プロモーション
アウディ Q8にRSモデルが登場！よりスポーティーなSUV へ
2019年7月、アウディQシリーズの新たなフラッグシップモデルとして、Q8が誕生しました。Q8は、4ドアクーペを思わせるスポーティでスタイリッシュな外観とダイナミックなスタイリングを持つクーペスタイルのフルサイズSUVです。そして11月には、このQ8に高性能モデルの「RS」が追加されると発表されました。今回は、アウディのSUVシリーズの頂点に立つこのモデルを紹介します。
更新日2019/12/26Q8にRSが追加 よりスポーティーなSUV へ。
RS Q8のエクステリア(外装)は、もともとスポーティな外観のQ8をさらに力強いものにし、鍛え上げたアスリートのような大胆で筋肉質なデザインとなっています。Q8の特徴でもある八角形のフロントグリルはRS専用にハイグロスブラック仕上げとなり、サイドエアインレットとブレードのデザインが、さらに精悍さを増し加えています。
クーペスタイルの優雅なルーフラインはそのままに、アウディ クワトロを特徴づけるホイールアーチ上のブリスター、そしてベースモデルより拡大された車幅にオプションで用意された23インチのタイヤ、RS専用のリアスカート、楕円テールパイプなど、高性能を象徴する様々な装備が、凄みを感じさせています。
ボディーカラーでは、9種類用意され、1色はソリッドカラー、8色はメタリックもしくはパールエフェクト仕上げとなります。ドアミラーハウジングはブラックが標準ですが、オプションでボディカラー同色、またはカーボン、アルミが設定されています。
0-100km/hが5.7秒、航続距離400km以上！アウディ初の量産電気自動車、e-tronとは？
精悍なインテリアは気分を高めてくれる
先進的でスマートな印象のインテリア(内装)は広々とした雰囲気を与えますが、ブラックを基調としたカラーリングはスポーティで、ドライバーを適度に高揚させ、ドライビングへの意識を高めてくれます。
水平基調デザインで幅の広い、左右対称のセンターコンソールのフレームは、アルミニウムで織ったレース地のようなテクスチャーで装飾され、RS Q8のキャラクターを一層強調するものとなっています。
シートは標準でブラックナッパレザー/アルカンターラが用意されますが、オプションでハニカムパターンとRSエンボス加工が施されたヴァルコナーレザーの贅沢なスポーツシートが選択できます。このシートはマッサージ機能に加え、通気性に配慮した穴あけ仕上げが施されています。
また、居住空間やラゲッジ容量も、高い実用性を特徴としています。リアシートは3人掛けとなり、標準でスライド機能を備えています。リヤシートの背もたれを折りたたむと、ラゲッジ容量を最大で1,755Lまで拡大することができます。テールゲートは電動式です。
ニュルブルクリンクは7分42秒2というSUV最速タイム
RS Q8の最大の特徴は、何と言ってもその圧倒的なパワーとパフォーマンスでしょう。RS Q8の正式な発表に先立ち、世界一過酷と言われるドイツのサーキット、ニュルブルクリンク北コースを、テスト車両が疾走する映像が公開されました。そこで出たのは驚きの7分42秒2という、量産SUV最速のタイムでした。
RS Q8に搭載されるエンジンは4.0L V8直噴ツインターボで、最高出力は441kW(600PS)/6,000rpm、最大トルクは800Nm(81.6kgm)/2,200rpm〜4,500rpmを発生します。0-100km/h加速はわずか3.8秒、最高時速は250km/h(電子リミッター作動)、オプションのダイナミックパッケージを選択すると305km/hまで引き上げることが可能です。
この強力なエンジンには、48Vの主電源システムをベースにしたマイルドハイブリッドシステム、そして気筒休止システムが搭載されています。走行速度が低い時や、巡行走行時など、状況に応じてエネルギー回生やエンジンの停止、4気筒運転への切り替えを行い、経済的で環境負荷の低い、効率的なドライブを提供しています。
RS Q8の圧倒的なエンジンパワーは、電子制御8速ATとアウディ伝統の四輪駆動システム、クアトロフルタイム4WDを介して路面に伝えられます。この4WDシステムにより、走行状況に応じて適切なトルク配分を四輪に行い、高い走行安定性と旋回性を提供します。
サスペンション形状は前後とも5リンク式で、部品のほとんどはアルミニウム製となります。標準装備となる電子制御ダンパー付アダプティブエアサスペンションスポーツは、サーキットやオフロードの走行にも対応したものです。RS専用のダンパーチューニングにより、快適性やスポーティな走りなど、幅広い設定を行うことが可能です。車高は運転状況やドライバーの好みに応じて、最大90mmの間で変化させることができます。
さらに、アウディドライブセレクト ダイナミックハンドリングシステムによって、合計8つのモード(コンフォート、オート、ダイナミック、エフィシェンシー、オールロード、オフロード、個別に設定可能なRS専用のRS1およびRS2)を選択できます。このシステムは、選択されたモードに応じて、エンジンとトランスミッションの制御、パワーステアリング、エアサスペンション、オールホイールステアリング、エンジンサウンド、エアコンなどの特性を変化させることができます。
また最新のコネクテッドシステムが搭載されており、アダプティブクルーズアシスト、エフィシェンシーアシスト、交差点アシスト、車線変更警告、360°カメラなど、30以上のアシストシステムが利用可能です。
アウディの新しいフラッグシップモデルQ8の最高峰モデルとなるRSは、アウディらしいスポーティなエクステリアと走りにおいて妥協のないドライブトレーン、そして圧倒的なパフォーマンスを備えた、プレミアムスポーツSUVの代表的なモデルとなりそうです。
日本向けの詳しい仕様や価格は現時点でまだ発表されていませんが、2020年の始め頃、ヨーロッパにおいてデリバリーが開始されるとのことです。