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SUVで行きたい山口県のパワースポット10選
本州の西端に位置する山口県は、美しい自然や時代の転換期の舞台となるなどで、見どころいっぱいのエリアです。この記事ではそんな山口県の魅力の中から、一度は訪れたいパワースポットを厳選して紹介します。
更新日2020/04/081.別府弁天池
中国自動車道・美祢ICからクルマで約25分に位置する、秋芳町の別府水上にある別府弁天池は、透き通った神秘的なエメラルドグリーンの水が美しさを見せる湧き水の池です。
この光景を見ようと多くの観光客が訪れたり、水を汲みに来る方もいるなど、パワースポットとしての人気もあります。ちなみに、この湧水はカルスト台地の伏流水が毎秒186リットル、毎分11トンの水が湧き出ており日本名水百選に選定されています。
また、その昔、夢のお告げ通りに弁財天を勧請すると水が湧きだしたという伝説や、1杯飲めば1年長生きできるという言い伝えもあります。
住所:美祢市秋芳町別府482
電話番号:0837-62-0305
駐車場:無料
2.常栄寺雪舟庭
中国自動車道・山口ICからクルマで約10分の常栄寺雪舟庭。この庭は500年前に大内政弘が別邸としてたてた常栄寺の中にあり、中国から帰国した画僧雪舟が、大内政弘の嘱望で築庭した言われています。
その広さはなんと約900坪。東西北の三方が山林、南が開けた土地の中央に池泉を配置した池泉廻遊式庭園の様式となっていて、簡素な作りが魅力。本堂の中から見る風景は雪舟の水墨画の世界を思わせ、心休まるパワースポットです。
ちなみに、常栄寺は毛利元就が長男の隆元の菩提を弔うために永禄6年に開山として安芸吉田の郡山城内に建てられたお寺で、文久3年に山口市宮野下に移り現在に至っていたるといった深い歴史を持っています。
2020年を心穏やかにすごすためには、ぜひ訪れたいパワースポットです。
住所:山口市宮野下2001
電話番号:083-922-2272
駐車場:無料
3.古熊神社(ふるくまじんじゃ)
古熊神社は菅原道真を祀ったことで、学問の神様、山口の天神様として親しまれ、学業向上、受験祈願のパワースポットとなってています。また、本殿内にある宝殿の板に、天文十六年云々の墨書があることから、本殿の建立もその頃と考えられており、大変歴史の深い神社です。
本社殿は室町時代に京都に建立されたものを元和4年に毛利氏が現在地に移築したもので、本殿と幣殿、拝殿が結合されています。本殿の正面にある三つの蟇股の彫刻は、梅に大内菱、松に鳳凰、竹に鳳凰という組み合わせで、日本で初めて松竹梅が取り入れられた建築となっています。
クルマでのアクセスは中国自動車道・山口ICから約15分です。
住所:山口市古熊1-10-3
電話番号:083-922-0881
駐車場:無料
4.石城山舎那院 神護寺(いわきさん・しゃないん・じんごじ)
三洋自動車・道玖珂ICから約40分の平生町にある真石城山・舎那院神護寺は、明治維新で長州軍に基地にされてしまった為、当時の住職が仏像を持って石城山を下山し、廃寺になっていた松蓮寺に移され、現在の石城山舎那院神護寺となりました。
ここにある12世紀に造られたといわれる木造毘沙門天立像は、やや四角ばった顔の輪郭、誇張のない、いかつい面相、そして堂々とした量感ある体躯、穏やかな裳裾さばきの表現など、平安時代後期の天界の神が鎧をつけている特徴を表しています。
毘沙門天は多くの武将の信仰を集める武運の神様として知られていますが、金運、商売繫盛などにもご利益があるとされています。見るだけで背筋がピンとなるようなパワースポットと言えるでしょう。
住所:熊毛郡平生町大野南1218
電話番号:0820-56-5194
駐車場:無料
5.赤間神宮
中国自動車道・下関ICから約10分にある赤間神宮は、源平壇ノ浦の合戦において、入水された幼帝安徳天皇を祀った神社です。関門海峡を臨み、安産で有名な水天宮に安徳天皇が祀られていています。
見どころは、安徳天皇が水天大神と称せられたことに由来して名付けられた水天門。白壁に朱塗りなのが特徴で、ライトアップされると白と赤のコントラストが一層鮮やかに照らし出されます。
境内には、平家一門の墓、小泉八雲の怪談で有名な耳なし芳一の芳一堂や、貴重な資料を展示した宝物殿などもあります。平家の怨念や耳成芳一の話といい、本殿から海まで力強い気が満ちていて、他の場所とはことなる雰囲気のあるパワースポットです。
