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【SUVで行きたい】関東のワカサギ釣りスポット20選
凍った湖の上に穴を開けて釣るワカサギ釣りは冬の釣りの醍醐味の一つです。しかし、関東近郊では無理なのでは？と思われていませんか？実は関東の凍結しない湖でもワカサギ釣りは楽しめるんです。そこで、冬に自慢の自慢のSUVで行きたい関東のワカサギ釣りスポットを紹介してみます。
更新日2022/02/09東京都
首都圏の水瓶でワカサギ釣り「奥多摩湖(おくたまこ)」
東京都でワカサギ釣りができるスポットとしては唯一、山梨県との県境に近い西多摩郡にある奥多摩湖がワカサギ釣りスポットです。山間部のために寒冷であることや、水質調査のためにワカサギの卵を放流していることがその理由といえ、10月中旬～冬の期間にはワカサギ釣りが楽しむことができます。
ただし、レンタルボートやドーム船はないのでポイントまで歩く事になりますが、奥多摩湖は水道局が管理しているので入漁券は必要ありません。ポイントとしてはドラム缶橋とも呼ばれる麦山浮橋や、上流の留浦付近にも浮き桟橋があるのでおすすめです。
ワカサギ釣りにはマイナーな奥多摩湖ですが、釣り人も少なく落ち着いて釣りが楽しめます。ワカサギ以上にヘラブナのメッカなので奥多摩の深い紅葉を眺めながら長時間でも飽きずにいられます。都内からのドライブは景色も良く、日帰り温泉施設などにも立ち寄りながらワカサギ釣りが出来るスポットです。
住所：〒198-0212 東京都西多摩郡奥多摩町原
アクセス：首都圏中央連絡自動車道・青梅ICから約56分
神奈川県
アクセス抜群で大漁も可能！「相模湖(さがみこ)」
相模川をせき止められた人造湖の相模湖は、とにかく首都圏から近いのが魅力で良く釣れる有名な人気スポットです。ここでは釣り船かドーム戦でのワカサギ釣りとなります。
相模湖でのワカサギ釣りは9月解禁で、水温が下がるにつれて釣果も上がりピークとなる11月頃には1,000匹を超すこともあるほどです。
ワカサギ釣りは女性やお子さんでも楽しめるので、ぜひ釣行を計画されてみてください。毎年11月～3月の運行されるワカサギ釣りドーム船なら女性やお子さんも安心して釣りを楽しめます。狙い目は雨が降った後などで、とにかくワカサギは多くいるので手早く釣ることで釣果もどんどん上がるでしょう。
また、相模湖畔には商店街が多くあるので、ワカサギ釣りをした後にはワカサギ定食もおすすめです。
住所：〒252-0171 神奈川県相模原市緑区与瀬317-1
アクセス：中央高速道・相模湖東ICから約10分
宮内庁御用達のブランドワカサギが釣れる「芦ノ湖(あしのこ)」
箱根町に位置する芦ノ湖は標高が高いた夏でも水温が低く、ワカサギは8月から12月までと関東で最も早くからワカサギ釣りが楽しめる湖となっています。そのため、暖かい季節から楽しめるので、家族連れやワカサギ釣りビギナーには最適です。
また、芦ノ湖産のワカサギは、宮内庁に献上されるブランド魚なので味は絶品です。
芦ノ湖はレンタルボートなどボート釣りが主体となります。水温の高い時期はワカサギがまとまっていないので、こまめにポイントを移動するのがコツです。また、ワカサギ以外の魚も多いのが特徴で、ニジマスやヒメマスがかかることが良くあり、せっかくなので持ち帰って美味しくいただきましょう。
そして芦ノ湖の周囲は神奈川県を代表する観光地であり、噴煙をあげる大涌谷や箱根ロープウェイ、資料館、箱根登山鉄道など見どころも多く、温泉もあり、多くの日帰り入浴施設があるのも人気の理由となっています。
住所：〒250-0522 神奈川県足柄下郡箱根町元箱根
アクセス：小田原箱根道路・箱根新道 山崎ICから約28分
首都圏からのアクセス抜群の大自然でワカサギを釣る「丹沢湖(たんざわこ)」
神奈川県西部の丹沢大山国定公園内にある丹沢湖は、三保ダムによって誕生した多目的ダムで、ブラックバス釣りで人気の釣りスポットです。また、ワカサギ釣り大会も開催される秋からのワカサギシーズンは、紅葉時期とも重なり、都心からのアクセスも良いことから、多くの人が訪れる人気スポットです。
