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中古で売ってたら即買い!トヨタ ハイラックスサーフの後継車、4ランナーとは?

トヨタの本格クロカンSUV、「4ランナー」を知っていますか。日本では販売されていない海外専売モデルとなるためピンとこない方も多いかと思いますが、「ハイラックスサーフの後継車」と聞くと大きさも含めてイメージしやすいのではないでしょうか。今回は、4ランナーの特徴や装備について解説していきます。

更新日2021/04/12

ハイラックスサーフの後継車種、4ランナーとは?

ハイラックスサーフ 2009

5代目ハイラックスサーフ

ハイラックスサーフは、小型ピックアップトラックの「ハイラックス」の荷台部分にFRP製キャノピーを載せた2人/5人乗りのバンとして1984年に発売されました。北米では先行して「4Runner(4ランナー)」の名前で1983年に発売されており、多用途に使えるワゴンボディと4WDの組み合わせで、レジャーの範囲が格段に広がることが魅力のモデルで人気となりました。

2代目は1989年に登場。実用性の高い4ドアボディが設定されたことと、スチール製一体のワゴンボディ、乗用車感覚の強い室内空間の採用など、より使いやすく、幅広いユーザー層に受け入れられる“スポーティワゴン”へと進化しました。

3代目は1995年に発売されました。基本デザインはキープコンセプトながらモダンにブラッシュアップし、フレームを一新して基本性能を飛躍的に向上させました。

日本最終モデルとなる4代目は2002年に登場。主要コンポーネンツを「ランドクルーザープラド」と共用する、都会的で洗練されたスポーティなデザインとなりました。その後2009年には「ハイラックスサーフ」の販売を終了。本格クロカンのミドルクラスカテゴリーはプラドが担うという形になっています。

サーフと同時期にモデルチェンジを実施してきた4ランナーは、2009年に5代目が登場。現在も北米を中心に海外で販売されています。したがって、4ランナーは実質的にハイラックスサーフの後継車種ということになります。

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日本でも使いやすいサイズに力強いデザインが魅力

トヨタ 4ランナー 2014

2009年に北米で発表された新型4ランナーは、ハイラックスサーフの軽快感のあるイメージを残しつつ、よりダイナミックで洗練されたデザインになりました。登場からすでに10年以上が経過するロングセラーモデルではありますが、装備の内容や内外装デザインは定期的にブラッシュアップされていますので、2021年最新モデルはスタイリッシュさが感じられるデザインに仕上がっています。LEDヘッドライトも全車標準装備です。

ボディサイズは全長4,831mm×全幅1,925mm×全高1,816mm(SR5グレード/インチからミリ換算)となっています。同じプラットフォームを共有するプラドにやや近いサイズと言えばイメージしやすいでしょうか。全幅はややあるもののランドクルーザーより小さく、日本では扱いやすい大きさになるでしょう。

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機能性重視のインテリア、上級グレードはラグジュアリーな雰囲気も

トヨタ 4ランナー 2014

インテリア(内装)は、本格クロカンモデルらしいシンプルなデザインで、水平基調のダッシュボードパネルは中央部分にオーディオ/エンターテインメントをコントロールする8インチのディスプレイが設置されています。

グレードは主に快適仕様の“SR5”系とオフロード仕様の“TRD”系に分かれており、シート生地やインテリアカラーがそれぞれ異なります。

トヨタ 4ランナー リミテッド 2014

SR5系は5人乗りの他に3列シート7人乗りを選ぶこともできます。ベーシックグレードはオーソドックスなファブリック仕様となりますが、快適仕様の上級グレードのリミテッドにはパーフォレーテッドレザーの上質なシートが採用され、クローム仕上げのラグジュアリーなエクステリアパーツやJBLのプレミアムオーディオ、チルト&スライドムーンルーフが標準装備となる豪華仕様となります。

 

 

エンジンは1種類、駆動方式は個性に合わせて3種類が用意される

トヨタ 4ランナー リミテッド 2014

パワートレインは、4.0L V6ガソリンNAエンジンで、最高出力は199kW(270PS)/5,600rpm、最大トルクは278lb-ft(約377Nm/約38.4kgm)/4,400rpmで、トランスミッションは5速ATと組み合わせられます。グレードによって2WD(FR)もしくはパートタイム式4WDの設定となりますが、上級グレードの「リミテッド」はフルタイム式4WDの設定となります。

TRD系はパートタイム式4WDの設定にリアデフロック、マルチテレインセレクト、クロールコントロールが装備され、スタビライザーを油圧で制御する「キネティック・ダイナミック・サスペンション・システム」をオプションで選ぶこともできます。

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トヨタの先進安全運転支援システムを全車標準装備

トヨタ 4ランナー SR5 2014

安全装備に関しては、トヨタの先進安全運転支援システム「トヨタ・セーフティ・センスP」が全車標準装備となっています。この機能には、歩行者検知機能付プリクラッシュセーフティ(衝突被害軽減ブレーキ)、ダイナミック・レーダー・クルーズ・コントロール(時速25〜110マイル(約40〜177km/h)の範囲で作動)、レーン・ディパーチャー・アラート(時速32マイル(約51km/h)以上で作動)、オートマティックハイビーム(時速25マイル以上で作動)の機能が含まれています。

その他8エアバッグシステム、バックカメラ、空気圧モニターシステムなどが設定されています。

 

すでに日本で販売終了となってしまったハイラックスサーフのサイズ感やデザイン、本格的なオフロード性能が好きな方であれば、4ランナーは非常に魅力的なモデルとなるに違いありません。数は少ないですが、中古車で見つけたら即買いですよ!ぜひ探してみてはいかがでしょうか?

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