プロモーション
日本未発売のスズキ 7人乗りSUV 3代目XL7とは?
今回は日本では販売されていないスズキの3列シートSUVである3代目XL7を紹介します。 スズキ XL7は初代が1998年に発売された3列シートSUVで、2009年に2代目が生産中止になっていましたが、2020年にインドネシアで3代目が発売され、約11年ぶりに復活しました。 ここでは、XL7の特徴を、ボディサイズ、性能や価格の面から探っていきます。
更新日2021/05/18エクステリア:コンパクトながらタフさを感じさせるデザイン
スズキ XL7のボディサイズは全長4,450mm×全幅1,775mm×全高1,710mm、ホイールベース2,740mmで、現在日本で需要の高いコンパクトSUVに分類されます。
エクステリアは力強い印象を与えるフロントフェイス、フロントバンパーとリアバンパーは、アンダーガード状になっており、シルバーのアクセントと車両の下部を一周して覆っているブラックのプロテクションモールディングを採用することで、SUVらしいタフさを表現したデザインになっています。
さらにLEDリフレクターヘッドランプの採用によりフロントフェイスは美しい印象になり、大型のリアコンビネーションはLEDテールランプとストップランプの採用により3代目XL7の独特のデザインを表現しています。
100万円7人乗りSUV対決、トヨタ ヴァンガード vs 日産 3代目エクストレイル
インテリア:コンパクトだけど広い室内
XL7のインテリア(内装)はブラック基調のデザインにより洗練された印象を与えるとともに、赤・銀色に塗られたアクセントによりスポーティな印象を与えるデザインになっています。
ラゲッジルーム(荷室)は3列目使用時でも最大199Lの荷物を載せることができ、乗車人数や荷物の量に合わせて2列目・3列目をシートアレンジすることができ、ますます使い勝手のいいクルマになります。
さらに2列目シートを倒したときの奥行きは1,875mm。助手席も倒すことで2,820mmまで拡大できます。そのため、長くかさばるものの収納はもちろん、大人1人が十分横になることができるスペースを確保できます。
他にもXL7には長時間のドライブでも快適に過ごせるように収納付きのフロントアームレスト、換気されたカップホルダー、2列目にはウォークイン機構を採用したシート、アームレスト、スマートフォンホルダー、3列目にはアクセサリーソケットと1,000mlボトルホルダーなど便利なアメニティが装備されています。
7人乗り対決!SUVのエクストレイル vsミニバンのセレナ、結局どっちがいいの!?
パワートレイン:静粛性に優れた1.5L 直4エンジン
XL7のパワートレインには77kW(104.7PS)と138Nm(14.07kgm)を発揮する1.5L 直列4気筒K15Bガソリンエンジンを採用しており、優れた燃料効率を実現し、室内空間を広く保つために小さな寸法になっていながらも、高出力のトルクを提供、騒音や振動を抑える静粛性に優れており、快適な乗り心地を実現します。
さらにプラットフォームには湾曲したフレームで剛性が高く、優れた車両性能を提供しエネルギーを効率的に分散させ衝突の安全性を高めてくれる「HEARTECT」を採用し、高性能のパワートレインと組み合わせることで、優れた動力性能と燃費性能を実現しています。
安全性能:衝突安全性能を高める機能が充実
XL7にはクルマの安全機能として必須な正面衝突時に乗員を保護する「SRSエアバッグ」に加え、衝突安全を高める機能が充実しています。
リアバンパーの超音波センサーにより、クルマが後進しているときに障害物を検知し、障害物までの距離を知らせてくれる「リバースパーキングセンサー」。
ドライバーがハンドルを急に回したり、路面が滑りやすいときに車輪の滑りを検知し、自動的にエンジントルクとブレーキを調整し車輪の滑りを抑制してくれる「横滑り防止装置」を装備。
「電子制御ブレーキ付きABS」は、緊急ブレーキをした場合にABSがタイヤのロックを防ぐことで、ドライバーのステアリング操作をサポートし、電子制御ブレーキはクルマが満員の際など大きな負荷がかかる場合に、前輪と後輪に最適な力を分配し、制動距離を短縮してくれます。
他にもXL7のボンネット、フロントガラスワイパーエリア、フロントバンパーは歩行者との衝突時のケガを軽減するために衝撃を吸収する構造になっており、ボディデザインも衝突時にエネルギーを効率的に吸収し分散するように設計されています。
くわえて、エンジンコンパートメントの下にあるロードパスは、高速衝突時の衝突による被害を軽減してくれます。
価格:日本円で約200万円
気になるXL7の車両価格はインドネシア価格で、224,050,000〜259,200,000インドネシアルピアで、日本円に換算すると約171万〜198万円。
もし日本で200万円台で発売されることがあれば話題性を呼び、人気のクルマになるかもしれませんね。
今回はスズキの7人乗りSUV 3代目XL7を紹介しました。
現在はXL7が日本国内で発売されるという情報はないですが、現状、スズキの3列シートSUVは日本にはないので、導入が決まればより面白くなりそうですね。
今後のXL7の動きに要チェックです。