シートもエマージェンシーではなく、大人がしっかりと空間が確保されているのが魅力です。

海外メーカーの人気3列シートSUV5選を紹介

Q7の中古車情報について見てみる