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約20年前の初代が未だ大人気!ジムニーシエラはモデルチェンジで何が変わった?

時代の流れにほとんど関係無くその歴史を歩み続けるスズキ ジムニーシエラ。実はモデルチェンジが行われたのはたったの2回で、モデルチェンジから20年近くたった今でもゴツゴツした無骨な外観の初代は大人気。中古車で買うならむしろ現行モデルの2代目のほうがお得という変わったクルマです。初代がなぜ人気なのか、2代目の魅力などをモデルチェンジ前後の変化を通して紹介します。

更新日2019/09/26

2代23年以上に渡って販売されているジムニーシエラ

軽オフローダーの名車、ジムニーの普通車版が一旦国内市場から消えて6年、1993年5月に販売再開するに当たってジムニーシエラと名付けられました。

それから25年、マイナーチェンジや小改良は何度も実施され、車名が変わった時期すらありましたが、モデルチェンジは1回のみ。1998年1月に現行モデルが登場してから今まで、実に20年もの間モデルチェンジせずに販売を続けています。

ライバル不在の孤高のオフローダーですから、モデルチェンジの必要性が薄く、ベースのジムニーですら48年で2回しかモデルチェンジしていません。

今回は、ビックマイナーチェンジも含めた前後の変化を紹介します。

JB43ジムニー シエラの歴史を振り返る

 

特殊なオフロード車からSUVへの脱皮

初代前期のJB31型はSOHC8バルブエンジンに前後リーフリジッドのサスペンションという古めかしいメカニズムで登場しました。

排気量が上がり、ボディが一回り大きくなった事を除けば最初の普通車版、ジムニー8と変わらず、海外仕様と同じオーバーフェンダーが装着されたくらいです。

しかし時はクロカン4WDブームの時代で、いつまでもマニアックな特殊オフロード車両のままでもいられません。

1995年11月にJB32型へマイナーチェンジ、サスペンションスプリングはようやくコイル化されて、乗り心地や安定性、悪路での路面追従性が大幅に改善されました。

エンジンもSOHC16バルブ化されてパワーアップし、販売台数を伸ばしたのです。

ゴツゴツしたオフローダー好きな人には普通車ジムニーの中でもこのJB32型が大人気で、中古車市場では今でも高値で販売されています。

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1998年 スマートな外観となり名称もジムニーワイドに

1998年1月にJB33型へモデルチェンジ、当時のスズキが軽自動車ベースの普通車に「~ワイド」と名づけていたのに合わせ、ジムニーワイドに改称しています。

エンジンや駆動系には大きな変更はありませんが、スタイルは一変しました。いかにもオフローダーというゴツゴツした外観から、角が取れて丸みを帯びたボディへと大変身!都会の中でも全く違和感の無いスマートなスタイルになり、一回り大きくなって車内も少し広くなりました。

また、ラダーフレームやサスペンションも新設計となり、オンロードの操縦安定性とオフロード走破性をともに向上させています。

 

エンジンを換装し、ジムニーシエラに再改称!

2000年4月に新型のDOHC16バルブ VVTエンジンに換装し、2002年1月にはジムニーシエラへと名前が戻りました。その後2018年2月現在まで大きな変更は全く行われていません。

目立つのはトランスファー操作がレバーからスイッチ式へ、インパネやドアミラーのデザイン変更、AT車のシフトレバーが前後へストレートに動かす方式から、ジグザグに動かすゲート式に変わったくらいです。

あとは法改正で車載故障診断装置(2010年9月)や横滑り防止装置とトラクションコントロール(2012年5月)の装着が義務付けされたので標準装備された程度の変化にとどまっています。

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モデルライフが長いので、いつのモデルを買っても新鮮なまま

ジムニーシエラは他に比較対象が無いコンパクトオフローダーという独特なポジションなので、年式や修復歴で中古車価格は決まりません。

しかも、2代目が20万円代から買える一方、モデルチェンジから約20年経っても初代の中古車が安く、40万円代からゴロゴロしています。

自分好みのカスタマイズベース車ですから、カスタマイズ済みのコンプリートカーは中古車でも人気です。

逆にカスタマイズされていない方が安価なので、とにかく安く手軽に乗ってみたい人は、2代目のノーマル車やAT車を狙ってみると良いかもしれません。

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