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三菱 アウトランダーはモデルチェンジで何が変わったのか!?徹底チェック!
2005年に登場した三菱 アウトランダーは2012年10月にフルモデルチェンジが行われました。こちらの二代目モデルが現行モデルになります。モデルチェンジによってアウトランダーはどのように変わったのでしょうか?
更新日2019/09/26エクステリアの変化は?
初代のアウトランダーはオフロードテイストを感じさせるボディでしたが、2015年のマイナーチェンジを経た現行モデルは近年主流となっているクーペテイストのエクステリアになりました。素直に「格好良い」と思えるデザインになっていますが、「武骨なオフロード」を求めている人にとっては、先代モデルの方が好みかもしれません。
現行モデルは良い意味で「スポーティー」になっていますので、オフロードらしさが薄れているとの指摘もあるようです。
価格はやや値上がり?
先代モデルの新車価格帯は215万円から293万円でした。現行モデルは251万円から321万円ですので、若干値上がりしていますが、安全装備等を考えるとこの値上げは妥当でしょう。
むしろ燃費が12.4km/Lから13.6km/Lであった先代モデルに対し、現行モデルは14.6km/Lから16.0km/Lへと向上した事を踏まえると、トータルのコストパフォーマンスではむしろ向上しています。
値段だけで判断すると高くなったように思うかもしれませんが、装備や燃費までトータルで考えるとコストパフォーマンスは良好。実質的には「値下げ」と言えるのかもしれません。
安全性に関しては段違い!
モデルチェンジで一番変わったと言っても良いのは安全性能でしょう。
ボディは衝突安全強化ボディ「RISE」を採用。高いエネルギー吸収率と高い耐力を持った構造は、一定方向だけではなく、全方向における高い衝突安全市を確保しています。また、衝突被害軽減ブレーキシステム、車線逸脱警報システム、レーダークルーズコントロールシステムからなる「e-Assist」といった装備を搭載。これにより、安全性能は先代モデルとは比べものにならない程高くなっています。
このような変化を遂げたのは時代的背景もあります。
アウトランダーが初登場した2005年は現在程安全性が問われていませんでしたし、その時にはまだ生まれていない技術・価値観もありました。安全性が高まったのは時代に合わせた当然の流れとも言えるでしょう。
グレード展開は変わったのか?
先代モデルと現行モデルのグレード展開は大きな違いはありません。先代モデルも現行と同様2.0Lと2.4Lのモデルが用意されており、グレード展開は「20G」「24G」と、エアロパーツ等を装備した「ローデスト」という3種類をラインナップ。
先ほど、現行モデルの方が値段が高くなったとお話しましたが、正確に言うと先代モデルには「20M」という最廉価グレードがあったために価格帯が抑えられていたのです。こちらは215万円からでしたが、その次に安いモデルは241万円。必要最小限の装備に抑えたグレードを格安で用意していました。
現行モデルではそのようなグレードが用意されていないため、一番安い価格帯を見ると現行モデルの方が高いと感じてしまうかもしれません。ですが性能の向上を考えるとむしろ良心的であるとも言えます。先代モデルも充分な高性能を保っていますから、中古も新車もどちらも選べるのが嬉しいですね。