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【3列シートの高級SUV対決】ランクルとRX450hL、どっちを選ぶ?

トヨタのフラッグシップSUVとして、長年にわたり国内外で愛されているランドクルーザーと、レクサスのアーバンスタイルSUVであるRX450hLは、価格帯の似た同門のクルマです。今回は、この2台を徹底比較し、同門3列シートSUVとしてどちらが買いなのかを考えていきます。比較対象は、ランドクルーザーZX・車両本体価格697万4000円と、RX450hL・車両本体価格796万円としています。

更新日2020/11/27

エクステリア比較:大自然が似合うランクル、都会が似合うRX450hL

ランドクルーザーのボディサイズは全長4,950mm×全幅1,980mm×全高1870mmで、ホイールベースは2,850mm、最低地上高225mmです。角張ったデザインのエクステリア(外装)は、往年のクロスカントリーを彷彿とさせ、各種メッキパーツやサイドステップなどで豪華さとクロカンとしての力強さを出しています。

レクサス RX450hL

RX450hLのボディサイズは全長5,000mm×全幅1,895mm×全高1,725mmで、ホイールベースは2,790mm、最低地上高200mmです。流麗な曲線美を感じさせるエクステリアは、ルーフを後端に向けて下げるクーペスタイルも彷彿とさせ、ボリューム感の中にシャープな印象を持たせてくれています。都会派なラグジュアリーSUVとして、装飾はほどほどにしながらも、ボディ塗装や各パーツの精度は高く、品の良さが感じられる一台です。

本格クロカンと、アーバンスタイルSUVというキャラクターの異なる両者で、大自然が似合うランクルと、都会の街並みが似合うRX450hLは、使用環境や目的に合わせて、選択するといいでしょう。

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インテリア・運転席周りの装備:3列目の乗り心地はランクルに軍配

トヨタ ランドクルーザー 2015

ランドクルーザーのインテリア(内装)には、木目調と本革を合わせたステアリングホイール、プレミアムナッパ本革を使った8ウェイパワーシートを装備します。3列目シートは跳ね上げ式のセミパワーを採用。パーキングブレーキはレバーが備わります。乗車定員は8名です。ナビやオーディオはオプションとなります。

メーカーオプションとして準備されるナビゲーションは、T-Connect SDナビゲーションDCMパッケージとなり、9型ワイドディスプレイを搭載し、トヨタプレミアムサウンドシステムとランドクルーザースーパーライブサウンドシステムのいずれかを選択できます。バックガイドモニターはセットで装備され、追加料金がかかりますが、オフロード走行時に車両の死角となる場所をカメラで映し出してくれるマルチテレインモニターを装着することも可能です。

トヨタ ランドクルーザー 2015

ランドクルーザーの3列目シートは、シート格納時にシートバックを倒すのと、シート跳ね上げる作業が電動となり、最後に手動でのロックが必要となります。また、跳ね上げたシートを下ろす際や、シートバックの持ち上げは手動式となるのでセミオートとなっています。

レクサス RX450h “バージョンL” 2015

RX450hLのインテリアには、本革ステアリングホイール、セミアニリン本革を使ったパワーシートを装備します。3列目シートは電動で格納・引き起こしができ、パーキングブレーキは電動です。乗車定員は6名と7名を選択することができます。

レクサス RX 450hL 2017

RX450hLでは、荷室のスイッチ一つで、シートバックの起こし、倒しが全て電動で行われます。さらに、2列目ドアのスイッチで、3列目シートの前後位置の調整まで、電動で設定できます。

ランドクルーザーではオプションとなるナビやオーディオは、12.3インチタッチワイドディスプレイを装着し、ナビゲーションシステム、レクサスRXプレミアムサウンドシステムが標準装備されます。

乗車定員が多いのはランドクルーザーですが、2列目シートの居住性はRX450hLに軍配が上がるでしょう。特にキャプテンシートを選べる6人乗りの2列目シートは快適そのものです。3列目シートは跳ね上げ式を採用し、座面の厚さを確保しているランドクルーザーの方が乗り心地はよく、普段どのくらいの人数を乗せることが多いのかで、両者を選択するといいでしょう。

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室内・荷室の広さ比較:RX450hLの方が最大荷室容量が広い

ランドクルーザー200系 2015

ランドクルーザーの室内は室内長2,690mm、室内幅1,640mm、室内高1,170mmです。荷室容量は、3列目シート使用時で259Lとなり、2列目シートを格納すると最大1,267Lの広大なスペースが生まれます。