住所:下関市阿弥陀寺町4-1
電話番号:083-231-4138
駐車場:無料
6.須佐ホルンフェルス
中国自動車道・美祢東JCTから約20分。北長門海岸国定公園の北端に位置する須佐ホルンフェルスは、約1400万年前のマグマの熱の影響を受けて誕生した変成岩地形です。海底に堆積した砂や泥に、高温の火成岩体が貫入し、その熱で変成作用を受けてできたもので、学術的価値の高い場所となっています。
難しいことはわからなくても、その灰白色と黒色の縞模様をなす、12メートルもの高さの雄大な景観は美しく一見の価値ありです。ちなみに良く写真で紹介される縞模様の断崖は畳石と呼ばれています。この畳岩は、駐車場から歩いて行くことができます。大自然が生み出したストライプの芸術作品はまさにパワースポットと言えるでしょう。
住所:萩市須佐高山北海岸
電話番号:08387-6-2219
駐車場:無料
7.瑠璃光寺五重塔(るりこうじごじゅうのとう)
五重塔は応永の乱で戦死した大内義弘の菩提を弔うため、弟の盛見が嘉吉2年(1442)に建てたもので、毛利輝元が萩入りし、仁保から瑠璃光寺を移築したとされています。
瑠璃光寺五重塔は、全国に現存する五重塔のうちで10番目に古く、美しさは日本三名塔の一つに数えられ、パワースポットとしても人気があります。国宝である五重塔は観光山口のシンボルとして大内文化を優雅に伝え、夜間は日没から22時までライトアップされ美しく映し出されます。
中国自動車道・山口ICから約30分のアクセスで、近隣には恩田温泉もあるので、五重塔とともに訪れてみてはいかがでしょう。
住所:山口市香山町7-1
電話番号:083-922-2409
駐車場:無料
8.功山寺
中国自動車道・下関ICから約15分にある功山寺は、元応2年に開かれた曹洞宗の寺院で、唐様(からよう)建築特有の美しさを持つ仏殿は国宝に指定されています。
長府毛利家の菩提寺であり、毛利軍に敗れ、この地で自決した大内義長(よしなが)の墓があるほか、高杉晋作の挙兵の舞台ともなった場所でもあり、境内には馬にまたがった勇壮な晋作の銅像もあります。
功山寺は、平安時代から明治維新まで、変転する人間の歴史に劇的な舞台を提供し、諸行無常にあふれる風雪のあとを私たちに語りかけてくれるパワースポットとなっていますまた、功山寺は紅葉の素晴らしさで有名で、楓の木も大きく、国宝である仏殿とのコントラストも美しいと、シーズン中は多くの方が訪れています。
住所:下関市長府川端1丁目2-3
電話番号:083-245-0258
駐車場:有料
9.妙見宮鷲頭寺(みょうけんぐうしゅとうじ)
山陽自動車道・徳山東ICから約20分の、下松市中市に位置する妙見宮鷲頭寺は、約1400年前に建立され、まるで神社のような建物となっている変わったお寺です。
大内氏の氏神として栄えるとともに妙見信仰発祥の宮寺といわれ、日本の節分発祥の地ともいわれています。本尊は妙見大菩薩で、地元では「妙見さま、妙見さん」と親しまれ、参道にある仁王門両脇の仁王様にわらじを供えると願い事が叶うとされていて、細い鳥居の先の大きな門にはわらじが奉納されています。わらじのある場所がパワースポットとなっています。
住所:下松市中市1-10-15
電話番号:0833-41-1345
駐車場:無料
10.旧上関番所(きゅうかみのせきばんしょ)
山陽自動車道・玖珂ICから約50分にある上関番所は、江戸時代に国境や海陸の要衝に設けた見張り所で、地域の警備や港湾で扱う積荷の検閲など行う役人の詰め所です。
この上関番所は、1632年(寛永9年)に設置されていたものを、利便性や朝鮮通信使の寄港などを考慮して、1771年 (正徳1年)に御茶屋などのある上関に移築したものです。また平成8年に移築復元されていて、建設当時の姿となっています。
また、徒歩圏内には上関や明治時代に建てられた洋風木造建築 四階楼や桜の名所 城山歴史公園があり、パワースポット巡りと同時に歴史散策が楽しめます。
住所:熊毛郡上関町大字長島904-15
電話番号:0820-62-0069
駐車場:無料
以上、ご紹介したパワースポット以外にも有名な場所がありますが、今回は中心地から少し外れたスポットに重点を置いてみました。まだ言っていないパワースポットもあると思うので、今度の休日にはドライブの行き先を山口県に設定してみてはどうでしょうか?