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【SUVで行きたい】沖縄県の海釣りスポット10選

沖縄の観光といえば海水浴やマリンスポーツが思い出されますが、実は今沖縄での海釣りが人気となっています。南郷情緒あふれる沖縄には、青い海に囲まれた漁港や堤防、サーフや断崖絶壁、そして離島などの様々な釣り場があり、日常を忘れて思いっきり竿を出せます。今回はそんな釣り沖縄県の海釣りスポットを紹介します。

更新日2021/07/06

沖縄県の海釣りの特長

沖縄県 海釣り

沖縄県の美しい海は、黒潮の影響によって亜熱帯地域の魚が多く生息し、グルクン、オジサン、イラブチャー、タマン、ミーバイ、ガーラ、マンビカー、カチューと釣れる魚種も本土とは全く異なります。そして、本島全域に渡りリーフに囲まれているために、多くの魚たちが寄ってきます。そのため沖縄の釣りポイントは本島全島にあります。しかし、近年では釣り禁止の漁港も増えているために事前の情報収集を忘れずに行い、近隣住民に迷惑をかけないような行動が求められています。

 

北部

ミズンやガチュン狙いの漁港 名護市「名護漁港(なごぎょこう)」

名護漁港は、沖縄県本部半島の付け根付近にある漁港で、漁港の堤防は足場もよく、テラス柵越しに堤防釣りを楽しめるのでファミリーフィッシングに向いた釣り場です。

また、港内の岸壁にもポイントが複数あり、狙える魚種も豊富なのでベテランでも十分に楽しむことができます。特にミズンやガチュンなどの回遊系の数釣りができ、サビキ釣りで小物を狙ってみると釣果アップが期待できます。

サビキ釣りではミジュン、ガチュンなどがターゲットで、ウキ釣り、フカセ釣りではチヌ、カーエーなどが狙えます。さらに、夜釣りは河口付近がガーラやタマンが好ポイントとなっています。他にもコチやガーラがルアーで、アオリイカやシルイチャーがエギングで狙えます。

住所:〒905-0013 沖縄県名護市城3丁目9
アクセス:沖縄自動車道・許田ICから約12分

 

美ら海水族館で魚の鑑賞もできる 国頭郡本部町「山川漁港(やまかわぎょこう)」

山川漁港は沖縄本島北部の本部町にある漁港で、堤防の外海側と内海側がポイントとなります。

一番人気が高いポイントの堤防の外海側は、足場は悪いが、魚影の濃さや大物が狙いやすいポイントとなっています。フカセ釣りでトカジャーなどが狙えます。内海側は足場が良くてファミリーフィッシングに人気のポイントで、足場から海面まで結構高さがあり堤防に柵もないので注意が必要です。

漁港内はミジュンやメッキ、カマスなどが回遊しますが全般に水深は浅く、魚が泳いでいるのが目視できるほど水質は綺麗です。また、南側の岸壁は水深があり、サビキ釣りで小型回遊魚やフカセ釣りでカーエーなど狙えるでしょう。

観光名「美ら海水族館の近くにあるので、釣りの前に沖縄の海と魚をチェックしておきましょう。

住所:〒905-0205 沖縄県国頭郡本部町山川
アクセス:沖縄自動車道・許田ICから約54分

 

中部

海の上を走る道路からイカを釣れる うるま市「海中道路(かいちゅうどうろ)」

与勝半島と平安座島を結ぶ全長4.75kmの県道で、浅い海域に橋ではなく水深の浅い海に土手を築いてつくられた沖縄の美しい海を体感できる道路です。

そして、海中道路にある堤防ではイカが釣れることでも知られており、人気の高いエギングポイントとなっていて、 サヨリ釣りも人気があります。ただし、遠浅の海となので、どこまでも浅く干潮時には釣りは不可能なので潮汐表を確認しておきましょう。

観光地としても有名な場所で、道路の途中には、海の文化資料館や特産品販売所、そしてレストランなどを併設した海の駅 あやはし館があり訪れる人でにぎわいます。

住所:〒904-2427 沖縄県うるま市与那城屋平
アクセス:沖縄自動車道・沖縄南ICから約29分

 

