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スーパーSUV「ランボルギーニ ウルス」に魅了されて

イタリアのボローニャにて2017年12月5日(火)日本時間の深夜3時頃ついにランボルギーニの最新型SUV ウルス(URUS)が正式に発表されました。ここ日本でも受注を開始し、すでに予想を上回る発注を受け納期は約2年半待ちとのこと。この価格帯の車としては異例ともいえる大ヒットとなったわけですが、いったい何が人々を惹きつけるのでしょうか。その魅力に迫ってみたいと思います。

更新日2022/10/05

ランボルギーニ ウルスの挑戦的なデザイン

2012年に初めてコンセプトカーとして登場してから市販化に至るまでの約5年間、驚くほどにその姿は変わっていません。コンセプトはあくまでもコンセプトとして、市販版は妥協の産物となることがほとんどの自動車業界において、ここまでコンセプトを貫き通せるのは、ランボルギーニのみと言えるかも知れません。

むしろデザインはコンセプト以上に過激に進化。詳細にそのデザインを見ていくと、どこを切っても一目でランボルギーニなのだとわかります。フロントバンパー部は一際複雑な形状をしていますが、効率的に空気を取り入れることが可能となっています。随所にランボルギーニの他のモデルと共通する特徴を見ることができますが、特にフロントエンドの造形やホイールハウスのアーチ、ルーフライン、リアディフューザなどはアヴェンタドールそのものです。

デザインの項で述べるべきか迷ったのですが、実物を目の当たりにすると想像以上のインパクトだったためお伝えさせていただきます。足元に目を向けると、これまでに見たこともない巨大なブレーキシステムが、これまた巨大なホイールに隙間なく収まっているのです。

市販車としては最大となるカーボンセラミック・ブレーキシステムです。驚くのもそのはず、フロントには10ピストン(普通のスポーツカーで4ピストン)のアルミ製キャリパーと、440mm(普通のスポーツカーで300mm程度)という巨大なサイズのカーボンセラミック・ディスクを標準装備。リアですら、6ピストンと370mmにもなります。

ここまでスーパースポーツ色の強いデザインですと、もはやSUVという定義にすら収まり切りません。S(スーパー)SUVとでも呼ぶべきでしょうか。
ついにベールを脱いだスーパーSUV、ランボルギーニ・ウルス
 

ウルスの内装の中でも一際目を引く走行モードスイッチ

ウルスは他のスーパースポーツとは異なり本格派オフローダーとしての性格も与えられています。それは決してお飾りではありません。新開発の4WDシステムは、路面や走行状況に応じてフロントに最大70%、リアに最大87%まで駆動力を配分することが可能となっています。(アヴェンタドールの場合、最大でも前0:後100から前40:後60までとなる。)

4WDシステムに加えて、快適性や悪路走破性をさらに高める工夫として、アダプティブ・エア・サスペンションと、電気機械式アクティブ・ロール・スタビライザーも採用されました。

そして、これらの最新デバイスを適切に統合制御するのが「Tamburo」と呼ばれるドライビング・モード切替システムです。「STRADA(公道)」「SPORT(スポーツ)」「CORSA(レース)」までは、アヴェンタドールやウラカンにもありましたが、さらに「SABBIA(砂漠)」「TERRA(オフロード)」「NEVE(雪道)」とウルスの性格を物語る3つのモードが新たに追加されました。選択されたモードに応じてエンジン出力特性や4WDシステム、サスペンションが最適に変化します。

ランボルギーニ ウルスに乗ってみた!結局どんなクルマなの?
 
ランボルギーニ ウルスを紹介しましたが、ここまで来ると一過性のブームへの単なる便乗とはいいがたく、むしろ逆にこんな素晴らしい車を送り出すきっかけをくれたSUVブームに感謝したくなります。

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