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ジムニー、2代目と現行モデルはどう進化した?モデルチェンジ前後を比較!

1970年に登場したスズキ ジムニーは、高い悪路走破性と取り回しの良いコンパクトなボディを備え、多くのユーザーに愛用されています。各代のモデルライフがとても長く、現行モデルにいたるまでフルモデルチェンジはなんと2回のみ!現在、中古車市場で主に流通しているのはその中でも2代目と現行モデルです。今回はこの2モデルがどのように進化したのかを見ていきましょう。

更新日2019/09/26

2代目ジムニーが誕生するまでの背景

2代目ジムニーは、初代の質実剛健さをもとに、よりスタイリッシュに、そして快適性能を向上させ1981年に登場しました。

その変化は、当時、軽自動車が多様化したことで女性ユーザーもターゲットとなり、サスペンションの設定は従来よりも柔らかく、リアシートは後ろから前向きに、またフルメタルドアモデルの距離計がトリップメーター付きになるなど、一般的な乗用車から乗り換えたとしても違和感のないものとなりました。

1990年には軽自動車の規格拡大に伴い排気量が110ccアップ。エンジンは全車インタークーラー付きターボとなるなどパワーアップが図られます。1992年にはオートマッチクモデルも設定され、より多くのユーザーにとって訴求効果の高いものとなりました。

しかし、1990年代半ばになると、三菱「パジェロミニ」が強力なライバルとして登場し、ジムニーの陳腐化が否めないこととなりました。結果、これまで硬派が売りだったジムニーは、より乗用車化することとなり、フルトリム内装の採用などさらに乗用車化が進むこととなったのです。

それでもやはりパジェロミニは手ごわく、1995年には抜本的な大幅なマイナーチェンジが行われ、DOHCエンジンの採用など現行モデルにも通ずる改良が施されました。

こうして17年近く生産された2代目ジムニーは、紆余曲折はあったものの、軽自動車の四輪駆動車として確固たる地位を築きあげたのです。

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2代目ジムニーと現行モデルの違いは?

3代目ジムニー

長らく生産が続いた2代目ジムニーと現行モデルとの大きな差として挙げられるのは、ずばり内外装デザインです。

外装はそれまで箱型で直線基調だったものが、丸みを帯び、近年人気を集めているSUVタイプのような都市部でも受け入れやすいものとなりました。内装では2代目の後期モデル同様、より乗用車化が進んだことにより、豪華かつ上質なものに変化。一般的な乗用車から乗り換えてもまったく違和感のないものとなりました。

また、安全装備の充実も大きく異なります。現行モデルの普通乗用車版「ジムニー シエラ」には横滑り防止装置まで奢られています。この点では2代目より現行モデルのほうが優位なのは間違いありません。

しかし、目に見えない部分はこれまでの伝統が受け継がれており、ラダーフレームや前後リジッドアスクルサスペンションなどはそのまま採用されています。

2代目は当初、武骨で実直な内容でしたが、三菱やパジェロミニといったライバル車の登場などにより、大幅にその内外装がアップデートされました。それを引き継ぎ、フルモデルチェンジを受けた3代目はよりスタイリッシュかつ豪華になったのは言うまでもありません。

しかし、便利で快適、高性能な3代目が登場したにもかかわらず、2代目の武骨で実直なタイプを求めて、あえて中古車市場で程度の良い2代目モデルを購入するユーザーが多いようです。

2代目は、最終モデル生産終了からすでに20年近くが経過しており、程度の良い個体が少なくなってきているので、気になる方はお早目に!

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