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2500万円超えのベントレー ベンテイガの走行性能はいかに?

ポルシェ カイエンから端を発した高級SUVブームは留まるところをしりません。ついには、伝統と品格を何よりも重んじる英国貴族の車ベントレーまでもが参入しました。2016年に登場したベンテイガも発売から2年が経過し、いよいよ待望のV8モデルの追加が噂されています。V8モデルを迎えるにあたって改めてベンテイガという車を振り返ってみたいと思います。

更新日2019/08/28

ベントレー ベンテイガは見かけからは想像もつかない本格的オフロード志向

ベントレー ベンテイガに乗ってみると、まずはあまりにも煌びやかで美しい装飾が施された内装に目が留まります。おおよそオフロードとは無縁に思える美しさ故にセダンの背を少し高くしてSUVっぽく仕上げただけかと思うかも知れませんが、中身は正真正銘の本格派オフローダーです。大きくうねった路面や片足が浮いてしまうような傾斜路であっても瞬時にサスペンションとデファレンシャルが対応し、難なく走破してしまいます。

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もはやスーパースポーツの域

SUVの名の通りS=スポーツ性能にも抜かりはありません。巨大なボディを静止状態から時速100kmまで4.1秒で加速させ、最高速は時速301kmに達します。もはやスーパースポーツカー顔負けのポテンシャルです。

実際に走り始めてみると、加減速時のピッチングやコーナリング時のロールの少なさに驚かされます。オフロードを軽々とこなすだけに柔らかくストロークの長いサスペンション特性で舗装路では少々揺れるのかと想定していただけに見事なギャップです。

パイロンスラロームを試してみると、左右振替しの挙動が実に滑らかかつ俊敏で決して単なる直線番長ではないことがよくわかります。SUVにも関わらず、ショーファーを付けて日常で後部座席を使用するオーナーがちらほらいるというのにも頷けます。

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48V電源による画期的サスペンション制御

ロールしない魔法のような乗り味を実現しているのが、「ベントレーダイナミックライド」と呼ばれる最新技術のサスペンションシステムです。

常に技術で他車をリードし続けるメルセデス・ベンツですら48V電源の使用は2018年モデルからだと言うのに、限定的用途とは言えすでに2016年から導入していたことに驚かされます。しかも、その用途がサスペンション制御だけだと言うのですから、まさに走りには一切の妥協なしといったところです。

電源電圧を通常の12Vから48Vに高めることによって、これまで以上に高電圧を必要とする機器を動かすことが可能となるのです。他社では燃費向上を狙ってモーターや電動式過給機を駆動するのに使われています。

ベントレーダイナミックライドでは、各アクスルに配置されたアンチロールバーをアクチュエーターで制御しロールを適切に調整するというものです。高電圧を利用することで、もっとも緩んだ状態から締まった状態までなんと0.3秒での切り替えを可能としています。また、ミリ秒単位でボディの状況を常にモニタリングし、路面形状や走行状況に応じて常に最適な走り心地を提供し続けます。

 

V8モデルではこのベントレーダイナミックライドがオプション扱いになるとのことですが、この機能こそがベンテイガの真骨頂とも言えますので、ぜひとも選択されることをお勧めします。

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