名物パヤオ漁の故郷 沖縄市「泡瀬漁港(あわせぎょこう)」

泡瀬漁港は、中城湾の北部に位置する沖縄市の漁港で、人工の漁礁を使って魚を集めるパヤオ漁と呼ばれる漁を行っていることで有名な地区です。

釣りポイントは堤防や岸壁ながあり、それぞれに異なる魚を狙って釣りができます。漁港内は砂地となっているので根がかりも少なく、初心者でもキス釣りが楽しめます。他にはヘチ際でミーバイなども狙えます。また、良型のチヌがフカセ釣りでは上がることでも知られ、ルアー釣りでメッキ、ミーバイ、冬にはタチウオも狙えます。

物足りないベテランの方は、沖堤防への渡し船も出ているので、泡瀬漁港は初心者からベテランまで楽しめる釣り場として人気があります。

住所:〒904-2172 沖縄県沖縄市泡瀬1丁目14
アクセス:沖縄自動車道・北中城ICから約15分

 

南部

歴史ある漁港で太刀魚狙い 南城市「馬天港(ばてんこう)」

馬天港は沖縄県南城市に位置する、かつてクジラ漁の拠点として利用されていた歴史ある港です。漁港の周りは水深が浅く漁港内や港口は水深がある釣り場で、タチウオが釣れることでタチウオ狙いのルアーマンに人気があります。
タチウオの他にも投げ釣りでキスが狙え、ウキフカセではチヌやカーエー、特に荒れた後などで濁りの入っている時にチヌがよく釣れます。さらに、漁港内はミジュンの回遊もありサーフ横の突堤などではアオリイカやガーラも釣れています。

また、那覇市からもアクセスしやすく、 投げ釣り、ウキ、垂らし釣り、ルアーなど色々な釣りが楽しめ、広々としているのでファミリーでも楽しめる釣り場です。

住所:〒901-1415 沖縄県南城市佐敷新開
アクセス:南風原道路・南風原北ICから約12分

 

那覇市内からもアクセスも良い好ポイント 糸満市「糸満漁港(いとまんぎょこう)」

糸満漁港は、沖縄本島の最南端にある大きな漁港で、大きな港なのでポイントも多く、様々な場所で多彩な魚種が狙える釣り場です。那覇市内からも60分弱とアクセスも良いことから、釣り初心者にも人気が出ています。

港内がポイントで、狙える魚はフカセ釣りでカーエー、チヌ、イラブチャー、投げ釣りでキス、そしてサビキ釣りではミジュン、ガチュンがターゲットとなり、群れが入れば数釣りが期待できます。また、漁港外側の護岸側では、タマン、ガーラ、ミーバイがヒットします。

市役所から沖に浮かぶのは糸満釣りイカダというファミリーや初心者も楽しめる釣り施設ですが、大型のガーラも回遊しているようです。

住所:〒901-0361 沖縄県糸満市糸満
アクセス:那覇空港自動車道・豊見城ICから約13分

 

名物の天ぷらを味わいながらガーラ釣り 南城市「奥武島(おうじま)」

奥武島は沖縄県南城市の島で本島からクルマで100mほどの橋を渡っていけます。そして島の東に奥武漁港にがあります。この漁港外側のテトラ周辺ではベイトを追ってガーラが寄ってくるので、夜釣りで狙ったりタマンも夏にはターゲットになります

また、橋を渡ってすぐの漁港の堤防は小さな堤防は足場はよく、家族連れには人気となっています。狙える魚種も様々で、オヤビッチャやミジュンといった小物の数釣りはお子さんにも楽しめます。さらに、大型のガーラやタマンなどの大物も釣れるので、大物狙いのベテランにも満足できる釣り場です。

また、エギングでも有名なポイントとなっていて、シーズン中はエギングをしている釣り人をよく見かけます。特に秋~冬にかけてはイカの数釣りも楽しめるようです。

奥武島は漁業が盛んな島なのでで、島内には鮮魚を扱った店がたくさんあります。中でも天ぷらが人気なので、天ぷらを食べながらの釣りもおすすめです。

住所:〒901-0614 沖縄県南城市玉城奥武
アクセス:南風原道路・南風原南ICから約50分

 

