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中古ならまだ間に合う!あの日憧れた本格クロカン7選

オフロードを走りたい、冒険したい。そんな気持ちがあると、やっぱりクロスカントリーモデル(以下 クロカン)に憧れますよね。しかも少し前のモデルは独特のゴツさというか野性味があって、最新モデルにはない魅力もあります。今なら、あの頃憧れたそんなクロカンの中古車がまだ間に合います。時代を代表するモデルなので性能も充分通用しますから。

更新日2020/05/18

いすゞ ビッグホーン(1998〜2002)

初代ビッグホーンビッグホーンは1981年にデビューした日本を代表するクロカンで、ここでは第2世代の途中でマイナーチャンジした1998~2002年型(ビッグホーン最終型。OEMにホンダ ホライゾン最終型があります)を紹介します。

1998年型から5人乗りに加えて7人乗りが設定されていますが、どちらも全長4,750㎜×全幅1,835㎜(フィールドスターは1,745mm)×全高1,840㎜、最低地上高210㎜とサイズは同じです。エンジンはディーゼルターボ・コモンレール式直噴3.0L 直4DOHC16バルブとガソリン・3.5L V6DHC24バルブです。自然吸気ガソリンエンジンは排気量が1998年型から3.2→3.5Lへ排気量アップしています。

駆動方式は電子制御トルクスプリット4WDシステム(通称TOD。ロータスSE、プレジールⅡに標準装備)とパートタイム4WDです。TODは後輪駆動をベースに、電子制御でより路面状況や走行状態に応じて前輪にも無段階で駆動力を配分するシステムです。ミッションはフルレンジ電子制御4ATと5MT(フィールドスター・ディーゼルに設定)。オフロード性能は申し分なく、ユーティリティも分割式シートなどで優秀。アウトドアで遊ぶなら最適なモデルです。

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日産 テラノ(1995~2002)

1980年代からトヨタ ハイラックスと人気を2分したスタイリッシュなSUVです。海外名はパスファインダーです。第2世代の1995~2002年型はモノフレームボディといって、モノコックをベースに厚板のサイドフレームをビルトインした独特のボディ構造を採用しています。初代テラノはダットサン・ピックアップトラックベースだったのでラダーフレームでしたが、ここで強度・剛性を持たせながら軽量化・居住性・快適性を向上させるため、こうした構造となったのです。

エンジンはガソリン3.3L V6、ディーゼルターボが直4の2.7L、3.2L、3.0Lです。1999年型からのディーゼルは3.0L 直4DOHC4バルブ直噴のクリーンディーゼル・インタークーラー付きターボです。駆動方式は電子制御トルクスプリット式フルタイム4WDのオールモード4WDで、これは日産のアテーサE-TSから発展した技術で、4モードを簡単に切り替えられます。

標準ボディが全長4,640mm×全幅1,770mm×全高1,730mmで、ワイドボディは全幅1,820mmになります。どちらも5人乗り。オフロード性能も高いですが、オンロードでの軽快感はテラノの特徴でしょう。

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トヨタ ハイラックスサーフ(2002~2009)

ハイラックスサーフ 20091970年代にアメリカでピックアップトラックの荷台にFRP製キャンパーシェルを載せることが流行りました。サーフィン、キャンプ、アウトドアスポーツで使うためです。トヨタは現地カスタムメーカーに小型ピックアップのハイラックスの車体を供給し、1981年に発売されたのがハイラックスサーフのルーツであるウィネベーゴ・トレッカーです。そして1983年にはトヨタから正規生産車として4Runnerがデビュー。日本では1984年からハイラックスサーフとしては発売開始。1980~1990年代初頭は空前のスキーブームだったこともあり大人気車となりました。

サーフは2009年にランドクルーザープラドと統合され、以後は輸入車4Runnerが存続していますが、中古車のサーフとして狙い目はN210系の2002~2009年型の第4世代でしょう。全長4,770~4,805mm×全幅1,875~1,910mm×全高1,790~1,805mmはプラドとほぼ同じです。

エンジンはガソリン V6が3.4Lと4.0L、2.7L 直4(2タイプ)、ディーゼルターボ3.0L 直4などがあります。駆動方式はパートタイム4WDで、一部にFRの2WDもあります。遊び心から生まれたサーフですが、この年代ではスタイリッシュな装備・インテリアで、ソフィスティケイトされたクロカンになっています。

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4代目 三菱 パジェロ(2006〜2019)