ワカサギのシーズンは11月〜2月で、ボートの持ち込みは禁止されていますが、レンタルボートを利用することができます。また、湖にかかる橋の上からも釣るのもOKです。
丹沢湖から約6分のところには日帰り温泉入浴施設の中川温泉 ぶなの湯があり、水酸化物イオンの濃度の高いアルカリ性単純温泉が冷えた体に染みます。また、大井松田ICからの途中にある道の駅 山北では、地元産の味と香りに優れた足柄茶や山北産ゆずと自家製青唐辛子を使った柚子こしょうといったお土産を購入できます。
住所：〒258-0113 神奈川県足柄上郡山北町
アクセス：東名高速道路・大井松田ICより約60分
中級～上級者向けの隠れた名所「津久井湖(つくいこ)」
津久井湖は、圏央道を利用することで首都圏からのアクセスが良い、相模原市北部にある相模湖の下流に位置する人造湖です。
レジャー施設などはなく、釣りに集中できる環境のスポットとなっています。
津久井湖のワカサギが釣れるシーズンは例年10月頃〜3月頃で、中が暖かいドーム船を使ったワカサギ釣りが人気です。
相模湖と津久井湖の違いは、相模湖は初心者でも楽しめますが津久井湖はポイントの発見が難しく、中級～上級者向けの釣り場といえます。しかし、年によっては1日で1,500匹以上も釣れるなど、ワカサギ釣りの隠れた名所ともいえます。
また、津久井湖は相模湖の下流にあるので、栄養価の高い水質によりワカサギのサイズが大きく臭みも少ないことも特徴です。そして16号線方面から来られるなら大規模なショッピングセンターも途中にあるので行きも帰りも便利な釣り場といえます。
住所：神奈川県相模原市緑区
アクセス：圏央道・相模原ICより約10分
栃木県
紅葉の中で1,000尾超を狙える「中禅寺湖(ちゅうぜんじこ)」
全国的な観光地である奥日光の景勝地である中禅寺湖は、自然で作られた湖では一番標高の高い位置にあり、山々が紅葉に染まる秋になるとボワカサギ釣りが楽しめます。
中禅寺湖でワカサギ釣りができる期間は9月20日～10月31日です、間は8時から午後16時までで、釣りはレンタルボートで楽しむことになります。
扱いやすい仕掛けでたくさん釣れるワカサギは釣り初心者でも楽しみやすく、中禅寺湖なら腕に覚えがあれば1,000尾超の釣果も期待できます。また、まったくのビギナーでも100尾釣ることも不可能ではありません。
そして、釣ったワカサギは天ぷらやフライで美味しく食べられ、食べて美味しく、アタリを得やすいワカサギ釣りはビギナーにもおすすめです。
住所：〒321-1661 栃木県日光市中宮祠
アクセス：東北自動車道・宇都宮ICから約65分
日本最大の遊水地は水鳥の天国だった「谷中湖(たになかこ)」
渡良瀬遊水地は栃木県、群馬県、埼玉県、茨城県の4県にまたがる3ヶ所からなる日本最大の遊水地で、その中の第一調節池が谷中湖と呼ばれています。
谷中湖のワカサギ釣りは10月中旬から2月一杯がシーズンですが、クルマで60分圏内に赤城大沼や梅田湖、東古屋湖など有名な釣り場があるので釣り場としてはマイナーな釣り場となっています。しかし、逆にワカサギ釣りでは穴場的なポイントとなっていて、のんびりとした時間を過ごせます。
ボート釣りは禁止されているので岸釣りだけとなり、釣りが許可されているのは、谷中ブロックと南ブロックで、他のエリアは釣りが禁止されているので注意が必要です。
谷中湖の湖畔には、鳥類や植物などの絶滅危惧種も多く生息し、特に水鳥の生息地として国際的に重要な湿地としてラムサール条約にも登録されています。そしてその湖畔には、バーベキュー場、道の駅などがあり、釣りだけではなくアウトドアや野鳥観察などで多くの人が訪れる場所となっています。
住所：栃木県栃木市藤岡町藤岡
アクセス：東北自動車道・館林ICより約45分
千葉県
将来性のある釣り場を今からキープ！「亀山湖(かめやまこ)」
房総半島の中心にある亀山湖は、ブラックバス釣りやへら鮒釣りの人気フィールドになっています。そして、水温が下がる11月中旬～3月上旬頃にはワカサギ釣りも解禁されます。
