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SUVで行きたい宮崎県のパワースポット20選

宮崎県は1年を通して気候が温暖で、日照時間が長く快晴の日が多いことから「日本の日向」と称されています。降水量も多く緑豊かな自然が溢れマンゴーなど美味しい農産物も豊富です。日向神話の舞台であり「神話のふるさと」とも呼ばれていて、神話にまつわる数々のパワースポットが点在しています。

更新日2020/04/10

1.鵜戸神宮

鵜戸神宮
断崖絶壁の景勝地と知られる鵜戸崎岬の岩窟の中に祀られている神社です。主祭神は、山幸彦と豊玉姫の間の子供である、この岩窟で生まれた鵜葺草葺不合命(うがやふきあえずのみこと)で、初代天皇・神武天皇の父とされています。

子どもの成長を願って豊玉姫が乳房を付けたと言われる「おちちいわ」は、安産・育児を願う方々が訪れます。「おちちいわ」から滴る水で作った「おちちあめ」は妊婦さんに人気のお守りです。

岩窟の前の磯には、霊石亀石と呼ばれる岩があり、海神の国から豊玉姫を乗せて帰ってきた亀だったという伝説があります。亀の甲羅の部分にしめ縄で囲まれた穴があり、運玉を投げ入れることができれば願いが叶うと言われています。

縁結びの神様としても有名で、昭和40年代はハネムーンのメッカとして知られていました。地元では鵜戸さんとして親しまれ、宮崎南部で最も有名な神社です。アクセスは、宮崎自動車道・宮崎ICからクルマで約50分となっています。

住所:日南市大字宮浦3232
電話番号:0987-29-1001
駐車場:無料

 

2.大御神社


日向灘に面した古い神社で「日向のお伊勢さま」として地元で親しまれています。本殿の近くの磯には、長い歳月をかけて自然が作り出した3つの亀岩があり、めでたい長寿の象徴とされています。亀石から少し歩いた先の岩場には、鵜戸神社という神社があります。5人の神様が祀られていて、安産・航海安全・交通安全・厄難消除・事業繁栄にご利益があると言われています。

亀石と逆側には、君が代に出てくるさざれ石があり、国内最大級のスケールを誇ります。さざれ石群にある巨岩・神座(かみくら)は、瓊々杵尊(ににぎのみこと)が絶景の大海原を見渡したとされ、癒しのエネルギーが吹き出すと言われています。

近くの水窪には、縄文時代の人々が幸せを願い、龍神に祈りを捧げた古代遺跡 龍神の霊(玉)もあります。2011年に発見され、それ以来ドラゴンボール神社としても有名になっています。アクセスは東九州自動車道・日向ICからクルマで約5分となっています。

住所:日向市大字日知屋1
電話番号:0982-52-3406
駐車場:無料

 

3.天岩戸神社・天安河原


天照大御神が弟の須佐之男命(すさのおのみこと)の酷いいたずらに怒って岩戸に身を隠したとされる、岩戸隠れ神話の舞台となった神社です。太陽の神・天照大御神が隠れてしまい、真っ暗になった世界を救おうと、八百万(やおよろず)の神が集まって相談したとされる天安河原も歩いて行けます。

一般的な神社のような本殿はなく、御神体である天岩戸(洞窟)を直接拝みます。西本宮拝殿の裏にある遥拝所から拝むことができ、神職が決まった時間に案内してくれます。神々が集まった厳かな雰囲気の天安河原には、巨大な洞窟が祀られています。小石を積むと願いが叶うとされ、多くの方々が積んだ小石が残されています。

アクセスは、東九州自動車道・延岡ICからクルマで約50分です。

住所:西臼杵郡高千穂町大字天岩戸1073-1
電話番号:0982-74-8239
駐車場:無料

 

4.サンメッセ日南


モアイ像が有名な公園で、敷地内にレストランや岩盤浴がある人気の観光地です。モアイ像と言えばイースター島ですが、1995年に世界遺産登録される前は、部族争いやチリ大地震の影響で倒壊し荒れていました。そんなイースター島のモアイ像を日本人が修復した功績が認められ、世界で唯一、イースター島の許可を得て復刻したものです。

