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スポーツカー or SUV? ハイパフォーマンスなコンパクトSUV5選
SUVが販売の中心になるにつれて、各メーカーでは単なるクロスオーバーの枠を超えた、魅力あるSUVを規格し、ラインアップに加えるようになりました。なかでもクルマ好きが気になるのは、スポーツカー顔負けの性能を持つモデルでしょう。背が高くても優れたハンドリング性能を持ち、いざという時にはラフロードでも頼もしい走りができる、そんなハイパフォーマンスなSUVをコンパクトクラスに絞って集めてみました。
更新日2020/06/23アウディ最小のスポーツSUV、SQ2
SQ2は、アウディの最小のSUVであるQ2のハイパフォーマンスバージョンです。
搭載されるエンジンは、2.0L 直4ガソリンターボで、最高出力は221kW(300PS)/5,300〜6,500rpm、最大トルクは400Nm(40.8kgm)/2,000〜5,200rpmというスペック。
トランスミッションは、7速Sトロニック(デュアルクラッチトランスミッション)で、アウディ伝統のクワトロシステム(四輪駆動システム)との組み合わせにより、優れたトラクション性能とダイレクトな加速、あらゆる路面状況での高いハンドリング性能を実現しています。
0-100km/h加速を4.8秒でこなし、最高速度は250km/h(電子制御リミッター作動)に達するという高性能は、スタリッシュな外観からは想像できません。
X2のMパフォーマンス版、BMW X2 M35i
X2 M35iは、BMWのコンパクトSUVであるX2のMパフォーマンス版です。Mパフォーマンスとは、BMW M社が手がける市販モデルですが、一連のMモデルのようにサーキット走行を前提とした超高性能版とは異なり、一般道におけるロードカーとしての素性を引き上げた高性能グレードです。
搭載されるエンジンは、2.0L 直4ガソリンターボで、最高出力は225kW(306PS)/5,000rpm、最大トルクは450Nm(45.9kgm)/1,750〜4,500rpm。0〜100km/h加速は4.9秒というスペックです。
M専用デザインのエクステリアパーツやスポーツ・サスペンション、19インチのアルミホイールが装備され、クーペスタイルのX2をさらに精悍でスポーティなスタイルにしています。
【SUV映えを探しに行こう!】 機動力抜群のX2で、バビュンと東伊豆のランチスポットへ
ジョン・クーパーの名前を冠した、ミニ クロスオーバー JCW
2019年に登場した、ミニ ジョン クーパー ワークス クロスオーバーは、伝説のレーシング・エンジニアであるジョン・クーパーの名前を冠した高性能バージョンです。
エンジンは2.0L 直4ガソリンターボで、最高出力は225kW(306PS)/5,000rpm、最大トルクは450Nm(45.9kgm)/1,750〜4,500rpm。前述のX2とはプラットフォームを共有する兄弟車であるため、エンジンも同じB48型が搭載されています。
トランスミッションは電子制御式8速AT、駆動方式はフルタイム4WDで、フロントアクセルに機械式デフロックと、ダイナミックスタビリティコントロールを装備し、あらゆる路面での操縦安定性を高めています。またローンチコントロールも搭載しており、0〜100km/h加速は5.1秒を達成しています。
同じプラットフォーム対決、BMW X1 vs ミニ クロスオーバー
スポーツカーメーカーが手がけた、ジャガー Eペイス P300
Eペイスは、イギリスのピュアスポーツカーメーカーであるジャガーのコンパクトSUVです。コンパクトとはいえボディサイズは、全長4,410mm×全幅1,900mm×全高1,650mmあり、日本ではミドルクラスの大きさです。
日本仕様のEペイスには3種類の異なった出力を持つガソリンエンジンと、1種類のディーゼルエンジンを用意。このうちもっともホットなモデルが、2.0L 直4ガソリンターボエンジンのP300です。
最高出力221kW(300PS)/5,500rpm、最大トルク400Nm(40.8kgm)/1,500〜2,000rpmのスペックに、前輪と後輪のトルク配分を路面状況に応じて制御し、すべりやすい路面や荒れた路面での走行安定性を高めるフルタイム式電子制御4WDシステムが組み合わせられています。
コンパクトSUV最強、メルセデスAMG GLA 45 4MATIC
メルセデスのコンパクトSUVであるGLAクラスには、AMGが手がけた最上級グレード、メルセデスAMG GLA 45 4MATICがあります。
搭載されているエンジンは、2.0L 直4ガソリンターボで、最高出力280kW(381PS)/6,000rpm、最大トルク475Nm(48.4kgm)/2,250〜5,000rpmと、強烈なパワーを発揮します。
AMGハイパフォーマンスブレーキングシステム、AMGスピードシフトDCT、AMG 4MATIC(四輪駆動システム)、AMG ライドコントロールスポーツサスペンションなど専用装備も多く、そのままサーキットに持ち込んでも高いパフォーマンスを発揮できる仕様となっています。
近年の電子制御技術の進化は、車高の高いSUVでもスポーツカー顔負けの性能を与えることができるようになり、シチュエーションによってはスポーツカー以上のパフォーマンスを発揮することもあります。サーキットなど限られた場所で最高の性能を発揮できるのがスポーツカーだとすれば、あらゆる場所と天候で高性能を発揮できるのがハイパフォーマンスなコンパクトSUVですから、コストパフォーマンスという観点ならSUVに圧倒的なアドバンテージがあるのです。