比較的新しくて広大なダム湖のためにワカサギの動向がつかみにく、安定した釣果は難しい釣り場ですが、地道な放流＆孵化事業や自然産卵も含め、今後はワカサギの魚影も濃くなる期待もあるスポットスポットです。
また、湖畔には亀山温泉 湖水亭嵯峨和があり、コーヒーの様な色をした茶褐色の炭酸水素塩は、体を芯から温めてくれます。さらにクルマで約9分の所にある道の駅きみつふるさと物産館には、地元農家の旬のとれたて農産物や、お酒、加工品、工芸品、衣類染物の販売の他、喫茶・お食事処が利用できます。
ワカサギ釣りの後には温泉に浸かり、地元の特産品を食べるなどして房総の自然を味わいましょう。
住所：〒292-0524 千葉県君津市 川俣旧川俣
アクセス：圏央道・木更津東ICから約30分
釣り以外の楽しみも豊富な「高滝湖(たかたきこ)」
高滝湖は千葉県の房総半島にあり、周囲にはサイクリングコースが整備され、水と彫刻の丘や市原湖畔美術館もあるなど見どころが豊富な観光スポットです。毎年高滝湖のワカサギ釣りは、ボート、ドーム桟橋、オカッパリ(陸釣り)という多彩な釣り方が選べるのも人気の理由となっています。6,000～7,000万粒の卵放流を行うワカサギ釣りは10月の第2土曜日〜翌年の3月末日までとなっています。
寒さをしのげるドーム桟橋も快適ですが、ボート釣りが圧倒的に釣果が高くなります。
ワカサギ料理では定番の天ぷらほかにも、醤油にザラメを溶かした甘辛い汁を使い、落とし蓋をして煮含めるクギ煮がおすすめです。
住所：〒290-0555 千葉県市原市高滝
アクセス：圏央道・市原鶴舞ICから約5分
埼玉県
登録有形文化財のダム湖でワカサギ三昧「間瀬湖(ませこ)」
埼玉県本庄市に位置する間瀬湖は、秩父の山並みに近く、木々に囲まれた雰囲気の良い湖となっています。また、都心からもアクセスが良いことから近年では人気の釣り場となっていて、ワカサギの解禁は11月1日とやや遅めで3月末までとなっています。この間瀬湖ではワカサギ釣りに力を入れており、ワカサギの層を釣ることができれば300～500尾ほどの釣果も期待できます。
間瀬湖のワカサギ釣りはボート釣りがメインとなりますが、岸沿いにいくつか設置された桟橋からの釣りも良い釣果があります。
間瀬湖は秋に周りの山々の紅葉が湖面に映り、釣りをしながら紅葉刈りも楽しませてくれます。さらに東日本に残る最古の農業用重力式コンクリートダムとなっていて、国の登録有形文化財とされるなど、ダムマニアにも注目のスポットとなっています。
住所：〒367-0214 埼玉県本庄市児玉町小平2237
アクセス：関越自動車道・本庄児玉ICから約30分
練馬から1時間以内でワカサギ釣り！「円良田湖(つぶらたこ)」
円良田湖は埼玉県寄居町と美里町とにまたがる周囲4.3kmの人造湖で、鐘撞堂山と大槻峠の南陵に囲まれた谷間にある素晴らしい自然の中で、釣りやハイキングのスポットとして人気があります。
ワカサギ釣りは、寄居町観光協会が管理し放流にも力を入れているため、11月1日〜3月20頃と釣り季も長く、厳冬期にも釣りが出来るのも魅力となっています。釣り方はボートのほか、複数の桟橋で気軽に釣りができます。ただし、水温がそれほど下がらない事などで、釣果にムラがあるので、中級者〜上級者など腕に覚えのある方の釣り場といえるでしょう。
住所：〒369-1205 埼玉県大里郡寄居町末野2155
アクセス：関越自動車道・練馬練馬ICからら約56分
不便さを感じても釣果が期待できる「名栗湖(なぐりこ)」
名栗湖は、名栗渓谷沿いに県道を上った先にある周囲約4kmの湖です。ダムの上流に民家がないことから水の透明度も良く、ワカサギ釣りには最高の環境です。釣り解禁日は11月1日〜3月31日で、陸釣りのほか、名栗湖の特徴と言えるワカサギ釣り専用のカヌーボートから釣ることもできます。
ワカサギは天候によって泳ぐ深さが上下しますが、底付近にいるほうが、足が遅いので釣りやすくなります。また、良型ワカサギも多く、満足度と200匹を超える高い釣果も望めます。
湖周辺は開発されていないので大自然を満喫できますが、そのかわり飲食店や釣り具店がないので事前に準備が必要です。
住所：〒357-0112 埼玉県飯能市下名栗