モアイ像は幸せを呼ぶパワーがあるとされ、海岸沿いのモアイ像は触ると、それぞれ仕事運・健康運・恋愛運・全体運・結婚運・金運・学力運が上がると言われています。他にも、恋人の丘にある2体のモアイ像は、最愛(モアイ)と名付けられ、恋人がずっと一緒にいられるよう願いが込められています。その下にあるモアイ像は縁切りモアイと呼ばれ、悪縁を断ち切ると言われています。

アクセスは、宮崎自動車道・宮崎ICからクルマで約40分。入園料は、大人800円、中学生500円、4歳以上350円。定休日は毎週水曜日となっています。

住所:日南市大字宮浦2650
電話番号:0987-29-1900
駐車場:無料

 

5.都萬(つま)神社


日本で初めて結婚式を挙げた木花咲耶姫(このはなさくやひめ)が祀られ、古くから縁結び・安産・子育ての神社として親しまれています。木花咲耶姫のお嫁入りの姿を当時のままに再現した特殊神事・更衣祭は500年以上も前から続き、大変珍しいお祭りです。

境内に入ると妻のクスとして国の天然記念物に指定されている樹齢1200年の大きな楠が出迎えてくれます。妻のクスの近くには生産河という泉があり、ほとりの石を撫でると子宝に恵まれると言われています。

木花咲耶姫は三つ子を生み、母乳だけでは足りなく甘酒を造って子どもに飲ませたことから、母乳に悩む女性が乳神に祈願しに訪れ、母乳が出るようになると甘酒を持ってお礼に行くという風習があります。本殿の先には千年楠の洞洞木と呼ばれる木洞があり、夢叶う・幸せ招く・願い叶うと言われています。

アクセスは東九州自動車道・西都ICからクルマで約10分となっています。

住所:西都市大字妻1
電話番号:0983-43-1238
駐車場:無料

6.クルスの海


人気のドライブコースにある美しい海で、地元ではドライブデートスポットとして知られています。展望台から臨む海は、波の浸食により縦横200メートルにも渡って岸壁が削られ、青い海が十字に浮かび上がって見えます。近くの岩場と合わせると、漢字の「叶」に見えることと、ポルトガル語で十字という意味のクルスから、願いが叶うクルスの海と呼ばれています。

クルスの海展望台から車で3分程行くと、日本一の高さを誇る馬ヶ背断崖があり、併せて訪れたいスポットです。1500万年前の火山噴火でできた柱状節理の海岸線は、圧倒的なスケールに足がすくむほどで、自然の壮大さを感じられます。

アクセスは東九州自動車道・日向ICからクルマで約15分です。

住所:日向市大字細島
電話番号:0982-55-0235(日向市観光協会)
駐車場:無料

 

7.高千穂峡


遥か昔、阿蘇山の大噴火により火砕流が五ヶ瀬川沿いへ流れ込み、長い歳月をかけて侵食されてできた断崖絶壁で、国の名勝・天然記念物に指定されています。50~100メートル級の断崖が7キロにも渡って続く壮大な景色は、九州屈指の絶景スポットと知られています。

滝百選に選ばれている真名井の滝は高千穂峡の象徴的存在で、浄化や苦悩払拭のパワーがあると言われています。日本神話の起源とも言える天孫降臨のときに、天村雲命(あめのむらくものみこと)が水種を移して湧き出た天真名井の水が流れ出たと言われています。

ほかにも、岩戸隠れの伝説で須佐之男命(すさのをのみこと)が反省を表した月形日形や、神様に退治された鬼八が投げたと言われる鬼八の力石など、神話に関係したスポットが点在しています。アクセスは、東九州自動車道・延岡ICからクルマで約50分です。

住所:西臼杵郡高千穂町大字向山
電話番号:0982-73-1212(高千穂町企画観光課)
駐車場:第1・2駐車場は有料、第3・4駐車場は無料

 

