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【新車が安く買える!?】新古車/未使用車をすすめるワケ
中古車販売サイトをみていると、目につく新古車や未使用車というワード。この新古車、未使用車とはどんなクルマなのか、新車や普通の中古車とはなにが違うのかについて解説していきます。
更新日2022/09/30新古車、未使用車というパワーワード
新古車や未使用車を理解するために、新車と中古車の違いから説明しましょう。
まず新車ですが、これは自動車メーカーからディーラーへ配車されてきた新しいクルマで、購入時に初めて登録されたものを言います。
対して中古車は、一度登録されたクルマで、自分が使用する前に使用者や所有者が存在しています。
新古車、未使用車(登録済み未使用車とも呼ばれる)は、一度車検証が発行され、ナンバー登録もされています。つまり、おおきなくくりでは中古車になります。
しかし多くは、自動車ディーラーが所有者になっており、実質、個人の手には渡っていません。これは、ディーラーが実績作りのために、ダブついた新車の在庫整理や展示車両としてナンバー登録をしたただけで、消費者のもとには渡らず、実走行はほとんどされずに販売されます。ですから、新車とほぼ同じ状態で、安心して購入し、使用することができます。
新古車、未使用車を選ぶメリット
新古車や未使用車のメリットは多々ありますが、なんといっても登録済みのクルマということで、車両本体価格が割安になっていることでしょう。クルマの状態としては新車と大差ないのですが、車検証が発行され、ナンバーが取得されていることで、販売上は中古車として取り扱われます。そのため、新車よりも安い価格で販売されているのです。
また、クルマの登録諸費用の面でもメリットがあります。まず自動車重量税は、登録された時点ですでに収められているので支払い金額に含まれません。環境性能割(自動車取得税)は、残価率を考慮して金額を決めるために小さく、車両本体金額が安くなっているので、それに対する税額も低く抑えることができます。
さらに、クルマが出来上がってお店にある状態なので、早く納車できるというのもメリットのひとつです。新車では、注文をしてから約1～2か月程度、工場からの出荷を待たされることになりまが、新古車や未使用車の場合は、待つ必要がありません。
緊急的にクルマの買い替えが必要となった、事故や故障の際の買い替えの際にも活躍してくれます。
新古車、未使用車を選ぶデメリット
もちろんメリットだけでなく、デメリットも存在します。
まず新古車、未使用車では、メーカーオプションを追加することができません。購入する車両に欲しいオプションが付いているか、事前に確認しましょう。ただし、ディーラーオプションはその限りではなく、納車前にで追加することも可能です。また、グレードやボディカラーについても同様です。。
またほとんど新車であるのにも関わらず、車検証上は中古車という扱いとなり、貴方が登録した時点でツーオーナーのクルマとなります。これは、クルマを手放す際に発生するデメリットです。中古車査定の際に、若干の減点項目になってきて、買取査定額に影響をおよぼします。
新古車、未使用車が出まわる時期は？
新古車や未使用車には、出まわりやすい時期というものがあります。
気になるその時期とは、各販売店がより多くの実績を上げたい時期の翌月。たとえば、決算期直後の4月、中間決算後の10月、ボーナス商戦の7月や12月、初売りの時期の1月などに、新古車や未使用車よばれる車両が出まわります。
新古車や未使用車は、メリットの多さから、比較的早く売れてしまいます。クルマを安く買いたい方は、中古車サイトなどで、一度検索してみてはいかがでしょうか。