アクセス：圏央道・狭山日高ICより約39分
栄養が豊富な湖で大きく育ったワカサギを釣る「神流湖(かんなこ)」
神流湖は群馬県と埼玉県との県境に首都圏の水がめとして造られ、ダム百選に選定された群馬県最大の規模を誇るダムです。そして冬は、湖面は氷結しませんが、桟橋や、ボートでワカサギ釣りを楽しむことができる湖となります。
神流湖は栄養が豊富な湖といわれ、ワカサギもサイズが大きく成長して15cmクラスも釣れています。ワカサギの解禁日は例年10月～11月です。ボート店が数ヵ所あり、農協ワンド、犬目ワンド、柚木沢ワンド、琴平橋上下、アブ沢ワンドなど多くの好ポイントが点在しています。
広大な湖ということと、湖底は水深の変化が大きいので群れを予想しづらいので、群れを追える魚探などを用意してボートでの釣りがおすすめです。
湖畔周辺には、温泉や宿泊施設もあるので、レジャーを楽しむには最適な環境となっています。
住所：〒367-0313 埼玉県児玉郡神川町大字矢納
アクセス：関越自動車道・花園ICより約55分
群馬県
憧れの氷上釣りならここ！「赤城 大沼(あかぎ おおぬま)」
関東でもワカサギの氷上釣りができるスポットなのが赤城山の山頂カルデラにある火口原湖 赤城 大沼です。大沼は標高が約1,350ｍの場所にあるため冬になると全面氷に包まれ、湖の氷にドリルで穴をあけて釣り糸を垂らす、これぞワカサギ釣りという醍醐味を味わえます。
氷上でのワカサギ釣りができる期間は1月上・中旬の氷が規定の厚さまで結氷次第 ～3月末で、時間は7時～15時となります。アクセス方法では、道の駅ふじみ(富士見温泉)に車を置いて、バスで山頂エリアに行くことをおすすめします。
全面結氷した氷の上なので、釣りたてのワカサギをフライにして食べることも出来ます。異世界のような非日常空間で食べるワカサギは、どんな高級料理よりも絶品ですよ！
住所：〒371-0101 群馬県前橋市富士見町赤城山
アクセス： 関越自動車道・前橋IC または赤城ICから約70分
氷上で釣果もサイズも期待大！「榛名湖(はるなこ)」
関東のワカサギ釣りのメッカといえば群馬県西部にある榛名湖です。その魅力は何といっても氷上での釣りができる貴重な釣り場だからです。また、近年魚影も濃くなり、ワカサギのサイズも良い上に魚体も綺麗なことから人気スポットとなっています。
そしてワカサギを狙えるシーズンが長く、ボート、氷上と釣り方も季節によって変わるのもリピーターが多い理由となっています。
秋のワカサギ釣りはボートからですが、秋はワカサギの群れができにくいのでボートを移動しながら好ポイントを狙えば釣果も期待できます。
お待ちかねの氷上釣りは年明けで、氷の厚さが十分な厚さになったら解禁されます。氷上釣りが解禁されると、キャンプ場のようにテントが点在する榛名湖の冬の風物詩が見られます。
また、近郊には伊香保温泉もあるので、氷上で冷えた体を温めてくれます。日帰りでも宿泊でも楽しめますよ。
住所：〒370-3348 群馬県高崎市榛名湖町
アクセス：関越自動車道・渋川伊香保ICから約35分
無印良品が氷上釣りをプロデュース？「バラギ湖(ばらぎこ)」
群馬県吾妻郡嬬恋村にあるバラキ湖は無印良品・カンパーニャ嬬恋キャンプ場が運営する小規模の湖です。そして、バラギ湖は冬場に氷厚は30cm以上となり、 1月下旬から3月上旬の約1ヵ月限定で氷上でワカサギ釣りが行える、氷上のワカサギ管理釣り場となっています。また、ワカサギ釣り教室も開催され、初心者でも釣りを楽しめるようになります。
バラギ湖の氷上からは、まるでカナダや北欧の湖で釣りをしているよう大パノラマが広がるロケーションも魅力となります。
さらに、バラギ湖から車で1分ほどにある日帰り温泉施設 嬬恋村 バラギ温泉 湖畔の湯でゆっくりと身体を温めてから帰ることもおすすめします。
住所：〒377-1611 群馬県吾妻郡嬬恋村干俣
アクセス：上信越自動車道・小諸ICから約52分
100匹オーバーを狙うならココ！「鮎川湖(あゆかわこ)」