8.高千穂神社


高千穂皇神(たかちほすめがみ)と十社大明神を御祭神とする神社で、縁結び・農産業・厄祓のご利益が有名です。高千穂皇神とは瓊々杵尊(ににぎのみこと)など6人の神様の総称、十社大明神とは神武天皇の兄・三毛入野命(みけぬのみこと)など10人の神様の総称で、全部で16人もの神様が祀られています。

境内にある夫婦杉と呼ばれる巨大な杉の周りを、夫婦や恋人と手を繋いで3回周ると縁結び・家内安全・子孫繁栄のご利益があると言われています。本殿裏には鎮石(しずめいし)と呼ばれるパワーストーンがあり、触ると悩みや乱れを鎮めてくれると言われています。

高千穂には毎年秋から冬にかけて夜通し神楽を奉納する高千穂の夜神楽という神事があり、国の重要無形民俗文化財に指定されています。高千穂神社では高千穂の夜神楽の雰囲気をいつでも体感できるよう、観光客向けに毎晩高千穂神楽が奉納されています。

アクセスは東九州自動車道・延岡ICからクルマで約50分です。
住所:西臼杵郡高千穂町大字三田井1037
電話番号:0982-72-2413
駐車場:無料

 

9.槵触(くしふる)神社


日本神話の起源である天孫降臨の舞台であり、古事記には「高千穂の久士布流多気(くしふるだけ)」に神様が降り立ったと書かれています。神話の里と呼ばれパワースポットの多い高千穂の中でも、特に強いパワーが宿る場所とされています。

所願成就のご利益があるとされ、歌の神様や武道の神様も祀られています。昔は、槵触(くるふし)の峯を御神体として祀っていましたが、1694年に長い階段の上に社殿が建てられました。境内は厳かな雰囲気で、観光客は少なく静かです。

初代天皇・神武天皇とその兄弟が生まれたとされる四皇子峰(しおうじがみね)や、天孫降臨の際に神様が天上の神々を拝んだとされる高天原(たかまがはら)遥拝所など、神話にゆかりのある場所が近くにあります。

アクセスは東九州自動車道・延岡ICからクルマで約45分です。

住所:西臼杵郡高千穂町大字三田井713
電話番号:0982-72-2413
駐車場:無料

 

10.日向一之宮 都農神社


古い歴史がある格式の高い神社で、地元の方々からは一の宮神社として親しまれています。御祭神は大己貴命(おおなむちのみこと)、別名を大国主命、大国(だいこく)様とも呼ばれています。大国様はさまざまな女神との間にたくさんの御子をもうけたことから、縁結びや子孫繁栄の神、また、医療によって方々を救ったことから医療の神、盛んに国造りをしたことから商売繁盛の神として拝められています。

縁起物がたくさんあり、撫で大国は病気平癒・子授け・商売繁盛、因幡の白兎神話がモチーフの撫でウサギは無病息災、神象は縁結びや子宝のご利益があると言われています。境内には多数の神社があり、手摩乳・足摩乳神社は子育てや手足健康、熊野神社は再生(蘇り)や若返りなど珍しいご利益があります。

アクセスは、東九州自動車道・都農ICからクルマで約5分です。

住所:児湯郡都農町大字川北13294
電話番号:0983-25-3256
駐車場:無料

 

11.青島神社


亜熱帯植物が生い茂る緑豊かな青島の中央に鎮座しています。長い年月をかけて侵食された奇岩 鬼の洗濯板に囲まれ、干潮時には巨大な洗濯板のような絶景を見ることができます。

浦島太郎のモデルと言われる山幸彦と豊玉姫が恋に落ちた言い伝えがあり、縁結びの神社として有名です。カップルや女性に人気で、全国からたくさんの参拝者が訪れます。

境内には、神社の前の浜辺で自分に合った宝貝を探して願いを込める真砂の貝文、願いが解けないように紐を結ぶ産霊紙縒(むすびこより)、平瓮(ひらか)と言う皿を投げ、磐境に入れば願いが叶い、割れれば開運厄払いになるとされる天の平瓮投げなど、自分で行える神事のスポットが点在しています。

おみくじやお守りの種類も多く、鯛の形のおみくじを釣る鯛みくじや、矢におみくじが付いている幸矢みくじ、すべてが上手くいく へのかっぱお守などユニークなものから、縁結びの神社らしいハート型のお守りもあります。

