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コストを抑えられる!?SUVで2WDを選ぶメリットは?

今日の自動車市場において人気の車両タイプとなっているのがSUVです。基本的にSUVタイプの車両には2WDタイプと4WDタイプが用意されているので、どちらを購入しようか悩むところです。そこで今回はSUVで2WDタイプを選択することのメリットを紹介します。

更新日2019/08/01

1.4WDよりも燃費が良い

マツダ cx-8 2017

2WDのSUVのメリットの1つが燃費性能に優れている点です。SUV車種は多くの場合、2WDモデルと4WDの2つがラインアップに用意されていますが、2WDモデルの燃費性能は4WDモデルよりも低燃費になっています。

2WDモデルのほうが燃費性能に優れている理由として、車両重量の関係があります。2WDモデルは4WDモデルよりも車両重量が軽くなっているので、その軽い分だけ燃費性能が向上しているのです。

例えば、三菱 エクリプスクロスのガソリン車では2WDモデルの車両重量は1,460~1,480kgで4WDモデルは1,530kg~1,550kg、トヨタ C-HRのガソリン車では2WDモデルは1,400kgで4WDモデルは1,470kgとなっていて、駆動方式の違いだけで車両重量に70kg程度の違いが生まれています。大人1人くらいの重さがあることを考えると、燃費への影響は大きいです。

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2.タイヤへの負担が少ない


2つ目のメリットはタイヤへの負担が少ないことです。そもそも2WDと4WDの大きな違いとして、駆動しているタイヤの数が異なります。2WDでは前輪または後輪が駆動し、4WDでは前輪・後輪の両方が駆動しているのです(なおSUVの2WDタイプはほとんどが前輪駆動車の場合が多いです)

乗り方にもよりますが、駆動輪のタイヤと駆動していないタイヤの消耗を比較すると、駆動輪のタイヤは駆動していないタイヤよりも早く消耗します。FF車(フロントエンジンで前輪が駆動する車)で言えば、前輪タイヤが後輪タイヤよりも早く消耗することになります。これに対して前輪だけでなく後輪も駆動している4WDの車両では4本のタイヤ全てに駆動による負担がかかるので、より早くタイヤが消耗するというわけです。

SUVに採用されているタイヤサイズは決して小さいとは言えませんから、街乗り程度だとしても新品タイヤ購入時にはそれなりに高い金額が発生します。2WDのSUVであれば消耗の早い駆動輪のタイヤを優先的に交換すれば良いですし、スリップサインギリギリということでなければフロントタイヤとリアタイヤを入れ替えて両方とも同じくらい消耗してから4本まとめて交換するという方法をとることも可能です。

さらに、上位グレードであればベースグレード車よりも大きいタイヤサイズとなることが多いので、タイヤ1本の費用単価も高くなります。上位グレードを購入する場合にはこの点にも注意が必要です。

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3.車両価格が安い

三菱 エクリプス クロス 2018
3つ目のメリットは車両価格が4WDモデルよりも安いことです。4WDと比べて部品点数が少ないということもあり、2WDモデルの方が車両価格は安くなっています。2WDと4WDの両方が用意されている車種では、どれも4WDモデルの車両価格が最も高く、反対に2WDモデルが最も安い価格です。

上記で紹介したエクリプスクロスとC-HRの車両価格を見てみると、エクリプスクロスのベースグレードにあたるMグレードの2WDモデルは253万9,080円で4WDモデルは275万5,080円、C-HRのベースグレードであるS-Tグレードの2WDモデルは229万円で4WDモデルは248万4,400円です。これらの例では駆動方式の違いで20万円前後の価格差が発生しているということがわかります。

20万円の価格差ということは、自動車整備工場に依頼した際の車検1-2回分くらい費用です。そのまま車検費用に充てても良いですし、その分浮いたお金でディーラーオプション装備を購入しても良いでしょう。

2WDのSUVを購入するメリットを、4WDと比較と合わせて解説しました。2WDのほうがコストは間違いなく安いです。しかし4WDが悪いというわけではなく、4WDモデルにはあらゆる路面状況でも優れた走破性を発揮することができます。条件に合えば、2WDのSUVを購入してみてはいかがでしょうか。

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