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日本でも乗りたい!すこし気になる輸入SUV5選
洗練された佇まいに力強さを兼ね備えたクロスオーバーSUV。日本だけでなく海外でも圧倒的な人気のジャンルで、日本には未導入のモデルも多く存在しています。ここでは、そのなかから日本市場でも売れそうな「すこし気になる輸入SUV」を紹介しましょう。
更新日2020/04/21キャデラック XT4
キャデラックSUVのコンパクトモデルが、XT4です。上位モデルのXT5とXT6は、すでに日本でも上陸をはたし、もっともコンパクトなXT4だけが日本未導入です(2020年春現在)。
デビューは2018年。力強いプロポーションやメッシュグリルにあしらわれたキャデラックのロゴマーク、キャラクターラインを組み合わせた造形美など、上位モデル譲りの押し出しの強さをもついっぽうで、全長4,599mm×全幅1,881mm×全高1,627mmという使いやすいサイズ感が魅力です。
心臓部には、アクティブフューエルマネージメント(気筒休止機構)を備えた2.0L 直4直噴エンジンを搭載し、9速ATという多段トランスミッションによって滑らかな走りを生み出します。
またミニマルなボディサイズながら室内空間は快適な仕様となり、リヤシートの足もとには1,004mmというゆとりをもたせ、ラゲッジルームはリアシートを倒したときで1,385Lという容量を確保。ブレーキシステムには、キャデラック初の電動油圧ブレーキシステムを搭載しています。
コンパクトなボディサイズやダウンサイジングされた直4エンジンを搭載しつつも高級感を持ち合わせた新感覚のコンパクトSUVは、日本市場でも十分に戦える魅力をそなえた1台です。
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フィアット パンダ4×4
現在、FFモデルのみが国内販売されるフィアットのベーシックカー、3代目パンダですが、4WDモデルの4×4は、限定で販売されています。
パンダ4×4は、初代から設定されている歴史あるモデルで、初代は当時世界初となるFFベースの4輪駆動車として話題を集めました。その後、2代目ではダカールラリーにチームフィアットパンダカールとして参戦。現行モデルは2011年にデビューした3代目の派生モデルとして、翌2012年に追加されました。
875ccの2気筒ツインエアターボエンジンに6速MTを組み合わせ、電子式ディファレンシャルロック機構を備えた4WDシステムを採用。
ノーマル車よりも65mmほど最低地上高を高く設定し、そこに専用アルミホイールやバンパーアンダーガードを備えることで、SUVらしさを表現しています。
日本では、2014年の限定モデルを皮切りに、アドベンチャーエディション、テッラ、イタリアーナ、スッコーサと、毎年のように数百台が特別仕様車として販売された実績があります。
古くからイタリアのみならずヨーロッパで愛されてきたパンダのSUV版として、海外でも高い人気を持つパンダ4×4。街ゆくパンダとはちょっと違った見た目が欲しいという、海外のファッショニスタからも支持されている個性的なSUVモデルです。
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VW T-ROC
2014年のジュネーブショーでワールドプレミアを行ない、2017年からフォルクスワーゲン第4のSUVとしてヨーロッパでの販売を開始したT-ROC。
スタイリッシュなデザインが印象的な4WDモデルで、エンジンは1.0Lから2.0Lまでのガソリンとクリーンディーゼルで、トランスミッションは、ダブルクラッチ式のDSGと6速MTを用意しています。
ボディは、全長4,234mm×全幅1,819mm×全高1,573mmで、ティグアンよりも小さく、Tクロスよりも大きなサイズ。カブリオレの設定もあります。
フォルクスワーゲンでは珍しく、デザイン性を意識したモデルで、エクステリア、インテリアともに洗練された雰囲気を醸し出しています。
SUV感を強く押し出しているT-ROCは、2020年春時点では日本未上陸。ですが日本で発売されれば、人気モデルとなるでしょう。
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メルセデス・ベンツ Xクラス
メルセデス・ベンツ初のピックアップトラックとして2016年に発表されたXクラス。ルノー日産グループとの共同開発によって誕生したモデルで、日産ナバラと主要コンポーネンツを共有。生産も、ナバラ同様にスペインのバルセロナ工場で行なわれ、ヨーロッパ市場や南米市場、オーストラリアなどで発売されてきました。
ナバラよりもキャブ幅を50mmほど拡大したボディサイズは、全長5,340mm×全幅1,920mm×全高1,819mmという堂々たるもの。キャビンは、4ドア・ダブルキャブのみの仕様となり、グレードにはピュア、プログレッシブ、パワーの3種類が設定されています。
もともとはアメリカ勢のピックアップトラックに対抗すべく登場したモデルで、メルセデス ベンツのピックアップという珍しさもあって注目こそ集めていたものの、2020年春をもって生産終了。北米市場に上陸することも叶いませんでした。
今後は、幻のメルセデス製ピックアップとして、人気が出るかもしれませんね。
フォード エスケープ2020
フォードとマツダが共同開発した小型SUVが、エスケープです。マツダからはトリビュートという名前で2000年から発売をスタート。のちにマーキュリーからもバッジエンジニアリングでマリナーとして発売もされています。
現在販売されているのは2019年に登場した4代目エスケープで、フロントマスクにはマスタング譲りの菱形フロントグリルを備えるなど、フォードらしいデザインです。
ボディサイズは、全長4,585mm×全幅1,880mm×全高1,680mmで、パワートレインには、1.5L直3ターボと2.0L直4ターボのエコブーストガソリンエンジン、さらに2.5L 直4エンジンを組みあわせたプラグインハイブリッドも用意されます。
インテリアもシンプルながらも上質な仕上がりで、リヤシートにはスライド機構を備えているのでシチュエーションに合わせてレッグスペースを拡大したりラゲッジルーム容量を変化させることも可能。世代や趣味嗜好を問わないところが魅力です。
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