アクセスは宮崎自動車道・宮崎ICからクルマで約15分です。

住所:宮崎市青島2-13-1
電話番号:0985-65-1262
駐車場: 参道口駐車場は有料、周辺に無料駐車場あり

 

12.江田神社


素朴で静かな神社ですが、パワースポットとして知られるようになり、県内外から参拝者が訪れています。日本最初の夫婦と言われる伊邪那岐命(いざなぎのみこと)と 伊邪那美命(いざなみのみこと)が祀られています。

ご神木である招霊木(おがたまのき)は、春には香りの強い花が咲き、秋には赤い実が付きます。天照大御神が岩戸に隠れてしまったとき、天鈿女命(あめのうずめのみこと)がこの実の付いた枝を持って踊ったという伝説があり、これが神楽鈴の起源とも言われています。もう1つのご神木であるクスノキは、触れるとパワーチャージできるとされ、木の下にある大きなコブを撫でると、さらに強いパワーを得られると言われています。

社殿から北側に歩くと、禊(みそぎ)池があります。伊邪那岐命が黄泉(よみ)の国から帰ったとき、祝詞を唱えながらけがれた体の禊ぎを行った場所で、禊ぎ発祥の地、祝詞発祥の地と言われています。清らかな水で右目を洗うと天照大神、鼻を洗うと月読尊(つくよみのみこと)、左目を洗うと素盞鳴尊(すさのおのみこと)が生まれたと伝えられています。たくさんの神様が生まれたことから安産や縁結びのご利益があるとされています。

アクセスは宮崎自動車道・宮崎ICからクルマで約20分です。

住所:宮崎市阿波岐原町字産母127
電話番号:0985-39-3743
駐車場: 無料

 

13.荒立神社


静かな杉林にひっそり佇む神社で、芸能と縁結びのご利益が有名です。芸能関係でプロを目指す参拝者が多く、芸能人もお忍びで訪れると言います。御祭神の猿田彦命(さるたひこのみこと)と天鈿女命(あめのうずめのみこと)が結婚したとき、切ったばかりの荒木を使って宮居を建てたことから荒立宮と名付けたと言われています。

猿田彦命は、天孫降臨のときに瓊々杵尊(ににぎのみこと)を誘導し道案内をしたと言われ、道開きや交通安全の神様です。天鈿女命(あめのうずめのみこと)は、天照大御神が岩戸に隠れてしまったときに舞を披露したと言われ、芸事の上達・厄除け・子宝・長寿の神様です。

境内には七福徳寿板木と呼ばれる板があり、心を込めて力強く7回打つと願いが叶うと言われています。他にも、自分の干支を探して打つ干支板木や、ハート型の板を打つと出会いのご利益がある未来板木などが点在しています。通常夏に行う神事で、輪をくぐって心身の邪気やけがれを祓う茅の輪くぐりをいつでも行うことができます。

アクセスは東九州自動車道・延岡ICからクルマで約40分です。

住所:高千穂町大字三田井667
電話番号:0982-72-2368
駐車場: 無料

 

14.東霧島神社


霧島六社権現の1つで、地元の方々から親しまれ島津藩主も参拝したと言われる神社です。木々に囲まれた静かな境内には見どころが点在しています。

神石は伊邪那岐命(いざなぎのみこと)が流した涙が固まってできた巨石で、世の人々が自分のような災いに合わないようにと十握の剣で切ったと言われています。巨石は刃物で切られたような跡があり、十握の剣は厄除け・魔除けの神として神宝になっています。樹齢1000年とも言われる大クスは根元に大きな洞があり、右に3回、左に3回くぐり、乳水(竜王神水)を飲むと無事安産・病魔払い・良い運を授かると言われています。

霊水が流れる竜王神水は、幸運・開運・厄除けのご利益があるとされ、商いをする方は銭を洗って納め、病を患った方は飲むと良いとされています。鬼磐階段は鬼が999個の石を積み上げて作ったという伝説があり、振り向かずに階段を登り切ると願いが叶うと言われています。かなりの急坂なので身重の方は坂の下にある伊弉冉(いざなみ)神社で坂の下参りがおすすめです。

