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【SUV映えを探しに行こう!】フレンチアバンギャルドSUV、DS 7 クロスバックで、静岡茶処ツーリング

フランスメーカーのなかでも、とりわけ強い個性でクルマ作りを行っているブランドがDSです。その独特な世界感とフレンチスタイルの匠の技で完成されたフラッグシップ、DS 7 クロスバックで美味しい日本茶をもとめて、静岡方面にノーズを向けました。

更新日2020/09/15

TEXT:嶋田 智之(Shimada Tomoyuki)、 PHOTO:宮越 孝政(Miyakoshi Takamasa)、
MODEL:新山 春華(Niyama Haruka)

いまやSUV全盛の時代。歴史的にセダンがそうであったように、さまざまな方向を目指した、さまざまなモデルが世界中で生まれてきているのもご存知のとおりです。

そうしたバラエティに富んだなかには、ワン&オンリーといえる存在感を放っているモデルがいくつか存在します。その代表格が、DS 7 クロスバックでしょう。

ご存知ない方のために解説すると、“DS”がブランド名、“7 クロスバック”が車名です。

DSは、2014年にフランスで誕生した新しいブランドで、それ以前はシトロエンのラインナップ中にあるクルマたちの名前であり、他のシトロエンとくらべて、エレガントかつゴージャス。

そしてアヴァンギャルドと評されることの多いシトロエンのなかでも、その色合いが濃厚なモデルとして仕立てられていました。

それにはハッキリとした理由があるのです。初めてDSの名前を持って1955年にデビューしたシトロエン DSは、高級セダンにしては異例中の異例といえる宇宙船のような未来的なスタイリングを持ち、メカニカルなサスペンションの代わりに窒素ガスと鉱物油を使う独自のシステムで魔法の絨毯のような乗り味を実現し、世界を驚かせたのです。

この初代は、唯一無二の存在として現在でもフランスの誇る名車中の名車として世界的に認められています。

ひとつのブランドとなった新生DSも、かつてのDSというクルマが持っていた哲学に習ったクルマ作りを行っています。

ラインアップには独特の存在感と乗り味を持つ“ちょっと他と違う”モデルばかり。目指しているのは、あくまでも“フランスならでは”の高級車、といえるでしょう。そのフラッグシップが、今回のDS 7 クロスバックなのです。

フランス人はよく“個人主義的”といわれますが、むしろワン&オンリーであることを重んじる国民性、というほうが正解に近いかも知れません。なにせ高校の授業に哲学の時間がある、おそらく唯一の国。

ナンバーワンであることより、オンリーワンであることに大きな価値を見出すところがあるのは当然といえば当然。

フランスの文化の源であるそうした考え方が、洗練されたかたちで自動車というプラットフォームに落とし込まれているのがDSなのだ、と僕は解釈しています。

フランス生まれのおしゃれでカッコイイ ブランドDSにはどんなSUVがあるのか?

DSオートモービルズのフラッグシップSUV、DS 7クロスバック

なので、今回の行き先のテーマは、お茶。静岡茶処ツーリングです。

お茶=グリーンティは世界中で知られる日本の飲み物であり、茶道と“道”が冠される哲学的精神活動の源でもあります。いわば日本の文化のひとつの象徴。

フランス文化と日本文化を同時に味わいたくなった、ということなのです。

…最近美味しい緑茶を飲んでないからちゃんと味わいたいな、というのがそもそものキッカケなんですけどね。

ともあれ、都内の一般道や高速道路でのDS 7は、すこぶる快適でした。フランスは、人々の生活圏内にいまも石畳がたくさん残っている土地柄ですから、かの国で生まれるクルマたちは、概してサスペンションを長く豊かに動かすことで衝撃をやわらげ、結果、乗り心地が良好というところがあるのですが、ちょっと別格的な快適さです。

試乗車が上級グレードのグランドシックで、20インチのホイール/タイヤを履いているため、タイヤの硬さのようなものを感じることこそありますが、サスペンションそのものはたっぷりと伸び縮みして路面の凹凸やうねりなどを吸収してくれて、乗り味が素晴らしくまろやかなのです。

加えてDSには、アクティブスキャンサスペンションと呼ばれる飛び道具も備わっています。

これはフロントに備わるカメラが前方の路面の凹凸を常にスキャンし、その情報を元に4輪のショックアブソーバーが最適な対応をするよう制御をすることで快適な乗り心地を生み出す仕組みです。

走行モードがコンフォートのときに作動するのですが、そのフラットでゆったりとした揺れが心地好く、行程のほとんどをコンフォートモードで走行していたほどでした。

モードをコンフォートにしていても、走りが鈍いわけではありません。今回の試乗車は2.0Lのディーゼルターボ搭載モデルでしたが、スピードは充分。

どこからアクセルを踏み込んでいっても頼もしく加速してくれるし、低回転域から力強さを発揮してくれるので、高速巡航も得意技。しかも室内はディーゼルであることを忘れるくらいに静かです。

シャープなレスポンスや鼻先が軽いことによる回頭性のよさを望む向きには1.6Lのガソリンターボをオススメしますが、このクルマのキャラクターにはブンブン回さずとも、力強くドシッとした安定感のある走りを提供してくれるディーゼルターボのほうがマッチしてると、個人的には思っています。

