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ミニ史上初の5ドアモデル、ミニ クロスオーバー

デビュー以来、ミニの親しみやすいスタイリングと優れた走破性、そして使い勝手の良さとで人気を博してきたミニ クロスオーバー。現在発売されているのは2代目モデルで、立派な外観と高級感が魅力となっています。他のミニシリーズとは一線を画すミニ クロスオーバーとは、どんなモデルなのでしょうか?

更新日2019/09/05

2011年1月 クロスオーバー誕生

ミニ クロスオーバー 2011クロスオーバーは、ハッチバック、コンバーチブル、クラブマンに続く、ミニ史上初の5ドアモデルとして2011年1月に発表。名称は、ヨーロッパではカントリーマン、日本市場ではクロスオーバーという名前で発売されました。
全長4,105mm×全幅1,790mm×全高1,550mmというミニシリーズ最大のボディを持ちながら、リアドアを備えているという使い勝手の良さから、ファミリー層を中心に人気を博しました。

ミニ クロスオーバー 2011乗車定員は4名乗車が基本で、ベンチシートの5名乗車モデルもラインナップ。駆動方式は、通常のFFと、ファイナルドライブに直接取り付けられた電子制御式油圧ディファレンシャルによって前後アクスルの駆動力配分を無段階に制御できる4WDのオール4が用意されました。
グレードは、ワン、クーパー、クーパーSの3つで、上級グレードのクーパーとクーパーSには4WDモデルと、MTモデルが設定されていました。
発売当初はガソリンモデルのみでしたが、2014年のマイナーチェンジとともにディーゼルモデルを追加。
ディーゼルの4WDモデルであるクーパー D オール4のエクステリアにはシルバーのフィニッシャーを備えるなど、SUVらしい雰囲気を醸し出しているのが特長でしたが、クロスオーバーのフルモデルチェンジにともない生産終了となっています。

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2017年3月 2代目に進化

ミニ クロスオーバー 2017

2017年3月にフルモデルチェンジを敢行し、2代目へと進化したクロスオーバー。ボディサイズは、全長4,315mm×全幅1,820mm×全高1,595mmとさらに大きくなるとともに、高級感を引き上げました。
当初のラインナップは、ディーゼルのクーパーDとクーパーSDに加えて、ガソリン車はプラグインハイブリッド車のクーパーS E オール4のみ。ガソリンモデルは、同年の10月にワンが追加ラインナップされました。組み合わせるトランスミッションは、MTが消滅、ATのみとなっています。
インテリアは、先にデビューしている第3世代ミニと同様、センターメーターのあった場所にナビなどを表示する液晶パネルを装備。スピードメーターは、一般的なステアリング奥の場所へと移設されました。
ほかにもインテリアの細部にクロームパーツを散りばめ、レザーシートを採用したり、電動操作となったバックドア、ラゲッジに装備されアウトドアで活躍するのMINIピクニックベンチなど、各部の使い勝手と質感を向上しています。

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PHEVもラインナップ

ミニ クロスオーバー phev 2017

2代目クロスオーバーには、ミニ初となるプラグインハイブリッド車がラインナップされました。それがクロスオーバーS E オール4です。
1.5L 直列3気筒ツインパワーターボエンジンに、リアには88PS/165Nmを発生する電動モーターを組み合わせた4WDシステムは、EV、ハイブリッド、ガソリンを状況に応じて使いわけることで効率的でパワフルな走りを実現しています。
リチウムイオン電池はリアシート下に備わり、容量は7.6kW。ハイブリッドシステムは200V電源での充電が可能で、電気モーターのみで走行できる距離は約42.4kmとなっています。
発売当初の車両価格は、479万円。クーパー S D クロスオーバー オール4が483万円だったので、割高感を感じることなく、プラグインハイブリッドを選ぶことができたことでも話題となりました。

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現在はハッチバック、クラブマンともにリアドアを備えたモデルが用意され、ミニの5ドアというのは珍しいものではなくなりました。しかし乗降性や座った時のアイポイントの高さなど、快適性においてクロスオーバーは抜きんでた実力を備えています。
見た目も高級感があり、車内では快適な乗り心地を味わえるということから、かつてハッチバックで独身時代を謳歌していたユーザーが、家族が増えるとともにクロスオーバーに乗り換えるという話もよく耳にします。
コンパクトSUVが人気となっている昨今、ミニ クロスオーバーはそのトレンドをいち早く取り入れ、その流行をけん引し続けているモデルということができるでしょう。

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