鮎川湖は群馬県の南西部に位置する、藤岡市の郊外にあるワカサギ釣りができる管理釣り場です。シーズンを通して、釣果の実績も高く、初心者でも100匹を目標に出来るほど魚影が濃い釣り場となっています。釣り方はレンタルボートの他、桟橋からも手軽に楽しめ、例年11月1日頃より翌年3月31日頃までのシーズン中には多くの釣り客で賑わいます。
藤岡市は関越自動車道、上信越自動車道、そして北関東自動車道がクロスする交通の場所で、藤岡ICからも近いために都心からのアクセスも良いのが魅力です。
市内には、世界文化遺産に登録された高山社跡や、巨岩・奇岩が並び、天然記念物に指定される三波石峡、さらに5世紀前半につくられ国の史跡に指定された白石稲荷山古墳など、見どころも豊富なので、釣り帰りにはぜひ立ち寄ってみてください。
住所：〒375-0045 群馬県藤岡市金井422
アクセス：上信越自動車道・藤岡ICから約12分
名水育ちのワカサギを釣れる自然湖沼「梅田湖(うめだこ)」
梅田湖は群馬県桐生市の鳴神山、赤雪山、三境山に囲まれた山間部に位置し、桐生川ダムとも呼ばれている自然湖沼です。森林浴の森日本百選、また水源の森百選にも指定される桐生川源流林を水源としており、湖の周辺には人家が少なく生活用水の流入がないために水質がよく、魚類が生息するには適した環境となっています。
冬季のワカサギ釣りは、吹き抜ける風が厳しいので防寒対策が必要ですが、湖面が凍結しないのでボートからの釣りとなります。ワカサギ例年10月上旬～3月下旬に解禁され、両毛漁業がふ化率を上げた卵を数千万個放流しており、最盛期になると1,000匹以上釣れる釣り場となっていて、ニジマスが掛かることもあります。
住所：〒376-0601 群馬県桐生市梅田町
アクセス：北関東自動車道・太田桐生ICより約45分
良型も狙えるけど解禁日に注意！「碓氷湖(うすいこ)」
碓氷湖は群馬県安中市の碓氷峠近くに位置し、湖にはワカサギを始めとした魚たちが生息しており、岸からの釣りが出来ます。
冬季のワカサギ釣りは、釣果に波がある上級者向きで、周辺に釣り具店やレンタル用品店もないので初心者が手軽に釣りをするのは難しいかもしれません。上州漁協管轄でワカサギの放流が行なわれているほか、自然繁殖もしているようで最近では型の良いワカサギが釣れています。
ワカサギ釣りの期間は3月上旬～下旬、6月上旬～9月下旬、10月上旬～12月下旬と複雑なので、事前に確認することが必要です。
また、周辺には通称めがね橋のアプトの道を始め、峠の釜めしで有名な横川駅や、霧積温泉、霧積湖、碓氷峠鉄道文化むら、そして義山や軽井沢といった見どころに近い位置にあるので、釣りだけでなく観光も楽しみましょう。
住所：〒379-0307 群馬県安中市松井田町坂本
アクセス：上信越自動車道・松井田妙義ICより約20分
茨城県
脂の乗った大ぶりなワカサギを釣って食す！「霞ヶ浦(かすみがうら)」
茨城のワカサギは全国トップクラスの漁獲量を誇ります。特に汽水湖である霞ヶ浦はプランクトンが豊富なのでワカサギの成長も早く大きく育ちます。
東京からも近場のため人気のワカサギ釣りスポットで、霞ヶ浦北浦ではボート釣りと多くのポイントで陸釣りができます。なお、1月21日から2月末日、5月1日から7月20日までの間は禁漁期間となります。
禁漁期間に入る前日までが冬場がピークとなり、釣果も数時間で100～150匹などうまく群れに出あえればかなり釣れます。また、春になるとビックミノーを使った釣りをする方も多くいます。
また、汽水湖とうことで海の魚や、40cmもの大きくなペヘレイという魚なども釣れ、このペヘレイも美味しく食べられるようです。
地元では、脂の乗ったワカサギを煮干し、焼きワカサギ、佃煮、甘露煮、唐揚げ、天ぷらと多彩な食べ方がされていて、近郊のお店で食べられるのも霞ヶ浦の大きな魅力です。
住所：〒300-0214 茨城県かすみがうら市坂924
アクセス：常磐自動車道・桜土浦ICから約40分
関東地方のワカサギ釣りスポットを紹介しましたが、やはり注目は氷上で穴釣りが出来る群馬県ですね。もちろんボートでも十分楽しめるスポットも多いのですが、一度は氷上でのワカサギ釣りに挑戦してみませんか？今度の釣行には関東でワカサギ釣りの予定をたててみましょう。