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リフトアップってどんなカスタム?

ノーマルのSUVでもオフロード走行を楽しむことはできますが、よりアウトドア指向の強い人にとってはもっと荒れた路面やゴツイ岩場を走ってみたいと思うのではないでしょうか。そこで今回は、「リフトアップ」というカスタムに注目してみたいと思います。いったい、どんなカスタムなのでしょうか。それをすることで、どんなメリットがあるのでしょうか?

更新日2020/05/26

リフトアップとは?

リフトアップとは、車体に改造を施して車高を上げることです。ほとんどの場合は本格的なクロカン4WDモデルをベースとして行われるカスタムですが、三菱 デリカD:5のような悪路走破性の高いミニバンや、クロスオーバーSUVで行うユーザーもいます。

リフトアップをする方法として、一般的なのはスプリングをノーマルより長いものに交換するやり方ですね。ただし、それだと限界があるので、大幅に車高アップしたい場合は、マウントやトーションバー、ロッドアームなども交換しなければなりません。

スプリングのみの交換であれば費用もそれほどかかりませんし、40mm以内のリフトアップであれば車検も問題ないため、気軽に行えるカスタムと言えるでしょう。

しかしそれ以上高くしたい場合は、ブレーキホースやワイヤー類などの取り回しを変更させたり、車検を通すために構造変更を申請するなど、費用や手間がかかるため、カスタムを扱うショップに相談してから決めると良いでしょう。

また車高が高くなるため、普段駐車している場所に高さ制限がある場合は、その点も考慮に入れる必要があります。

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クロカンを意識したリフトアップ

本格的なクロカン4WDモデルでは、最低地上高を200mm以上に設けているモデルがほとんどですから、荒れた路面や岩場など、たいていの悪路は難なく走行することができます。しかしリフトアップすることで、よりオフロード性を高めることができます。

オフロード走行の性能を高さを示す数値として、アプローチアングル、デパーチャーアングル、ランプブレークオーバーアングルというものがあります。

アプローチアングルとは、前輪の接地点からフロントバンパーの前端までのラインと路面がつくる角度のことで、前進の際にどの程度の角度の斜面を登ることができるかを知る目安となります。

デパーチャーアングルとは、後輪の接地点からリアバンパーの後端までのラインと路面がつくる角度のことです。クルマが坂を下りて行き、路面が水平になる際にどの程度の角度の傾斜ならバンパーが当たらずに進めるかの目安になります。

ランプブレークオーバーアングルとは、ホイールベース(前輪と後輪の中心間の距離)の中心にある車体底部と、前輪接地点、後輪接地点それぞれを結んだ線がつくる角度のことです。どの程度の角度であれば車体底部をこすらずに進むことができるかを知る目安となります。

リフトアップによりそれぞれの数値が高まれば、ノーマルでは乗り越えられなかった岩場や急斜面、深い溝などにアタックすることができるようになります。

機能を重視したカスタムでは、これらの数値を高めるためにリフトアップだけでなくバンパー形状や、タイヤサイズの変更をすることも多いようです。車体サイズに合わないと思えるほど小さなバンパーや、えぐれたように角度の付いたバンパーが取り付けられるのはそのためで、これもひとつの機能美と言えるでしょう。

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ドレスアップ重視のリフトアップ

リフトアップをすると、迫力が増し、よりアウトドア=悪路に強い雰囲気が醸し出されます。さらにフェンダーアーチを大きなものにしたり、ホイールをインチダウンしてオールテレインタイヤを装着すれば、ワイルド感も高まります。

またリフトアップによって、普通の乗用車では見えない、サスペンションやショックアブソーバー、ラテラルロッド、ブレーキホースなどが外からよく見えるようになりますから、これらパーツをお気に入りのカラーでカスタムすれば、機能性とドレスアップの両方を楽しむことができます。

アウトドア好きならリフトアップカスタムに憧れる方も多いのではないでしょうか?見晴らしも良くなり、機能的でドレスアップ効果も抜群です。

 

予算にもよりますが、それほど敷居の高いカスタムではありません。アウトドアやキャンプをもっと楽しむために、リフトアップカスタムを検討してみるのはいかがでしょうか。

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