アクセスは宮崎自動車道・高原ICからクルマで約15分です。

住所:都城市高崎町東霧島1560
電話番号:0986-62-1713
駐車場: 無料

 

15.狭野神社


杉の木に囲まれた日本で一番長い直線参道があり、狭野の杉並木として天然記念物に指定されています。静粛な杉並木を歩いて辿り着いた先には、この地で生まれた神武天皇が祀られています。神武天皇の幼名である狭野尊(さののみこと)は、地名から付けられたとされています。周辺には、ご生誕や幼少期の伝説が残る場所がたくさんあり、地域に根差した神社です。事始め(事業所安全)・厄除開運・交通安全・長寿のご利益があり、子どもの守り神と言われています。

神社から1キロほど西にある皇子原神社(狭野神社末社)が実際のご生誕の地と言われ、霧島山の噴火により何度も焼失したことから再建されました。神武天皇が生まれた場所である産場石は撫でると安産のご利益があると言われています。周辺の皇子原公園はキャンプや釣り、ゴーカートなどがあり、大人から子どもまで楽しめるばかりでなく、神武天皇のご生誕にまつわる神話が展示されている神武の館もあります。

アクセスは宮崎自動車道・高原ICからクルマで約10分です。

住所:西諸県郡高原町大字蒲牟田117
電話番号:0984-42-1007
駐車場: 無料

 

16.霞神社


古くから人々が祈りを捧げてきた霧島山麓に鎮座し、山岳信仰にゆかりのある神社です。山で修業する者たちが白蛇の住む山頂の岩座に修行の無事と世の安泰を祈願したという伝説が残っています。白蛇は奥の院に祀られていて、見ることができれば大変な幸運とされています。お守りや絵馬にも白蛇が描かれ、神社のシンボルとなっています。

農業・畜産・疾病・縁結び・開運・商売繁盛のご利益があると言われ、遠方からもたくさんの参拝者が訪れます。特に商売繁盛が有名で、毎月1日は朔日参りの人々で賑わいます。

本参道は約600メートル、700段の石段が続く険しい道なので、体力に自信がある人におすすめです。中参道または東参道大鳥居から入ると途中まで車で行ける参道があります。土産店や灯篭が並ぶ階段を登り進むと高台にある神社に到着し、天空の神社と呼ばれるほど素晴らしい景色が広がります。周囲の山は神社の職員が手入れしていて、美しい景色が参拝者の心の和みに繋がるようにと想いが込められています。

アクセスは宮崎自動車道・高原ICからクルマで約15分です。

住所:西諸県郡高原町後川内1553-1
電話番号:0984-42-0033
駐車場: 無料

 

17.十根川神社


古くは八村大明神(やむらだいみょうじん)と呼ばれ、明治以降は大己貴乃命(おおあなむちのみこと)が祀られ縁結びの神様として知られています。境内にある八村杉は推定樹齢800年とも言われ、国の天然記念物に指定されています。高さは国内で2番目、根周りは国内で4番目と言われる巨木で、長年地域を見守ってきたことから地元では神様のように慕われています。八村杉の周りにはイチイガシやトチノキなどの巨木が生い茂り、これらの樹木は十根川重要伝統的建造物群保存地区の特定物件に指定されています。

八村杉から東へ進んだところにある大久保集落にも、推定樹齢800年の大久保のヒノキがあります。無数に絡みながら枝を伸ばすダイナミックな姿から自然の神秘を感じられます。ヒノキはこの地域の墓印として使われたため大切に奉られ、地元ではパワースポットとして知られています。

神社がある椎葉村は日本三大秘境の1つと言われ、遥か昔から変わらぬ田園風景のある地域です。どこか懐かしく神々しくもあり、自然のパワーが溢れています。

アクセスは東九州自動車道・日向ICからクルマで約110分です。

住所:臼杵郡椎葉村下福良字
電話番号:0982-67-3139
駐車場: 無料

 

