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ミニバンの概念を変えたデリカ スターワゴン

ミニバンは、多人数乗車の得意なクルマとして長い歴史を持つカテゴリーで、コンパクトなものからフルサイズまで、世界中のメーカーが製造販売を行っています。ただし、こと「悪路走破もこなせるミニバン」となると、世界中を見渡しても三菱 デリカのみ。そんなミニバンの概念を超えた唯一無二の存在、デリカの歴史と魅力に迫ります。

更新日2020/02/20

唯一無二のミニバン+SUV デリカD:5を解説

三菱 デリカD:5 20071980年代から徐々に市場を拡大してきたミニバンは、2000年代に入ると車両の性能向上やレジャーの多様化によるニーズの拡大、それにともなうターゲットユーザーの広範化といったことから、さまざまなスタイルが生まれました。

そのなかで、「あらゆる走行環境下で多くの乗員を安全に目的地まで運ぶ」という開発思想を持つデリカは、2007年に「ミニバンの優しさとSUVの力強さの融合」をテーマに掲げ、ボディ構造や走行性能、室内空間を基本構造から新設計したデリカD:5へと進化を遂げました。

ボディ剛性と耐久性、そして高い安全性を提供する環状骨格構造のリブボーンフレームを採用。フレーム構造に沿ったスクエアなボディに、本格クロカン4WDにも匹敵する210mmの最低地上高に大径タイヤの組み合わせによって、独創的なエクステリア(外装)と、乗員を包み込む安心感の高い室内空間を実現しています。

まず2.4L 直列4気筒ガソリンモデルを発表。電子制御式4WD機構は、走行状況や路面状況に応じて、4WDオート、4WDロック、2WDモードを切り替えることが可能でした。

2012年になると、2.2L クリーンディーゼルエンジンが追加され、デリカのキャラクターをさらに際立たせる動力性能と燃費性能を実現しました。

そして2019年には、ディーゼルモデルを改良。三菱のフロントデザインコンセプトである”ダイナミックシールド”に、縦型形状のLEDマルチヘッドライトやポジションランプといった、大胆で個性的なフロントマスクとなりました。

【SUV映えを探しに行こう!】多人数レジャーに、デリカD:5をプッシュするワケ

デリカD:5の中古車情報を見てみる

 

ミニバン+SUVという発想

三菱 デリカD:5 2019三菱自動車の四輪駆動車の歴史は長く、戦後間もなく始まったジープの生産から、その技術を向上させてきました。

本格的なクロカンはもとより、高性能スポーツカーや、オン・オフあらゆるシーンで安定した走りが必要となるSUVなどで培った技術を、デリカにも早い段階で採用することにより、ミニバンにひときわ異なる個性を与えました。

現在のデリカD:5は、三菱 アウトランダーやエクリプスクロスといったクロスオーバーSUVと共通のプラットフォームを採用することにより、ミニバンでありながら本格的な4WDシステムの搭載を可能とし、悪路走破性の高いミニバンとなっているのです。

三菱 デリカD:5のディーゼルエンジンとガソリンエンジン、どっちを選ぶ?

 

デリカD:5の祖先は、1979年に登場

1974 三菱 デリカ スターワゴンミニバンのような多人数乗車が可能な乗用車は、1960〜70年代頃に登場し始めましたが、当時は商用ベースのワンボックスカーに乗用向けの内装や装備を施したものがほとんどでした。乗用車といえばセダンやクーペ、ハッチバックが主流の時代でしたから、ミニバンは現在のようにファミリーカーやレジャービークルとして選ばれるモデルではなかったのです。

初代デリカは1968年にトラックとして登場し、翌1969年には商用ベースのワンボックスカーが発売されました。乗用車用の内装を施したデリカ コーチも販売されましたが、主に送迎用として使われ、個人で購入するユーザーはほとんどいなかったようです。

現在の”デリカブランド”が誕生したきっかけになったモデルは、1979年に登場した2代目デリカシリーズの乗用車版デリカ スターワゴンです。

デリカ スターワゴンは9人乗りで、クラス初となる5速マニュアルトランスミッションや、当時の排出ガス規制をクリアする1.6L サターンエンジンの搭載、2、3列目が完全にフラットになるシートの採用などにより、乗用車として快適な装備とパッケージングが実現されていました。

1982年には4WDモデルが追加され、ここからデリカ独特の世界観が作られていくことになります。

三菱を代表するパジェロと同じ4WD機構を採用し、エンジンは1.8L ガソリンの他に2.3L ディーゼルも用意。サスペンションもパジェロと同じく、フロントにダブルウィッシュボーン式トーションバー、リアにリジッド式リーフスプリングを採用し、高い最低地上高と大径タイヤとの組み合わせにより、走破性と乗り心地の向上を図っています。

1986年になると、デリカ スターワゴンは2代目へと進化し、アウトドアを意識した特別仕様車や、豪華な装備を充実させた上級グレードもラインアップされるようになります。

ミニバンに類を見ない三菱デリカ D:5の悪路走破能力とは?

 

デリカ スターワゴンは、1994年にデリカ スペースギアへと発展、全面衝突の安全性を考慮したフロントエンジンのトールワゴンボディとなり、そのパッケージはデリカD:5へと受け継がれることになります。誕生から40年以上が経過したデリカブランドは、今後どのような発展を遂げていくのか、とても楽しみですね。

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