島部

南国のビーチでしらない魚に出会う 島尻郡座間味村 「座間味島(ざまみしま)」

沖縄本島からフェリーに乗って1~2時間ほどでアクセスできる慶良間諸島の座間味島は、沖縄でも特別な透明度の海です。そんなところから、座間味島では海を泳ぐ魚を見ながら釣れるウキ釣りがおすすめです。また、座間味漁港からポイントまで船で大物を釣るのもおすすめです。狙える魚はウキ釣りなら、クワガナー、ジューマー、カタカシが釣れます。

入り組んだ地形と少し沖は外洋にぶつかるという条件から磯釣りも沖釣りも共に楽しめて、ウキ釣り以外に、ぶっこみとフカセで、船釣りではカツオ、タマン、グルクン、イロブダイなどあらゆる魚種が狙えます。

エギングでは岩礁帯に回遊してくるアオリイカやコブシメをサイトフィッシングで狙え、2kg超の大型が釣れることもあります。

住所:〒901-3402 沖縄県島尻郡座間味村座間味
アクセス:泊港からフェリーで50分~70分

 

島全体がまるで天国 宮古島市「佐良浜港と伊良部島(さらはまぎょこうといらぶしま)」

宮古島での釣りはロウニンアジ、ミナミクロダイやオキナワキチヌといったクロダイの仲間やアオリイカといった大型の魚種を釣れるエリアです。

中でも、伊良部大橋を渡って行く佐良浜港は、堤防や沖堤があるので波は比較的穏やかです。この防波堤には渡し舟で渡ることができ、2,400mの長い堤防で堤防釣りを楽しむことができます。また、魚種も豊富で釣り方しだいで様々な魚を釣ることができます。

佐良浜港のある伊良部島には、伊良部大橋を渡って左手にもう一つの港の長山港があります。ここは堤防が非常に長く南東方向からの風が吹くと魚が寄ってきやすい釣り場となっています。

さらに、伊良部島の北西部に多くの巨岩が沖合に転がる風景の海岸の佐和田の浜があり、観光名所でもありますが、岩の隙間に魚が潜んでいるので、ゆっくり釣りをしたい方におすすめのポイントです。

住所:〒906-0421 沖縄県宮古島市平良池間
アクセス:平良港から約36分

 

本島から15分のキャロットアイランド うるま市「津堅島(つけんじま)」

津堅島は小さな島ならではの雰囲気と美しいビーチが魅力です。また、ニンジン畑があちこちで見られることからキャロットアイランドという別名でも呼ばれるのんびりとした島です。

津堅島へはうるま市の平敷屋港からフェリーや高速船で渡れます。釣り場は漁港から少し離れた波止場などが良いポイントです。漁港内は釣りが禁止されているので注意しましょう。

津堅島の海はエギングで釣りをすると、アオリイカやコウイカが釣れます。エギングをすると入れ食い状態になるほど良く釣れます。また、ウキフカセでもジューマーやベラ、イシミーバイといった魚が釣れています。

また、津堅島の北側にはリーフが長く伸びていて、周辺は数が釣れるグルクン釣りのポイントであり、トカジャー、ヒレーカー、ミーバイ、サーラ、ガーラ、カチュー、シジャー、マンビカーなども狙えます。

住所:〒904-2317 沖縄県うるま市勝連津堅
アクセス:平敷屋港から高速船で約15分

 

沖縄の海釣りスポットはいかがでしたか?本土とはまったく異なるロケーションも楽しめますし、釣れる魚も見たことない色や姿で名前も初めて聞くものばかりですね。釣りを極めた方も、これから始めたいという方も、沖縄の海に来ればこれまでの釣りのイメージがガラリと変わるかもしれません。そして、もう一度来たい!釣りたい!と思うことでしょう。沖縄の海にはそんな魅力と魔力が秘められています。

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文・SUV FREAKS編集部

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