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同じプラットフォームのRAV4と新型ハリアー何が違う?

トヨタのSUVの中で、人気のツートップを走っているのがRAV4と新型ハリアーです。それぞれ同じプラットフォームを使いながら、それぞれのキャラクターが立ち、明確な差別化を図りながら、SUV市場での共存をしています。今回は、その違いや両者の特長を解説していきます。

更新日2020/08/12

エクステリア比較:オフローダーよりのRAV4、高級クロスオーバーよりのハリアー

トヨタ RAV4 2019RAV4のボディサイズは、全長4,600mm(アドベンチャーグレード4,610mm)×全幅1,855mm(アドベンチャーグレード1,865mm)×全高1,690mm、ホイールベースは2,690mm。対するハリアーのボディサイズは、全長4,740mm×全幅1,855mm×全高1,660mmとなっており、ホイールベースはRAV4と同様の2,690mmです。

RAV4のエクステリア(外装)は、デザインコンセプトのAdventure & Refinedに基づいて、アクティブで力強いワクドキ感(アドベンチャーグレード)と都会にも似合う洗練さ(Refined)を併せ持つデザインとなっています。

特にオフロードイメージを象徴するアドベンチャーは、専用のフロントグリルやベンパー、フォグランプべゼル、スキットプレートで迫力を演出しており、オフロード性能やオフロード性能やSUVらしいリフトアップ感に効果のある大径タイヤ(19インチ)を採用しました。最低地上高も200mmと高めに設定されています。

トヨタ ハリアー 2020ハリアーのエクステリアデザインは、フロントアッパーグリルからヘッドランプへと流れるような連続性を作りだし、精悍かつシャープな印象を際立たせています。シグネチャーランプは、遠くからでもハリアーと分かる個性と先進性を強調しました。

ボディラインはシンプルな構成です。しかしながら、ダイナミックにボディ断面が変化しているサイドビューが、豊かな表情を創出するとともに強い動感を表現しています。

トヨタ ハリアー 2020後方に向けて、絞り込まれたクーペキャビンと、スポーツカーのように左右に張り出したホイールハウスとの組み合わせが特徴のリアビューは、細く、鋭く、横一文字に光るテールランプとストップランプが圧倒的な存在感が出ています。最低地上高は190mmとRAV4に比べると低めの設定になっており、クルマ全体としてもロー&ワイドの設計です。

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インテリア比較:荷室の使い勝手のRAV4、高級感のあるハリアー

トヨタ RAV4 2019インテリア(内装)にも、両者の個性が発揮されています。RAV4の特徴は広い荷室です。後部座席を使用した状態でも、デッキボードを下段に下げることにより、580L(VDA法)もの荷室容量を確保。また、樹脂製の2段デッキボードは、お手入れが簡単で、汚れた物でも気兼ねなく積み込むことができ、アウトドアユースに主眼を置いた装備が各所に散りばめられています。

トヨタ RAV4 2019またインパネ位置を低く設定し、三角窓やピラー位置を工夫することで運転視界についても前後左右、どこを見ても良好な状態です。荒れた路面や、細い林道などでも、運転しやすくなっています。

トヨタ ハリアー 2020対するハリアーの室内は、高級SUVの名に恥じない、隙のない作り込みです。特徴的なのは馬の鞍をイメージしたセンターコンソールで、レザー調素材をふんだんに使用することで高級感を演出。曲木に着想したウッド調加飾や、パイピング加飾を随所に配置し、上質感も高めています。荷室容量は後部座席使用時で409Lで、RAV4の方が広い荷室です。

トヨタ ハリアー 2020後発のハリアーには、独自装備が多数あり、デジタルインナーミラーや、調光ガラスを用いた電動シェード付きパノラマルーフをトヨタ車で初採用され、オプションに設定。電動シェード付きパノラマルーフは障子越しのような柔らかい光が差し込む上質な空間を作り出すのに一役買っています。

また、包まれ感の強いインパネ配置と落ち着いた内装色により、ドライバーズシートに座ると、安心感が感じられ優雅なドライビングを楽しめます。

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パワートレインは同一。RAV4は4WDシステムを3種類用意

トヨタ RAV4 2019RAV4とハリアーの基本パワートレインは共通です。2.0L ガソリンエンジンのダイナミックフォースエンジン、2.5L ハイブリッドのリダクション機構付のTHSⅡが用意されています。

スペックはRAV4の2.0L ガソリンエンジンが、最高出力126kW(171PS)/6,600rpm、最大トルク207Nm(21.1kgm)/4,800rpmで、WLTCモード燃費は15.2km/L。

2.5L ハイブリッドが、最高出力131kW(178PS)/5,700rpm、最大トルク221Nm(22.5kgm)/3,600~5,200rpmで、フロントモーター最高出力88kW(120PS)、最大トルク202Nm(20.6kgm)、リアモーター最高出力40kW(54PS)、最大トルク121Nm(12.3kgm)。WLTCモード燃費は20.6km/Lです。

グレード体系は、GとXではガソリン・ハイブリッドの両方のエンジンを選択できますが、アドベンチャーとG”Zパッケージ”では2.0L ガソリンエンジンのみの設定です。また、プラグインハイブリッドのRAV4 PHVも別車種としてラインアップされています。

トヨタ ハリアー 2020ハリアーのスペックは最高出力、最大トルクはRAV4と同じで、WLTCモード燃費は2.0Lガソリンエンジンが15.4km/L、2.5L ハイブリッドが22.3km/Lとハリアーの方が優れています。

4WDシステムはガソリン車にダイナミックトルクコントロール4WDを採用、ハイブリッド車ではE-fourを採用しています。RAV4では車両安定性や燃費性能を高めたダイナミックトルクベクタリングAWDも用意されます。(アドベンチャー、G“Zパッケージ”に標準装備)

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価格比較

RAV4は、ガソリンエンジンで265万6500円~341万円、ハイブリッドで326万1500円~388万8500円、PHVで469万円~539万円。ハリアーは、ガソリンエンジンで299万円~443万円、ハイブリッドエンジンで358万円~504万円の価格レンジとなっています。

 

同一プラットフォームから作られている、RAV4とハリアーを比較してきました。それぞれのキャラクターが際立ち、同じSUV市場でも対立しないような位置関係を取る両者、どちらのクルマとの生活が楽しくなるかを考えて、選んでいくといいでしょう。

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