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四角い軽四駆はジムニーだけじゃない!三菱 パジェロミニに注目!

現行で販売されている四角い軽四駆自動車といえばジムニーですが、過去には三菱自動車がパジェロミニという軽四駆自動車が販売されていました。今回は1998年から2017年にかけて販売されていた2代目(最終モデル)パジェロミニのエクステリア(外装)、インテリア(内装)、パフォーマンス性能、安全性能について見ていきましょう。

更新日2019/09/20

タイムレスなスタイリング

三菱 パジェロ ミニ 2008
2代目パジェロミニのエクステリアに関する事項でまず注目したい点は、ボディサイズが従来モデルと比べて大きくなっている点です。軽自動車規格がこの年(1998年)に変更となったことを受けて、それに伴って2代目パジェロミニのボディサイズが変更となりました。具体的には、全長が100mm、全幅が80mmずつ拡大されています。これは同じタイミングで発表されたトッポBJやミニカ タウンビー、タウンボックスでも同じです。

エクステリアデザインはオフロード車らしい四角いデザインで、ホイールベースを80mm延長しているなど、デザイン・性能的に優れた安定感が期待できるものとなっています。

その他、異形ヘッドライトを採用することで洗練さとスポーティー性の向上、複合曲面ドアミラーの採用で後方の下方視線向上に取り組んでいる点も特徴的です。

メッキフロントグリルやシルキーホワイトのボディカラーとなっている特別仕様車のパールセレクトや、7周年のオリジナルのエクステリアを持ったアニバーサリーリミテッド(7th)も存在します。

少し古さを感じさせるエクステリアデザインとなっている点は否めませんが、安定感やスポーティー性は今日でも健在です。

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シンプルでわかりやすいスイッチ類の配置が特徴

三菱 パジェロミニ
インテリアデザインは落ち着いた色具合のシンプルなもので、昔ながらの車の良さとなメッキ調の縁取りがされている各種メーター類を代表とするスポーティーなデザインがポイントとなっています。

運転席にはシートハイトアジャスター機構が採用されています。この機構はシートの座面を調整するもので、これによって体型の大小問わずに自分にあったドライビングポジションを獲得することができますし、室内の足元のスペースも従来よりも60mm広くされているので運転に不慣れな方でも問題ないでしょう。

また、後部座席が50:50のワンタッチ可倒式シートとなっているので、助手席と組み合わせればちょっとした長尺ものを運ぶこともできます。特別仕様車のパールセレクトではブラックの内装基調色にブラック&ベージュの専用シートが採用されていますよ。

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力強いターボエンジンでぐんぐんと駆け上がる

三菱 パジェロミニ
2代目パジェロに搭載されていたエンジンのベースとなったものは先代モデルでも採用されていた4A30型エンジンです。これをベースとして、直列4気筒 SOHC 16バルブエンジン(4A30)と直列4気筒 DOHC 16バルブ インタークーラー付つインスクロールターボエンジン(4A30 Twin T)が採用、2002年にはこのターボエンジンに置き換えられる形で直列4気筒 SOHC ターボ(4A30T)仕様が登場します。

4A30型では最高出力52PS/6,500rpmに最大トルク6.3kgm/4,500rpm、4A30 Twin Tは最高出力64PS/7,000rpmに最大トルク10.2kgm/3,000rpm、そして4A30Tは最高出力64PS/6,000rpmに最大トルク9.0kgm/4,000rpmのスペックです。

アプローチアングル、ディパーチャーアングル、ランプブレークアングルならびに最低地上高の変更などによって悪路における走破性も向上しています。サスペンションはフロントにマクファーソン・ストラット式を、リアに5リンク式コイルスプリング式となっていて、駆動方式は2WDタイプと4WDが用意され、4WDタイプにはHi/Loから選べるイージーセレクトモードが採用されました。

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古さは否めないものの必要最低限の安全装備は備わっている

三菱 パジェロミニ
2代目パジェロミニのボディには、RISE8(ライズ)と呼ばれる三菱が独自に開発した新衝突安全強化ボディが使われ、55km/h(JNCAP)のオフセット衝突にも対応。軽自動車でありながら小型車と同等の衝突安全性を備えている点がポイントです。

アイポイントの高めの設定やガラスエリアの拡大、大型ドアミラーの採用など、運転中の視界を広く保つための工夫が為されています。運転席にSRSエアバックの標準装備やブレーキアシストも標準装備されていますよ。

今回は2代目パジェロミニのエクステリア、インテリア、パフォーマンス性能、安全性能について紹介しました。本格的な軽四駆自動車として今でも人気の高い車種の1つであるパジェロミニは、今でこそ少し古いデザインとなってしまいましたが、悪路での走破性や昔ながらの三菱という印象がグッドな1台です。最低限の基本的な安全装備もついているので、遊べるSUVを探している方は候補に入れてみてはいかがでしょうか。

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