18.母智丘(もちお)神社


南九州随一の桜の名所である母智丘公園の丘の上に鎮座します。大鳥居から続く約2キロの参道にはソメイヨシノやヤエザクラなど約2,600本の桜が植えられていて、春には桜のトンネルのように咲き誇ります。公園から290段の石段を上った先に拝殿があり、豊受姫神(とようけひめのかみ)と大年神(おおとしのかみ)が祀られています。

拝殿の裏には、古くから信仰の対象とされてきた巨石群があります。非常に珍しい陰石と陽石は陰陽石と呼ばれ、シンボル的な存在です。陰石に祈願水をかけると縁結び・安産・商売繁盛・無病息災・病気全快などのご利益があると言われています。

刃物で切ったような跡がある割裂神石は東霧島神社で3つに切られた巨石の1つと言われ、掘り荒らすと大雨が降ると言い伝えられています。

母智丘神社の前身は石峰稲荷明神と呼ばれていて稲荷大石が信仰の対象なっていました。稲荷大石は左右に穴があり、奥の洞窟に白狐が住んでいたと言われています。白狐は不思議な力があるとされ、商売繁盛のご利益があると言われています。

アクセスは宮崎自動車道・都城ICからクルマで約25分です。

住所:都城市横市町6691
電話番号:0986-22-2133
駐車場: 無料

 

19.御頭神社


山あいの小さな神社で頭の痛みや血の病、受験の願いなどにご利益があると言われ、受験シーズンには県内外からたくさんの参拝客が訪れます。

この神社には豊後国(大分)の城主、佐伯惟治(さえきこれはる)の首が祀られています。佐伯惟治は徳が高く、文武両道の名将でしたが、謀反の疑いをかけられ自害。家臣がその首を抱えて瀬口宝泉寺まできたところ、首の包みがその場から動かなくなり、住職に事情を話して、御頭神社の境内に手厚く供養されたそうです。

惟治の没後、惟治の討伐を命じられた臼杵長景が変死するなど異変や災害が続いて祟りだと噂されるように。毎年祭祀供養することで、惟治の霊はようやく鎮まり、御頭大明神として人々から信仰されています。ちなみに御頭神社の他にも、胴体を祀った尾高智神社など約20の神社が建立されたと言われています。

アクセスは東九州自動車道・北川ICからクルマで約25分です。

住所:延岡市瀬口
電話番号:0982-46-5010(北川町総合支所地域振興課)
駐車場: 無料

 

20.飫肥(おび)城


日本100名城の1つで、江戸時代は伊東氏・飫肥藩の藩庁として栄えました。1873年に明治の廃城令により取り壊されましたが、1978年に樹齢100年の飫肥杉を使って大手門を復元しました。城内にはしあわせ杉があり、4つの角にある4本の杉の対角線に立つと幸せパワーがもらえると言われています。

飫肥城下町は九州・沖縄地方で初めて重要伝統的建造物群保存地区として選定され、九州の小京都とも呼ばれています。美しい石垣や武家屋敷群などが残る風情ある街並みは観光スポットとして人気です。飫肥城から城下町へ向かう途中にはかつて生活用水を引いていた水路に錦鯉が放され、美しい町並みに華を添えています。

最後の藩主である伊東祐帰が移り住んだ邸宅 豫章館や当時の生活が伺える旧高橋源次郎家、商人たちの道具を展示した商家資料館など見所が点在しています。これらは有料施設なので7つの施設に入館できる全施設フリーチケットを購入して回るのがおすすめです。

食べ歩きを楽しむ人も多く、表面が滑らかな卵焼きでスイーツのような味わいの飫肥の厚焼や魚のすり身を揚げた飫肥天などが人気。アクセスは宮崎自動車道・田野ICからクルマで約50分です。

住所:日南市飫肥10丁目
電話番号:0987-25-5566
駐車場: 無料
神様が降り立ったとされる高千穂の地を始め、有名な岩戸隠れ神話の舞台となった天岩戸神社、神々の出会いや子育ての言い伝えが残る鵜戸神宮や都萬(つま)神社など、宮崎には神話の伝説が残る神聖な場所がたくさんあります。断崖絶壁や日向灘の海など大自然が作り出したパワースポットも必見です。

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