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4代目 トヨタ ハリアーのメリット(長所)、デメリット(欠点)を紹介

国内のプレミアムSUVの筆頭格として、長きにわたり愛されているハリアーは、2020年6月17日に発売され、瞬く間に納車まで半年待ちとなる、人気のSUVです。今回は、ハリアーを選ぶときに考える、メリット・デメリットを紹介していきます。

更新日2021/01/25

4代目 トヨタ ハリアーとは?

トヨタ ハリアー Z"レザーパッケージ" プレシャスブラックパール

ボディサイズは全長4,740mm×全幅1,855mm×全高1,660mmです。先代のハリアーからはイメージを大きく変え、スタイリッシュでシンプルなエクステリア(外装)デザインとなっています。搭載されるエンジンは、ガソリンとハイブリッドの2種類が用意されています。ガソリンエンジンには2.0L 直列4気筒のダイナミックフォースエンジンが搭載され、最高出力126kW(171PS)/6,600rpm、最大トルク207Nm(21.1kgm)/4,800rpmです。

駆動方式には2WDと4WDを用意し、WLTCモード燃費は15.4km/Lをマークします。対するハイブリッドには2.5L 直列4気筒のダイナミックフォースエンジンを搭載し、最高出力131kW(178PS)/5,700rpm、最大トルク221Nm(22.5kgm)/3,600~5,200rpmです。駆動方式には2WDとE-fourを用意し、WLTCモード燃費は22.3km/Lをマークします。

先代で用意されていたターボエンジンを廃止し、ハイブリッド・ガソリン共にNAエンジンを採用することで、フラットで扱いやすいパワートレインへと刷新されました。組み合わされるトランスミッションはガソリンがDirect-Shift CVT、ハイブリッドは無段変速機です。

車両本体価格は、299万円~504万円となっています。

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トヨタ ハリアーのメリット(長所)

トヨタ ハリアー 2020

ライバルのミドルサイズSUVと比べても、非常に流麗で伸びやかなエクステリアデザインとなっており、SUVというよりもプレミアムステーションワゴンのようにも見えるのがハリアーのデザインです。実用性をしっかりと維持しながらも、SUVに求められるカッコよさを高いレベルで追及しています。

インテリア(内装)デザインでは、メッキパーツなどは使用を控え、メタルラッチ加飾とパイピングオーナメントを中心に、大人のさりげないセンスを表現しています。プレミアムカーに多い、過度な装飾を嫌い、高級感のツボをしっかりと突いてくるインテリアです。シート形状や質感も申し分なく、車両本体価格プラス100万円と言われても納得のいく質感の高さを誇ります。

トヨタ ハリアー 2020

走行時の静粛性や、突き上げの少ない滑らかな乗り心地も、ハリアーのアピールポイントです。トヨタの次世代プラットフォームのTNGAを基本に、軽量かつ高剛性のボディから生まれる安定した走りは、ライバルと比べても頭一つ抜けています。上質感に徹底的にこだわり、最適な防音材の配置から、ロードノイズやエンジンノイズを極限までカットし、空力にもこだわることで、風きり音も低減しています。静かなプライベート空間を、ドライブ中に求めるユーザーは、他車とは一線を画した、静かな車内に驚くことでしょう。

予防安全技術には、トヨタの最新版トヨタセーフティセンスを導入し、上級グレードZでのオプション装備となりますが、調光パノラマルーフといった、トヨタ初採用の技術や装備を付けることができるのは、フルモデルチェンジを果たしたハリアーだから成し得る技でもあります。

日本のプレミアムSUV市場を牽引してきた存在として恥じない、質が高く、内から出る高級感を感じられるのが、ハリアーを所有するメリットともいえるでしょう。

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トヨタ ハリアーの欠点(短所)

トヨタ ハリアー Z"レザーパッケージ"

フルモデルチェンジしたハリアーにも、いくつかの短所が見えてきます。まずは、リアシートの格納機能です。SUVという多目的に使用されるクルマとして、シートアレンジのしやすさは、クルマの使い勝手を決める重要なポイントでもあります。多くのクルマで荷室とリアドアという2ヶ所でのシート操作を可能にしているのですが、ハリアーのリアシートを倒すためには、シートサイドのレバーを操作する必要があります。1ヶ所しかリアシートを格納する操作ができないため、ハリアーの使い勝手を落としているポイントになります。

トヨタ ハリアー 2020

インパネに目を向けると、エアコンスイッチ類の操作系に違和感があります。ハリアーのインパネには、静電式タッチパネルが採用されており、機械的なボタンでは無くなっています。押した感触が無いのはもちろんのこと、エアコン温度を大幅に変更したい際には、何度もタッチパネルを操作する必要があり、操作感の点では疑問符の残る仕様です。質感、高級感、先進性という点にこだわりすぎた結果なのかもしれません。

トヨタ ハリアー Z"レザーパッケージ" プレシャスブラックパール

走行性能では、2.0L ガソリンエンジンの動力不足感が出てきます。ハイブリッドでは、モアパワーを感じることはありませんが、ガソリンエンジンでは高速道路での再加速や峠の上り坂などでパワー不足を感じ、高回転域に達すると、振動とエンジンノイズが気になります。長所としてあげていた静粛性の高さが、ガソリン車では感じ取りにくくなってしまい、プレミアムSUVとしては今一歩という印象が出てしまいます。

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ハリアーのメリット・デメリットを紹介してきました。SUVというカテゴリーに縛られずに、ハリアーという独特な存在をカテゴリーにしてしまった強さがあります。SUV好きにはもちろん、クーペやセダンに馴染みのあるユーザーでも、乗って使っていて楽しい、心地よいという感じが得られるのではないでしょうか。欧州プレミアムSUVからの乗り換えでも、しっかりと満足できる存在になってくれることでしょう。

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