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【SUVで紅葉を見に行こう】兵庫県の紅葉スポット8選

兵庫県は、日本海と瀬戸内海に面した関西では最も大きい県であることから、都会にありながら海と山が近く、自然が強く感じられるエリアです。また、神戸・三宮の繁華街からも近い六甲山、自然豊かな但馬、姫路城など多くの紅葉スポットがあります。ここでは、そんな魅力あふれる兵庫県の紅葉スポットから、今年のシーズンにはぜひ行きたい選りすぐりの名所を紹介します。

更新日2019/10/30

5.瑞宝寺公園


有馬温泉郷にある873年に廃寺になった瑞宝寺は、現在瑞宝寺公園となり、都市公園として紅葉の名所として知られています。秋には2,500本のカエデやイチョウが色づき、有馬をこよなく愛した太閤豊臣秀吉が、「いくら見ても飽きない」と言ったと伝承されることから、日暮(ひぐらし)の庭との別称があります。

またここには、秀吉が愛用したといわれる石の碁盤も残され、11月上旬には豊臣秀吉が千利休らと大茶会を催した故事にならい、紅葉を見ながらお茶を楽しめる豊公を偲ぶ有馬大茶会と瑞宝寺公園もみじ茶会が開催されます。また、紅葉シーズンになると、おでん、うどん、甘酒などが楽しめる「もみじ茶屋」がオープンし、ゆっくり紅葉を楽しむことができます。

住所:神戸市北区有馬町1749
アクセス:中国自動車道・西宮北ICから約15分

 

6.但馬安國禅寺(たじまあんこくぜんじ)


安國寺の歴史は650年以上の歴史を持つ由緒ある古寺です。享保2年(1717年)に消失し、現在地に再建されるも、度重なる火災に遭い、明治37年(1904年)の本堂再建を経て現在の姿になりました。樹齢約100年以上のドウダンツツジは約10本あり、11月上旬からの拝観期間には多くの参詣客が訪れます。

ただし、通常は一般公開はされておらず、紅葉の期間中となる11月上旬〜中旬にかけて一般公開が行われます。そのため期間中は写真を撮る方も多いです。ドウダンツツジの鑑賞は、本堂に上がり座敷越しに眺めるアングルがメインですが、庭に行って間近に見ることもできます。

敷地内には、惣門・山門・仏殿・方丈・鎮守堂・多宝塔などがあり、それらの建物越しに見る紅葉も見逃せません。惣門をくぐると、そこはモミジのトンネルになります。境内の大半のカエデは天目カエデですが、なかには山モミジ等のカエデもあります。

また、山門前の階段は写真撮影のポイントとなっていて、カエデごしに山門の白い塀が鮮やかに見えます。そして、紅葉期間中はライトアップも実施。ライトアップは11月中旬で開催され、時間は日没~19時となっています。

住所:豊岡市但東町相田327
アクセス:舞鶴若狭自動車道・福知山ICから約45分

 

7.最上山(さいじょうさん)公園 もみじ山


宍粟市(しそうし)内から近く、最上山公園西側に位置するもみじ山は、日本紅葉の名所100選にも選ばれた兵庫県を代表する紅葉スポットの一つとして知られ、丘陵の斜面一帯が約3,000本のモミジや中国やカナダなど約400本の世界各国のカエデも植樹されています。

例年11月中旬~下旬にはカエデやモミジを中心に最盛期は山全体が燃えるように美しく深紅に染まります。また、重なり合うカエデが作り出す遊歩道や、近くには弁天池があり、市民の憩いの場となっています。

また、斜面を利用した遊歩道が整備されており、紅葉を横目に見ながら歩いて登れるのももみじ山の魅力となっています。また、丘陵の頂上付近にはいくつか東屋(あづまや)があって、ゆったりと休憩しながら紅葉狩りが楽しめ、丘陵の上から見下ろす景色もおすすめです。

車で立ち寄る際は、街の中心部の臨時駐車場に停めて10分ほど歩いて公園に向かいます。途中には古い町並みも見られますし、いくつか露店も出ていて楽しむことができます。そして、11月下旬には最上山もみじ祭りが開催され、期間中はライトアップも予定されてています。

住所:宍粟市山崎町元山崎
アクセス:中国自動車道・山崎ICから約5分

 

8.神戸市立須磨離宮公園


須磨離宮公園は、皇室の別荘地「旧武庫離宮」を整備し、昭和42年(1967年)に開設された由緒ある公園です。兵庫県神戸市須磨区の丘陵に広がる面積82haの広大な都市公園には西洋式庭園を中心とする本園と植物園からなっています。

そして例年11月中旬から下旬頃には植物園を中心にイロハモミジなど約600本の紅葉が見頃を迎えると、モミジが色づく花の広場や紅葉のトンネルになるもみじ道、旧岡崎邸宅や和庭園など見どころが豊富な紅葉スポットとなっています。

紅葉する木々は、イロハモミジ、カツラ、タイワンフウ、メタセコイア、ハゼノキと種類が多く、それぞれの個性ある色合いを比較するのも整備された公園ならではの楽しみ方です。見どころは、2019年で17回目を迎えるもみじ観賞会。茶会やキャンドルナイトといったイベントが開催され、夜間ライトアップでは幻想的な雰囲気が楽しめます。また、通常木曜日は休園日ですが、もみじ観賞会開催中は臨時開園されます。

住所:神戸市須磨区東須磨1-1
アクセス:第二神明道路・須磨ICから約5分

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