国産SUVといえばN60系ハイラックスサーフ?それともD21型テラノ?

国産SUVも様々なモデルが登場してきましたが、80年代から90年代後半にかけて人気となっていたハイラックスサーフやテラノを覚えていますか?どちらも名車として名高いモデルで、SUVの人気を築いた2台ともいえます。あたなにとっての国産SUVはどちらのモデルですか?

更新日2021/01/18

トヨタ ハイラックスサーフとは?

ハイラックス・サーフ1984

ハイラックスサーフはトヨタが販売していた大型のSUVです。N60系モデルはその初代モデルにあたります。初代モデルでは2ドアと4ドアのワゴンタイプに加えて、商用バンタイプのバリエーションもラインアップされていました。

トヨタにはランドクルーザーという有名なSUVもありますが、ハイラックスサーフはピックアップトラックのハイラックスがベースとなっており、成り立ちは大きく異なります。

特にこの初代モデルは、ハイラックスの荷台部分にFRP製のルーフを被せた仕様になっておりルーツが分かりやすくなっています。(2代目以降はスチール製の専用ボディになっています)

パワートレインには、2.0Lガソリンと2.4Lディーゼルターボを用意し、2WDと4WD駆の切り替え付のパートタイム式4WDを採用していました。

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日産 テラノとは?

テラノも日産がかつて販売していたミドルサイズSUVで、初期型のD21型は1986年に登場しました。北米仕様は「パスファインダー」の名で販売されていたモデルです。

ベースがダットサン・トラックとなっていたため、ロングなボディながらも2ドアとなっているのが特徴です。それに加えてトライアングル型のサイドウィンドウも当時は注目を集めていました。(後のモデルでは、4ドアモデルも追加されています)

デザインは北米日産デザインインターナショナル(現:日産デザインアメリカ)が担当しており、同時期にデザインされたエクサキャノピーにヒントを得ていると言われています。

エンジンは3.0Lガソリンと2.7Lディーゼルが用意されており、N60系サーフに比べると大きなエンジンを積んでいたことが分かります。(N60系サーフも後に3.0Lガソリンエンジンが追加されます)

駆動方式はパートタイム式4WDを採用しており、パワフルかつ質の高い走りから「オフロードのZカー」と例えられていたと言います。今では考えられませんが、当時は5速MTのみの設定で、登場翌年の1987年に4速ATが追加されました。D21型テラノは日産を代表するSUVとなり、1995年まで9年間という長いモデルライフを全うしたのです。

競合だった2台

もうお気づきかと思いますが、N60系サーフとD21テラノは共にピックアップトラックをベースとしたモデルということもあり、比較されることも多々ありました。

N60系サーフがマイナーチェンジで3.0Lモデルを追加したのも性能面でテラノに一歩劣っていたためと言われています。

両車共に日本での販売は終了していますが、テラノは海外ではモデルが存続しています。ピックアップトラック仕様のハイラックスは13年振りに日本市場復活を遂げていますね。

どちらも5ナンバー枠ではありますが、全長は4.5m超えと、それなりのサイズ感のあるSUVも多く販売され、ランドクルーザーや三菱のパジェロも人気を牽引したモデルといえます。当時は、直線的で角ばったボディに無骨さを感じさせるSUVが人気を占めており近年流行しているクロスオーバーSUVとはまた違ったジャンルになっています。

一言にSUVと言っても、時代によりデザインや人気の傾向は変わってくるのですね。当時所有していた方たちには思い出深い2台ではないでしょうか?

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