プロモーション

“SUVライク”な楽しい軽が続々登場!

2014年のハスラー発売以来、軽SUVがブームになっています。どうせ乗るならアストドアっぽい雰囲気があって、実際に週末のキャンプでも普段の街乗りでも楽しいクルマがいい、というのが、その人気の要因でしょう。軽自動車のならではの扱いやすさや低コストも魅力。さらに安全性・環境対応性も進化していて、黄色ナンバーだからというエクスキューズはありません。

更新日2020/03/17

ハスラーが軽SUVの流行をもたらした

2代目ハスラーハスラーは初代が2014年1月に発売開始され、2020年に新型がデビューしました。ハスラーは、乗用車とクロスカントリーモデルの中間的な位置付けの軽SUVというコンセプトで、kei(1998-2009年)での経験を生かし、進化させたモデルとも言えます。

スズキにはクロカンモデルのジムニーがあり、乗用車にワゴンRやアルトがあるので、良いとこ取りのバランスが良くわかっていたのでしょう。4WDも2WDもラインアップしています。

また、最近、世の中は冒険心や遊び心を持ったものを欲しており、クルマならSUV、バイクならアドベンチャーモデルが世界中で大人気になっていて、スズキはバイクも作っているので、こういうムーブメントには敏感なんです。

ハスラーの年間新車販売台数は、2014年が104,233台(軽乗用車10位)、2015年が95,557台(9位)、2016年が85,726台(9位)、2017年が72,600台(10位)、2018年が65,291台(9位)、2019年が57,840台(9位)と、SUVでは最上位です。

2020年の新型ハスラーは、衝突安全性と同時に軽量化も実現した新プラットフォーム「HEARTECT(ハーテクト)」を使っています。軽量化はトータルで走行性能・燃費などに影響するのでとても重要。スズキは、クルマでもバイクでも軽量化は昔から得意です。

先進安全装備も進化して、レーダーブレーキサポート[衝突被害軽減ブレーキ]、誤発進抑制機能、エマージェンシーストップシグナル、ESPをセットでCVT車に標準装備。安全性は小さな軽自動車でこそ高めてほしいので、今後各社の軽SUVにも期待したい要件ですね。

 

約20年前にあった軽SUVは、各車消滅…

1998年の軽自動車サイズ拡大にともなって、ホンダ Z(2代目)、スズキ Kei、ダイハツ・テリオスキッド/ネイキッドなどの軽SUVが誕生しましたが、いずれも大ヒットせずラインアップから外れました。

約20年前は、軽自動車に限らずSUVがブームという状況ではなく(エアロ+ローダウン化の方が先でした)、また当時、ネイキッドを除く軽SUVは、デザインや構成もどこか乗用車的で、新しさを感じにくいものでした。

そのなかで現在の軽SUVへ続くヒントは、ネイキッドの箱型デザインにあったのかもしれません。スズキもkeiの後継者ハスラーは箱型デザインになり、2020年中に市販されそうなダイハツ・タフトもそんな感じです。

小型車以上のSUVは、5ドアハッチバックから箱型クロカンモデルまで、さまざまなスタイリングがありますが、軽SUVは箱型に加えてハイトワゴン(縦長の箱デザインとも言えますが…)など、軽自動車ならでスタイリングが増えてきました。

さらにギヤ感が増した!スズキ ハスラーコンセプトが東京モーターショー2019に登場

ハスラーの中古車情報を見てみる

 

ハスラー登場以降に増えたハイトワゴン系

スペーシア ギア2014年1月の初代ハスラーの登場以降、ダイハツがキャストアクティバ(2015年9月に投入。2台の安定した売れ行きにブームが手伝って、各社からSUVライクな軽がデビューしました。

スズキ スペーシアギア(2018年12月)、三菱 eKスペース(2014年2月)/ekクロス(2019年年3月)といったモデルがそれで、ハイトワゴン(トールワゴン)をベースとしていることが特徴です。

全長3,400mm×全幅1,480mm×全高2,000mm。排気量660cc(数値はいずれも以下)という制約のある軽自動車のワクのなかで、居住性やユーティリティスペースを増やそうとボディを上に伸ばしたハイトワゴンは、もっとも人気のカテゴリーです。それに各社はSUV的なスパイスを施すことで、販売の増強を狙ったのです。

ekクロス スペースそして4WDだけにこだわらず、2WD(FF)も対等にラインナップしていることも特徴です。ヨーロッパの小型車SUVには、2WDのみのというモデルもある昨今。積雪地域でなく舗装路のみの使用ならこれでいわけですからね。

2018年12月に発売された新型スペーシア ギアってどんなクルマ?

スペーシア ギアの中古車情報を見てみる

 

タフトはハイトワゴンではないSUV

タフト2020年東京オートサロンに出展されたTAFTコンセプトは、アウトドアギアらしさとハイトワゴンを融合さたスタリングで目を引きました。

車両コンセプトは、“tough and almighty fun tool=タフでオールマイティな楽しい道具”で車名のTAFTはその頭文字です。昔あったタフト(1974~1984年)は、完全なクロカンモデルでしたが、2020年型は軽クロスオーバーSUVといった立ち位置です。

全長3,395mm×全幅1,475mm×全高1,630mmなのでハイトワゴンよりやや低めで、ハスラーとほぼ同サイズです。660ccターボ+CVT、15インチタイヤで、駆動方式は2WDと発表されていましたが、市販時に4WDが追加されるのでしょうか?

同時にSUVライクなハイトワゴン系の、タントCROSS FIELD Ver.も展示されていましたが、ルーフウインドウの装備など、開放感や遊び心満載のタフトは、今後の軽SUVのひとつの方向性を示しているような気がします。

SUVは自由なカテゴリーです。4WDでも2WDでも、四角くても背が高くても楽しく遊び心があってアウトドアギア的なクルマであれば良いわけです。衝突安全性の高いボディや衝突被害軽減ブレーキシステム、電子制御トラクションコントロール、運転者支援システム、そしてハイブリッドを含む高いエコ性能などが要求される時代。小さいのに最新技術と工夫満載の軽SUVは、いまや日本が誇るクルマ文化です。

オフロードもいける!ダイハツ キャスト アクティバの悪路走破性を紹介

SUV在庫台数日本一を誇るSUVLANDで中古情報をチェック!