レクサス RX450h “バージョンL” 2015

RX450hLの室内は室内長2,630mm、室内幅1,590mm、室内高1,200mmです。荷室容量は3列目シート使用時で211Lとなり、2列目シートを格納すると最大1,656Lのスペースを確保できます。

全高が高いランドクルーザーの方が室内高は高くなるのかと思われましたが、最低地上高を大きく確保する兼ね合いで床面が高く、室内高はRX450hLに軍配が上がります。

また、2列目シートがタンブル式(シートを畳んで前方に跳ね上げる方式)、3列目シートが跳ね上げ式となるランドクルーザーに対して、RX450hLは2列目シート、3列目シートともに背もたれを倒すと、フラットに近い荷室を生み出すことができ、荷室容量の最大値はRX450hLがランドクルーザーを凌ぐ形となっています。

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パワートレイン、4WDシステム比較:ランクルの方がパワフル、RX450hLの方が低燃費

ランドクルーザーのパワートレインは、4.6L V型8気筒エンジンで、WLTCモード燃費は6.7km/Lです。エンジンの最高出力は234kW(318PS)/5,600rpm、最大トルクは460Nm(46.9kgm)/3,400rpmとなります。悪路をものともしない、優れた走行性能が魅力で、4Wheel AHC+AVS、マルチテレインセレクト、クロールコントロールといった、オフロード走行を可能にするメカニズムを多数搭載しています。ねじり剛性の高いラダーフレームを採用し、強靭な足回りと優れた4WD性能は、道なき道を突き進むことができるでしょう。

レクサス RX 450L Lパッケージ 2015

対するRX450hLのパワートレインは3.5L V型6気筒ハイブリッドで、WLTCモード燃費は14.7km/Lです。エンジンの最高出力193kW(262PS) /6,000rpm、最大トルクは335Nm(34.2kgm)/4,600rpm、フロントモーターの最高出力は123kW(167PS)、最大トルクは335Nm(34.2kgm)、リアモーターの最高出力は50kW(68PS)、最大トルクは139Nm(14.2kgm)となっています。4WDシステムにはリアホイールをモーターで駆動するE-fourを採用し、ハイブリッドシステムと組み合わさって、静かでゆとりのある走りが可能です。オフロード性能には特化せず、舗装路での高い走行安定性と静粛性が魅力のクルマになります。

パワートレインのパワーや4WDシステムはランドクルーザーが上をいきます。悪路や滑りやすい路面でも、強い駆動力と大きなパワーを持ち合わせ、力強い走りを見せてくれるでしょう。

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安全装備比較:レクサスの方が安全装備が上回る

トヨタ ランドクルーザー 2015

ランドクルーザーの安全装備はトヨタセーフティセンスが採用され、衝突被害軽減ブレーキのプリクラッシュセーフティ、車線逸脱警報のレーンディパーチャーアラート、オートマチックハイビーム、レーダークルーズコントロールを標準装備。加えて、ブラインドスポットモニター、クリアランスソナーも搭載されています。

レクサス RX450hL 2017

RX450hLの安全装備はレクサスセーフティシステム+が採用され、プリクラッシュセーフティ、車線を認識しステアリング制御を行うレーントレーシングアシスト、オートマチックハイビーム、レーダークルーズコントロール、ロードサインアシスト、先行車発進告知機能を標準装備。加えて、駐車時支援機能のパーキングサポートブレーキ、ブラインドスポットモニター、パノラミックビューモニターを備えます。

両者ともに十分な予防安全増備ですが、RX450hLにはさらに細やかな予防安全技術が搭載されています。特に高速道路走行時のふらつき検知や車線内走行をアシストするレーントレーシングサポートや、駐車時に障害物を検知し衝突可能性が高まると自動でブレーキをかけるパーキングサポートブレーキは、優秀な装備です。安全装備の充実度はRX450hLに軍配です。

 

ランドクルーザーとRX450hL、3列シートSUVを比較してきました。クルマのキャラクターが違う両者を選ぶ際には、パワートレインと4WD性能、そして乗車定員数に合わせたクルマの選び方をしていくといいでしょう。アウトドアシーンで活躍するランドクルーザーと、都市型SUVで居住性や静粛性をもつRX450hL、使用シーンを想像し、どちらの魅力がより強く出るのか吟味して選択ができると、後悔しないクルマ選びができるのではないでしょうか。

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