プロモーション

プレミアムSUV+スポーツ。実はアリな選択なんです

SUVがブームになるなか、欧州ではこれまでのSUVの概念を超えた、プレミアムでスポーティなモデルが続々と登場。これにより、SUVの選択肢にスポーツ性能の高さという項目が入るようになりました。はたして、車高の高いSUVにハイパフォーマンスな性能は必要なのでしょうか?プレミアムスポーツSUVの特徴や魅力について考えてみましょう。

更新日2020/01/06

プレミアムスポーツSUVとは?

アストンマーチン DBX 2019SUVがオフロード向けというのは、もう昔の話。ほとんどのモデルがオンロードでの快適さや走行性能に重きをおいて開発され、ユーザーもセダンやハッチバックの代替に購入している現在、メーカーフラッグシップと呼べるほどの高い走行性能と豪華装備が特徴のプレミアムスポーツSUVは、価格を含めてひとつのステータスになりつつあります。このようにな背景には、近年のSUV人気があります。

市場原理として、人気のある市場には、多くのコストをつぎ込んだ開発が可能です。クルマで言えば、専用のプラットフォームやエンジン、システムの開発が可能で、結果的に完成度の高いクルマを生み出します。

加えて、プレミアムブランドのフラッグシップクラスともなれば、コストの制限も少なく、最上級の性能を目指した開発が可能になります。

具体的には、最新のインフォテインメントシステムや空調、本皮シートや高級素材の採用、高性能エンジンや高度な足まわり、車両制御システムなどなど、あらゆるパートで最高のパーツを投入できます。

いっぽうでフラッグシップクラスのSUVは、ボディサイズに余裕があり、居住性や荷室スペースの確保が容易になります。室内の快適性はもちろんのこと、普段使いでの利便性で大きなアドバンテージがあります。

さらにスポーツカーにも匹敵する性能に加え、すべりやすい路面や悪路での高い走行安定性も持ち合わせているわけですから、トータルパフォーマンスで評価した場合、プレミアムスポーツSUVはかなり上位に位置づけられることは必然なのです。

デザイン、燃費、なにで選ぶ?プレミアムコンパクトSUV5選

 

ハイパフォーマンス性能によって得られる優越感

プレミアムスポーツSUVの先駆けと言われたポルシェ カイエンが登場したのは、2002年のことでした。当時のポルシェといえば、911を主軸とした生粋のスポーツカーメーカーというイメージで、そのポルシェがSUVを発売したというニュースは衝撃でした。

4.5L V8ターボエンジンを搭載したカイエン ターボは、2.5t近い車重をものともせず、0-100km/hを5.6秒でこなし、砂漠でも250km/h以上で走行できるという、少し愛嬌のあるスタイリングからは想像もできないようなハイパフォーマンスを発揮して、それまでのSUVイメージをガラリと変えてしまいました。

それに追随するように、BMWやメルセデスがMやAMGの出力をアップ。SUVだから高性能はあきらめる、という時代ではなくなりました。

そして現在では、そのままサーキットに持ち込んでもスポーツカーと遜色ないタイムを叩き出す、高性能モデルまで生まれています。

普段使いでは必要がないほどの高性能に、エレガントなデザインをまとったプレミアムスポーツSUVは、オーナーに満足と歓びをもたらします。

SUVの開発で使われるニュルブルクリンクってどんなところ?

カイエンの中古車情報について見てみる

 

ブランドそれぞれによって違う、プレミアムスポーツSUVの解釈

プレミアムスポーツSUVとひと口に言っても、各メーカーが持つブランドの特徴やパフォーマンスが反映されていなければ、競争力を発揮することはできません。

デザインはもちろんのこと、それまでブランドが培ってきたイメージを大切にしつつ、SUVのメリットを最大限に生かさなければ、モデルとしての魅力をアピールすることは難しいでしょう。

たとえば前述のポルシェ カイエンは、ポルシェ伝統のスタイリングを守りつつ、SUVの持つパッケージングの良さを上手に生かして成功を収めました。

ポルシェがそれまで培ってきたイメージを壊さないようにしたことは、ポルシェがカイエンをSUVではなく「新しいスポーツカー」と呼んでいることからもわかります。

プレミアムスポーツSUVには、他にもジャガーF-PACE SVRや、マセラティ レヴァンテ トロフェオ、アルファロメオ ステルヴィオ クワドリフォリオ、アストンマーティン DBX、ランボルギーニ ウルスなどがあります。

いっぽうで、メルセデス AMG G63のように、まったく違うベクトルを示すプレミアムスポーツSUVもあります。

スクエアなエクステリア(外装)と、ラダーフレームを基本とする本格オフローダーのGクラスですが、AMG G63のフロントに搭載される4.0L V8ツインターボは、最高出力430kW(585PS)/6,000rpmに、最大トルク850Nm(86.7㎏m)/2,500〜3,500rpmという怒涛のパワーを発生。2.5tもあるスクエアなボディながら最高速度は220㎞/h。ゼロスタートから100㎞/hは、わずか4.5秒で到達します。

そのほか、電子制御9速AT(AMGスピードシフトTCT)や、電子制御ダンパーにエアサス(リアのみ)を組みわせるAMGライドコントロール スポーツサスペンションなど、けっしてあなどることのできないスポーツ性能を秘めているのです。

スポーツカーの高性能を、高い実用性と存在感のあるデザインで楽しめるのが、プレミアムスポーツSUVの魅力です。人気のカテゴリーだけに、今後もメーカーが力を入れたニューモデルが、続々と投入されるでしょう。

憧れのラグジュアリーSUV!ポルシェ カイエンはなぜ人気なのか?

SUV在庫台数日本一を誇るSUVLANDで中古情報をチェック!