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体がシートに押し付けられる!0-100km/h加速4秒以下のSUV5選

ハイパフォーマンスカーを評価する一つの指標として用いられる「0-100加速」、静止状態から時速100キロまで何秒で到達できるかを示したタイムで、このタイムを見ることで加速性能を単純比較できます。今回はこのタイムが4秒以下というスーパーカー並みの記録を誇るSUVたちをご紹介していきます。

更新日2020/07/03

0-100加速4秒以下ってどんな世界?

フェラーリ

俊足SUVたちを紹介する前に、0-100加速4秒以下がどんな世界かを説明します。このタイムは簡単に言えば世界のスポーツカーたちや、ひと昔前のスーパースポーツに匹敵するタイムです。

じゃじゃ馬と呼ばれ強烈な加速を誇ったフェラーリ F40や、トラクションに優れた4WDを採用したランボルギーニ ガヤルドのハイパフォーマンスモデルLP570-4スパイダーペルフォルマンテなどが3.9秒なので、今回紹介するSUVはそれと同等もしくはそれ以上の加速性能を誇ります。しかもSUVは全般的に車重が重たいので、これほどの加速性能を実現するには凄まじいパワーとトルクを持ったエンジン、加速を途切れさせないトランスミッション、そして優れたトラクション性能を誇る4WDシステムが必要なのです。

 

アメリカンマッスルSUV!ジープ グランドチェロキートラックホーク(3.5秒)

ジープ グランドチェロキー トラックホーク 2019

2018年に登場したグランドチェロキートラックホークは、ジープのフラッグシップSUVであるグランドチェロキーをベースに、オフロード走行に限らずサーキット走行における性能をも追求したモデルです。搭載された6.2LV8スーパーチャージャーエンジンは最高出力527kW(707PS)最大トルク875Nm(89.2kgm)というまさにアメリカンマッスルなパワーユニット。そのパワーユニットは2.5トン近い車重を物ともせず0-100km/h3.5秒という俊足を実現します。

もちろんサーキット走行に対する性能も追求しているので単純な直線番長にあらず、フロント6ポッド&リア4ポッドのブレンボ製大径ブレーキシステムや、ビルシュタイン製可変減衰力機能付サスペンションなどを装備しています。走る、曲がる、止まるを総合的に考えて作られているのが分かるモデルです。

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SUV界のスーパーカー!ランボルギーニ ウルス(3.6秒)

スーパーカーの代名詞とも言える存在のランボルギーニ、そのランボルギーニが初めて作ったSUVが2018年に登場したウルスです。SUVでありながらランボルギーニ伝統のデザインが随所に散りばめられたエクステリア(外装)は、誰もが一目見てランボルギーニとわかる出来栄えとなっており、それに負けないくらいスーパーカーらしいインテリア(内装)も魅力です。

搭載されるエンジンは新開発の4.0LV8ツインターボで、最大出力478kW(650PS)、最大トルク850Nm(86.7kgm)を発生し、2.2トンの巨体を100km/hまで僅か3.6秒で運びます。

フロント10ポッド、リア6ポッドのカーボンブレーキシステムや、走行状況に応じて減衰力や車高を調整できるサスペンションシステムなど、搭載されるメカニズムからもスーパーカーを感じさせるモデルです。

スーパーSUV ランボルギーニ ウルスを魅了されて

 

ハイパフォーマンスSUVの先駆者BMW X5M/X6M(3.8秒)

BMW X5MX5 M

BMWのSUVとして最も長い歴史を誇るX5、そしてX5のクーペ版として登場したX6は兄弟車と言える関係性で、搭載メカニズムやスペックも同一なことがほとんどです。お互いのモデルにハイパフォーマンスモデルMが登場したのは2009年のことでした。2020年3月に発表されたばかりの現行3代目X5MとX6Mもほとんど同スペックとなっています(X6Mの方が30kg軽量)。

BMW X6MX6 M

搭載された4.4L V8ツインターボエンジンはノーマルグレードで441kW(600PS)を発生。よりハードなスポーツ走行を想定したcompetition(コンペティション)はその上をいく460kW(625PS)を発生しています。これに高いトラクションとFRのようなコントロール性を両立させる4輪駆動システム「M xDrive」&アクティブMディファレンシャルなどといったメカニズムが組み合わされます。これにより0−100加速は約2.4トンという車重ながら3.8秒という性能を誇ります。

BMWの「M」SUVラインアップ紹介

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ニュルでも速いSUV アルファロメオ ステルヴィオ クアドリフォリオ(3.8秒)

アルファロメオ ステルヴィオ クワドリフォリオ 2020

イタリアのアルファロメオ初のSUVとして2016年に発表されたステルヴィオ、日本では2018年7月に発売されました。そのステルビオのトップグレードとして位置するのがクアドリフォリオです。クアドリフォリオはアルファロメオのハイパフォーマンスモデルに与えられる証でもあります。

2.9L V6ツインターボエンジンは最大出力375kW(510PS)、最大トルク600Nm(61.2kgm)を誇ります。これにより0-100加速は3.8秒という俊足を実現しています。しかし優れた加速性能だけじゃないのがこのモデルの魅力です。世界一過酷と言われるドイツのサーキットニュルブルクリンクで、スポーツカー並みの7分51秒というラップタイム叩き出しており、総合的に速いSUVに仕上げっているのです。

 

日本導入に期待!アウディ RS Q8(3.8秒)

Audi RS Q8

2019年末に発表されたアウディSUVのトップモデルがRS Q8です。アウディのフラッグシップSUVであるQ8をベースに、レーシーに仕立てたモデルとなっています。最高出力441kW(600PS)、最大トルク800Nm(81.6kgm)を誇る4.0L V8ツインターボを搭載し、0-100キロ加速3.8秒を実現します。

また、優れたパフォーマンスだけでなくマイルドハイブリッドや気筒休止システム、電子制御エアサスペンションなどの最新のテクノロジーを採用しているのもこのモデルの特徴です。
日本導入予定はまだ未定ですが、そのハイパフォーマンスを間近で感じたいモデルと言えます。

 

今後もハイパフォーマンスSUVの進化の加速は止まらない

ひと昔前まで0−100加速4秒以下というのはスーパーカーのみに許された世界でした。しかし近年のSUVブームによりSUVのジャンルも多様化し、ハイパフォーマンスなSUVたちが登場、今回紹介したようなスーパーカー並みの性能を持つSUVも出てきました。スーパーカーキラーになりつつある近年のハイパフォーマンスSUVたち、これからどこまで進化していくか楽しみなジャンルです。

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