それに、ディーゼルだからといってワインディングロードが苦手なわけでもないのです。

抹茶のたい焼きを楽しみ、茶畑のなかを走るSLに心躍らせ、そのまま走り続けて寸又峡温泉の風景を堪能して山女魚料理に舌鼓を打つために走ったつづら折れの楽しかったこと。

軽快感こそ1.6Lガソリンターボに譲りますが、シャシーは柔らかくロールしていくものの制御が行き届いていて、ステアリング操作に対して正確に車体の向きを変えてくれるし、そうしたときの動きのしなやかさ、粘り強く路面をトレースしながら曲がっていく望外にスポーティなフィールは、ドライバーをにんまりとさせるのに充分なだけのものを持っています。

高速道路を降りてから寸又峡までは想像していたよりはるかに距離があったのですが、少しも苦になりませんでした。

残念ながら帰り道に緑茶カフェのようなものを探そうという目論見は、それまでの道のりや立ち寄りどころを楽しみすぎてしまったせいで、外れてしまいました。が、お茶の美味しさはしっかりと味わうことができました。

静岡、どこで御馳走になってもお茶が美味しいのです。茶葉がいいのか、それとも美味しい淹れ方を誰もが御存知なのか、立ち寄った先で出していただいたお茶がことごとく美味しかったのです。

最後に土産をとお邪魔したお店では冷茶をいただいたのですが、香りもしっかりと立ち、身体にジンワリ染みるような甘さも感じられ、まぁ較べるべきではないのでしょうけど、ペットボトルで売られてる冷たいお茶とはまったく別の飲み物。それはちょっとばかり衝撃的でした。

お茶の美味しい淹れ方、ぜひともまた学びに来たいと思ったほどでした。

そうして僕たちは帰路についたわけですが、暗くなってからのDS7も、とても綺麗でした。

室内の光のアクセント、それに各部にあしらわれたクロームパーツの光の反射が、計算されたかのようにさりげなく美しいのです。

思えばDS 7のデザインは、エクステリアもインテリアも、派手さをもって主張してきたりはしないものの、どこか鮮やかで魅力的なのです。

それはディテールというディテールに手を抜かず、細かなところにこそ凝った細工や巧みな素材の使い方をし、抑制を効かせつつ巧みに自己表現をしているからに他なりません。これ、なにかに似てると思いませんか?そう、パリジェンヌとパリジャンのファッションセンス、あるいはモードの着こなし方。まさしく“シック”なのです。
もしあなたが、あるいはあなたの大切な人がフランスに好感を抱いているようなところがあるのであれば、このDS 7 クロスバックこそが最適なパートナーになるでしょう。その独特にして絶妙な世界観を毎日堪能できるのですから…。

 

■たいやきや

住所:静岡県島田市川根町家山668-3
TEL:0547-53-2275
営業時間:10:30~15:30
定休日:木曜、第3日曜

大井川鉄道のSL列車が停まる家山駅から徒歩5分の小さな路地にあるお店。地元の川根茶を練り込んだ皮を使った抹茶たいやきは、自家製あずきとの相性も抜群。飽きのこない味です。ほかに、おでん、焼きそばなどもあり。休日には遠方からわざわざ足を運ぶ人がいるという、隠れた名店です。

 

■紅竹食堂

住所:静岡県榛原郡川根本町千頭352
TEL:0547-59-2985
営業時間:10:30~閉店時間は日によって変わります※要確認
定休日:木曜(8月、11月は無休)※水曜休みあり

大井川の支流にあたる寸又川を遡上した先にある寸又峡温泉で、昭和38年から営業を続けている紅竹食堂。店主が毎朝打っている山笹そばを使ったとろろそばは、素朴な味わい。また、もうひとつの名物であるいわなの唐揚げは、事前に内蔵を取り除くなどひと手間掛かった一品。定食類に付いてくる山菜料理も絶品です。

■いっぷく茶処 やませき

住所:静岡県島田市川根町身成3533
TEL:0547-53-2406
営業時間:10:30~17:30
定休日:無休

家山から川根温泉に向かう県道63号線沿いにある川根茶の専門店。茶市場を通さず、地元の契約農家、荒茶工場から直接買い付けたお茶は、店舗の並びにある工場で仕上げ、鮮度を保ったまま店頭で販売されています。店舗の一角にあるカフェスペースでは、抹茶ソフトクリームや専門店ならではの味わい深い抹茶ラテなども提供されています。

寸又峡温泉 町営露天風呂 美女づくりの湯

住所:静岡県榛原郡川根本町千頭368-3
TEL:0547-59-3985
営業時間:9:30〜18:00
定休日:木曜(冬季・閑散期は営業時間を短縮することがあります)

南アルプスの麓から湧き出す温泉。400円という入浴料ながら、湯上がりは肌がつるつるすべすべの硫化水素系・単純硫黄泉で、別名「美女づくりの湯」として知られています。秋から冬にかけては、満点の星空を眺めながらの温泉を楽しめます。

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