三菱 パジェロ FINAL EDITION 2019日本を代表するクロカンの名車パジェロ。初代は1982年に発売されました。今回紹介するのは2006~2019年の第4世代で、2019年4月に発売されたファイナルエディションが最後のパジェロです。この世代は洗練され都会的なSUVになっていますが、中身はしっかりクロカンです。シャーシは1999年型からラダーフレーム→ラダーフレームとモノコックを合体させたビルトインフレームという独特の構造を採用していて、2006年型~に受け継がれています。駆動方式も独特で、スーパーセレクト4WDⅡと呼ばれるフルタイム4WD、直結4WD、後輪駆動2WDの切り替えができるシステムです。

エンジンはガソリンがV6の3.8Lと3.0L、直4ターボの3.2L。ディーゼルターボが3.2L 直4などがあります。特にファイナルエディションにも搭載されたディーゼルターボは最大トルク441Nm(45.0kgm)/2,000rpmと強力で、オフロードでの力強い走りを見せます。5人乗り(ショート)と7人乗り(ロング)を設定。走りはオンでもオフでも文句なしです。

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トヨタ FJクルーザー(2010~2018)

ランドクルーザー40系のデザインをメガクルーザーのようにワイドに広げたネオクラシックなスタイリングが特徴のクロカンです。丸目のヘッドライト、オーバル形状のグリルにTOYOTAのロゴ、そしてモデルによってはわざわざルーフをホワイトにするなど、愛らしい感じはメーカーカスタムと呼んでもよさそうな遊び心を感じます。北米では2006年から、日本では2010年から発売されました。

シャーシはラダーフレームでランドクルーザープラドと共用です。全長4,635mm×全幅1,905mm×全高1,840mmで、やはりワイドなボディです。日本仕様はパートタイム4WD(リアデフロック標準装備)+5ATを設定。エンジンはガソリン自然吸気4.0L V6DOHCで、これも駆動系、サスペンションなどと同様にプラド、タコマ、4Runnerと共用しています。5人乗り5ドアです。両側ドアは大開口の観音開きなのでリアシートへの乗り降りはとても楽。リアシート用ドアの存在を消したデザインです。基本的に年代別の変更はないので、気に入ったカラーリングで選べばいいモデルです。

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ランドローバー ディフェンダー(1990〜2016)

ランドローバー・ディフェンダー 90Xs オートモービルカウンシル2019ランドローバーのディフェンダーは、1948年から製造が開始されたシリーズ1からの流れを汲む歴史あるモデルです。1990年のマイナーチェンジ以降、ディフェンダーと呼ばれるようになりましたが、60年以上も基本的なデザインは変わっておらず、そのクラシカルな外装と強靭なラダーフレームシャーシ、軽量なアルミボディ、軍用にも使用されるほどの本格的なオフロード性能など、圧倒的な存在感と個性が多くのファンを魅了してきました。

最低地上高は323mm、アプローチアングルは47度(ディフェンダー90の場合)、登坂能力は45度。最大トルク360Nmの2.2L ディーゼルエンジンと6速MTの組み合わせに、前後均等にトルク配分するセンターデフロック付4WDが装備され、トラクションコントロール、ABSはオプションでした。

ランドローバー ディフェンダー 20192019年にモダンなデザインに進化した新型ディフェンダーが登場。先代ディフェンダーのモチーフは残されているものの、シリーズ1から続くストイックで無骨な存在感は、旧型ならではの魅力です。わかる人には分かる”本物”を味わいたい方に、おすすめです。

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トヨタ ランドクルーザー70(1984〜2004、2014〜2015)

2014年復刻モデル

70は、1984年に40系の後継モデルとして発売されました。このころは、かつて業務用主体だった四輪駆動車が、乗用車からの乗り換え需要も担うようになってきた時期でしたから、70系は実用性や快適性を大幅に向上させて登場しました。

ボディバリエーションも豊富で、幌タイプ、バンタイプに加えてFRPトップも設定され、2,310mmから3,180mmの範囲で5種類のホイールベースが用意されました。

2014年にランドクルーザー70シリーズ発売30周年を記念して販売された70は、、シリーズ復活を望むファンの強い要望に応えるカタチで期間限定で再発。スクエアなフォルムと堅牢なラダーフレームという基本装備は変わらなかったものの、外観や内装、4.0L V6ガソリンエンジン、安全装備などは現代的な仕様に変更されていました。

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今回紹介したのは国内販売最終型で、先進運転者支援システムなどがない時代のクロカンですが、4WDシステムが進化した頃なので、走行性能は申し分ありません。特にディーゼルエンジンはクリーン化が進んだ高年式車がおすすめです。どれも個性の強さは現代車以上かもしれませんね。

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